2006/04 - 2006/04
141位(同エリア154件中)
漣さん
その道のり遥か遠し。行き方の不明な世界遺産を数多く抱えるオランダにおいておそらく最も謎、辿り着けた事自体に感動を覚える物件、その名をスホクラント。
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アムステルダム駅の観光案内所で仕入れたアクセス方法を頼りに電車で40分、レリーシュタットへ到着。さらに駅前のバス停からエメローへと向かう。
エメローのバス停で運転手に聞き込みをすると、さらに乗り換える必要があると判明。干拓地の小さな町エンスへ。町の入り口前にて目的地への案内板を発見。何も見えない草原沿いの道をひたすら進むこと20分。 -
ついに見えたスホクラント。博物館内部で発見した世界遺産の碑。オランダ人と水との闘いを象徴するスホクラントは以下の基準で世界遺産に登録されている。
()()スホクラントと周辺地域には海水の一時的・永続的な流入の継続的な脅威下にある湿地帯の集落での不安定な生活に順応させた先史時代及び歴史時代初期の社会の唯一現存する証拠が残されている。
それはオランダの人々の水に対する終わること無き闘いの断片であり20世紀の最も偉大で最も非現実的な人類の偉業の1つである、ゾイデル海の干拓により生み出された農業景観の内に広がっている。
※ユネスコのHPに記載されているものの私訳です。 -
チケット売り場の建物を抜けると改革派の教会が迎えてくれる。
それとドアのオブジェ。何故? -
何の変哲も無い内部。スホクラントの見所は教会ではないのでまあ仕方ない。
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周囲の建物には発掘品が収められており、現在では一見何でもないこの干拓地の長い歴史を伝えるものとなっている。
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かつては周囲を海に囲まれた小島であったスホクラントで生活をしてきた人々の生業であった漁の道具も展示されており興味深い。
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突然意味不明なオブジェ発見。孤高のマーライオン。
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恐竜も出現。
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寛ぎの牛を発見。
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縦に細長く伸びるスホクラントには考古遺跡が点在しているが、そこまではさらに距離がある。ここに辿り着くまでにひたすら歩いてきた身にとってそれは酷というもの。
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辿り着くだけで精根尽き果てる脅威の世界遺産、スホクラント。公共交通でここに行こうと思ってはいけない。博物館の休館日にあたろうものなら目も当てられない。
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