2007/04/02 - 2007/04/05
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icchan4970さん
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ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」の名所を巡ってきました。
ラングドンになったつもりでね。
ローマ滞在は3泊4日で、そのうち名所巡りは2日間で完了!初めてのローマにしては、意外とすんなり回れました。
行きの飛行機では、文庫版の「天使と悪魔」を再読したので、ストーリーを思い出せて良かったです。
小説と同じ順番では行きませんでしたが、小説の順番で紹介していきます。
この4行の詩がキーワードです
「悪魔の穴開くサンティの土の墓より
ローマに縦横に現れる神秘の元素
光の道が敷かれ、聖なる試練あり
気高き探求に天使の導きあらん」
充実したローマ旅行でした。
小説の映画化が楽しみです。
ちなみに、ローマの後は、パリへ行って「ダヴィンチコード」を巡る旅をしてきました。
宿泊情報
1泊目:
Italia Inn(日本人経営)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~roma/87189511/
ツイン1泊45ユーロ。ホームページからメールで予約。
安くて良かった。初ローマで夜到着だったが途中の教会まで迎えに来てくれた。
2、3泊目:
EXPRESS BY HOLIDAY INN SAN GIOVANNI、
http://e.his-j.com/shop/hotel/s_detail/ROM00056
ツイン1泊20000円。HISで予約。
きれいでゆったりした部屋。朝食が充実していて良かった。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
-
さあラングドンの足跡を追う前に、ローマパスを買っておきましょう。
3日間ローマ市内の乗り物(バス、電車、地下鉄、とラム)が乗り放題。そして、美術館や名所が2箇所無料で入場できますよ。
料金は20ユーロです。かなりお得です。 -
まずバチカン美術館を紹介します。
バチカン美術館の中には、コンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂があります。
システィーナ礼拝堂の内部は、写真撮影禁止になっていました。
↓バチカン美術館のホームページへリンク
http://mv.vatican.va/2_IT/pages/CSN/CSN_Main.html
礼拝堂のなかは壁、天井の全てが芸術的な絵画で埋め尽くされており、荘厳な雰囲気でした。
正面の壁画は、ラファエロの「最後の審判」で天井画はミケランジェロと礼拝堂自体が美術館ですね。
ちなみに、礼拝堂は枢機卿が閉じ込められた状態で選挙を行うという場所です。しかし、2005年の選挙から閉じ込めるということはしなくなったみたいですね。 -
システィーナ礼拝堂へ行く途中、壁や天井は宗教画で埋め尽くされています。さすがバチカン美術館。
枢機卿たちもここを通ったのかな? -
ちなみにバチカン美術館へ入るには、本当にものすごい行列です。
入場するのに2時間並びました。
ラングドンなら顔パスで入れるだろうね。 -
スイスから飛んできたラングドンは、記録保管所にあったガリレオの図表を解読し、啓示の教会を見つけ始めた。
まずは、ラファエロの墓があるパンテオンへ! -
「悪魔の穴開くサンティの土の墓より」
これがパンテオンの「悪魔の穴」です。
ここから悪魔が逃げていったという逸話だったかな。。。 -
「ラファエロ・サンティ」の墓です。
さすがにここは人だかりができてました。
危うく見逃すところでした。 -
ラファエロの墓の上にこういう記念碑があります。
これを目印に探しましょう。
パンテオンじゃないみたいだ。。。
「サンティの土の墓」とは、「ラファエロの墓」ではなく「ラファエロが設計した墓」だったのです。 -
「ラファエロが設計した墓」ポポロ教会へ到着!
-
ポポロ教会内の周囲には、8つの礼拝堂があります。
内部は芸術的な彫刻、宗教画があり、教会自体が美術館です。
礼拝堂を1つづつ順番に見ていきます。
礼拝堂の入り口には、ボタンがあって、そのボタンを押すと礼拝堂の照明が付くようになっていました。
礼拝堂の入り口が開いているところがある。
中に入って良くみると、「あった!ビラミッドだ!」
これがキージ礼拝堂です。
両側の壁にピラミッドに楕円の浮き彫りがあります。
教会に着いたのは夜6時ごろでしたが、間もなくミサが始まりました。イタリア語で「ミサ」は、「MASS」と書くんですよね。
小説の最後でも、「MASS」をイタリア語の「ミサ」と英語の「質量」をかけた駄洒落がありましたね。
礼拝堂の入り口が開いてるところがもう1つありました。人が集まっていたので、有名な絵画が飾ってあるんだろうなぁとちらっと覗いてみました。後で調べたらカラヴァッジョの絵があったんですね↓
http://www.europe-z.com/tabi/it200206/d36n.html -
礼拝堂の中にありました!
ベルニーニの彫刻「ハバククと天使」です!
「土」の目印を発見しました。
「気高き探求に天使の導きあらん」
天使が指差しています。
その方向には何があるのか。。。
「空気」を示すものがあるらしい。。。
※ここから地下へ降りられそうなところは無かったです。あっても降りたくはないですが。 -
サンピエトロ広場へやってきました。
「空気」を示すものはどこにあるのだろう。。。
広場は広いぞ〜。
探すの大変だな〜。 -
なんとあっさり見つかりました!
「空気」の発見です。
オベリスクの近くにありました。
2つの星に5本の息。
息が空気ですね。
息の方向へ向かってみます。
今度は「火」です -
サンタマリアデラヴィットリア教会へ到着!
地下鉄の駅から10分ほど歩いたところにあります。 -
これが「火」を表す「聖テレサの法悦」です!
官能的です。
天使の矢が示す方向には、「水」を示すものがあるはずです。 -
さあ、やってきました。ナヴォーナ広場です。
ここにもオベリスクがあります。
「水」を示す「四大河の噴水」を発見!
なんと工事中です!
ガーン。。。 -
彫刻はなんとかガラス越しに見ることができました。
ここでラングドンが格闘したんだなぁ〜、とイメージを膨らます。
広場では絵描きさんがいて、似顔絵を描いてました。 -
オベリスクのてっぺんには、ありました!
ハトの銅像です。
ハトが向いている方向に最終目的地があるはず。。。
※ローマには、本当にあちこちにオベリスクがあって驚きます。ちゃんと見るとエジプト象形文字が書かれていますね。 -
ハトが向いている方向にあるのは「サンタンジェロ城」です。
ここがイルミナティの隠れ家だったんです!
サンタンジェロ城の橋の両側にもベルニーニの彫刻がずらっと並んでいます。
ラングドンはテレビ局の車のクレーンで上げてもらって、上から城へ入りましたが、正面から入ることにします。危ないですからね。。。
ローマパスを持っているので無料で入れます。
得した感じです。 -
坂を上っていくと上のほうに人影が。。。
頂上にある彫刻の下あたりが、イルミナティの隠れ家ですね。
ヴィットリアが捕まっていたところです。 -
サンタンジェロ城からバチカンを眺めるとこんな感じです。
ヴィットリアを助けたラングドンは、パセットを通って、バチカンまで行ったわけですね。
バチカンで一悶着あって、ラングドンは反物質とともにヘリコプターで大空へ。。。 -
そして、ラングドンはテヴェレ川へ落下しました。
しかし、ラングドンは奇跡的に一命を取り留めたわけです。 -
長い1日(本当は2日だけど)だったなぁ〜
ホテルでゆっくり休もう。。。
ラングドンは「ホテルベルニーニ」に泊まりましたね。
確かサンタマリアデラヴィットリア教会へ行く途中にホテル・ベルニーニがあったのですが、写真を撮り忘れました。
このホテルも小説の重要な名所だったのに。。。
↓このホテルかなぁ〜? 5つ星だ!
http://www.berninibristol.it/
私が泊まったHolidayInnはきれいでお値打ちで良かったですよ。
これだけ回るとかなり歩きます。
実際に回った順番は、
1日目
1 サンピエトロ広場
2 サンタンジェロ城
3 パンテオン
4 ナヴォーナ広場
5 トレビの泉(小説とは関係ありません)
6 スペイン広場(小説とは関係ありません)
7 サンタマリアデラヴィットリア教会
8 ポポロ教会(キージ礼拝堂)
2日目
1 バチカン美術館(システィーナ礼拝堂)
ラングドンになった気分で満喫したローマ旅行でした。
また行きたいですね。 -
番外編:トレビの泉です
コイン投げてきました。 -
番外編:コロセウム(コロッセオ)
ローマ遺跡も堪能してきました。
ここでもローマパスが使えますよ -
番外編:CAMPOLEONE駅
テルミニ駅から30分ほど行った田舎の駅です。
間違えた電車に乗って来てしまいました
テルミニの次の駅へ行く予定がナポリ行きの特急に乗ってしましました。
この駅のベンチで電車を待っていると2人組の若者から声をかけられました。
一人はペンを貸してくれと言ってきたのでペンを貸してあげました。もう一人がお金をめぐんでくれと言ってきました。どうも二人組みで旅行者のカバンをひったくる連中のようだったので、自分のかばんをたぐりよせて事なきを得ました。
こんな田舎にもそういう連中がいるんだなぁ〜
夕方のラッシュ時の地下鉄でもスリに遭遇しました。
ズボンのポケットに手が忍び込んできたんですよ。
上から押さえたら手を引っ込めました。
電車が発車する直前に5、6人が降りていきました。
どうも自分はスリ集団に取り囲まれたいたようです。
ラッシュ時には、ドア周辺には立たない方が良いようです。 -
裏番外編:真実の口
旅行から帰った後に日本でたまたま「真実の口」を見つけました!
といってもゲームコーナーですけど。。。
イタリアで「真実の口」を探しに行ったけど、道に迷って見つけられなかったんですよね。 -
番外編:真実の口2
真実の口は名古屋にもありました!
名古屋のイタリア村で〜す -
番外編:ミケランジェロ作のピエタ
サンピエトロ大聖堂で見逃したピエタを岐阜県美術館で発見!
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この旅行記へのコメント (3)
-
- おもちさん 2007/06/04 23:32:06
- はじめまして♪
- プロフ写真は「ダヴィンチ・コード」を意識してるのかなぁ、なんて思ってたら・・
ラングドンの足跡を巡る旅なのですね!驚きました!!
「天使と悪魔」のオベリスク鳩ちゃんの写真もあり、細かい所まで丁寧な旅行記ですね♪
icchan4970さんのような旅行がしたいです(^v^)
そーいえば「天使と悪魔」の映画化がどうなったのか気になります。
あのスケールの大きい話が映像化できるのか?
バチカンは撮影協力してくれるのか?
など疑問ですが、とりあえずラングドンは小説の通り「洒落た男」に演じてほしいですね♪
では(^o^)/
- icchan4970さん からの返信 2007/06/05 09:45:11
- RE: はじめまして♪
- コメントありがとうございます!
旅行へ行く前に他の人の旅行記を参考にして下調べを結構していきました。
こういうのも旅行の楽しみですね。
おもちさんはコンクラーベの直後にバチカンに行かれたんですね。
まさに小説の内容と同じタイミングでタイムリーですね。
報道の車が並んでいる場面を実際に見られるなんてラッキーですね。
映画の撮影は内容的にバチカンともめそうなので、映画公開はいつになるでしょうね。。。
映画を観たらまたローマに行きたくなってしまいそうです。
ラングドンの次回作のタイトルが「ソロモンの鍵」らしいですよ。
- おもちさん からの返信 2007/06/05 23:09:18
- こんばんは★
- 早速のお返事ありがとうございます♪
≫報道の車が並んでいる場面を実際に見られるなんてラッキーですね。
そー考えるとラッキーだったかもしれないですね〜♪
確かに小説を読んでいる時も、車の位置が解るから想像しやすかったです。
≫ラングドンの次回作のタイトルが「ソロモンの鍵」らしいですよ。
貴重な情報ありがとうございます!
はやくラングドン様の活躍が見たいですね(●^o^●)
では♪
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