2004/08/14 - 2004/08/15
1542位(同エリア1850件中)
きりん☆さん
2000年に“成人式”というミレニアム世代の私は、この年に何かドカーーーンっとでかいことがしたかった。
日本一の山、富士山に登ってみたかった。
しかしこの時は、ただ「行きたい」だけで終わらせてしまった。
4年後・・・・・
何かのきっかけで富士登山を思い出した。
いつも【有言実行】なはずの私が二十歳の時に口にした「富士山に登りたい」を、
-----まだ実行してないぞ。果たしてこのままでいいのか???-----
ってことで登ってきました。
さて、初登山にして日本一の山“富士山”に挑戦した私。
装備もすべて揃えた。“食べる酸素”も前日から食べた。
会社のトイレで毎日こっそりスクワットもやった。気合十分。
で、その結果は???
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
-
登山道須走口、5合目から6合目にかけて続く樹林帯。
雲の中を歩いています。
前がよく見えない。
登山客にもあまり会いません。
道に迷わないか、ちと不安げに歩く。 -
まだこの時は高山植物の写真を撮る余裕があったんですね・・・私にも。この須走口ならではの大自然。
他の登山ルートは樹林帯がないので、おそらく土と溶岩しかない“茶色の世界”なはず。
天気がいいと、小富士も見られます。
アルプスも見られます。 -
山頂を見上げると微かにその頂が見えた。
でも雲多すぎです。今朝はバッチリご来光が見られたらしいが、果たして明朝はみれるのかどうか怪しいところ。
不安と期待の初登山。
雨、降らないといいんだけど・・・・ -
5〜6合目の間で休憩。雲海からちょびっと顔を出す南アルプスが見える。
真下は自衛隊の演習場があるので、雷と間違えるほどの大きな砲撃の音がこだましてます。たまにピカっと光るので本物の雷みたいです。 -
絵に描いたような“雲”もくもく。
うわぁー。久々に油絵とか描きたーーい!! -
左、遥か彼方にアルプス。
右、富士の傾斜の脇にちっちゃな小富士。
樹林帯のトンネルをくぐっている途中、左側に獣道のような細道(全長3m位の)があります。
そこを潜り抜けると、富士の全貌が見渡せるバーーーーンっと開けた場所に出ます!(本道ではないので注意!)
←そこから見た絶景!!感動するよ。 -
今回の富士登山は、杖も何も用意してませんでした。
ということで、樹林帯で拾った棒1本を3人で回して使用。
まだまだ序の口。歩きやすい道。
余裕のVサインの私。とはいえちょくちょく休憩(笑)
オーバーペースは高山病を招くからね!と気を遣ってたつもりだけど、やはりメンズのスピードに付いて歩くのはきつかった。 -
六合目到着。ここはかつて本五合目だった場所です。
富士山はテンポよく五合目→六合目→七合目・・・・とはいかないので注意!途中に、本七合目とか本八合目とかが紛れ込んでいます。“やっと八合目に辿りついた”と思っても、そこはまだ本七合目だったりして結構凹みます。
ここで焼印押してもらえます! -
六合目を過ぎてもまだチョット続く樹林帯。
そろそろ肌寒くなってきたので上着着用。
だんだん休憩と休憩の間隔が短くなってきましたぁ。
元気な人とバテてる人の差も・・・・・“食べる酸素(タブレット)”でなんとか頑張る。 -
森林限界が近くなってきたので高い木が減ってきた。背丈の低い高山植物が咲く。
-
7合目の山小屋【太陽館】で休憩(予約制)。
1泊食事付@¥7,000、素泊まり@\5,000(土曜+\1,000)
夜19時位に山小屋に着き、夕食(ハンバーグ・豚汁)をとって仮眠。とはいえ山小屋内はほぼ雑魚寝。しかも狭い。
さらには知らないオヤジのいびきで眠れず・・・・・。
休まるどころか精神的に疲れた。
ご来光を見る計画なので23時〜24時に再び出発!! -
ついに3000mを超えました。ここで【高山病】について書いておきます。
◆標高の高さに比例して気圧が下がり、酸素が薄くなる(=つまり酸欠状態)
◆オーバーペースでも血中の酸素が消費され苦しくなる。
◆天気が悪いと更に気圧が低くなり高山病になり易い。
◆寝不足でも×、飲酒しても×
【初期症状】頭痛、吐き気、腫めまい、食欲不振、手足のむくみ、心悸亢進。
【末期症状】意識障害、脳浮腫、肺水腫
-----高山病になったら解決方法は下山しかありません。高いところへ行けば行くほど症状は重く、下ればラクになります。
今日は雨です。前日、明け方までオリンピック観てました(→つまり寝不足?)いやな予感。そして軽く吐気が。。。 -
八合目【江戸屋】脇。下山ルート河口湖口と須走口の分岐点です。
ご覧の通りガスってます。というか雨です。そしてここでは、雨は上から降ってくるという常識を覆しました。
上から下から前から、、、そりゃもう天然シャワーです。低気圧ど真ん中。しかも気温は零度。顔?体?なに?もう寒すぎて感覚がない。つつつ辛い(涙) -
ガオォォォーーー!
はい。申し訳ございません・・・・・。
ここから先、私は高山病にかかりました。吐気、リバース、めまい、ろれつが回らない、思考能力の低下、、、辛かった(涙)もちろんこの天気、ご来光も拝めません。
途中、何合目からかの記憶も定かではありませんが、後から追っかけてきた友人3人と合流して6人で登りました。合流した途端、いつもの私ではない事に3人は気づいた模様。
リュックを持ってもらいました。意識が飛ぶと顔面には携帯酸素の吸入口がありました。
何度もガンバレと励ましてもらいました。
きっと、普通の人なら登頂は断念していたでしょう。
歩けないんです、、、這ってるんです。5m進むのに5分といっても過言ではない。でも絶対に諦めたくなかったんです。登りたかったんです。(だって言いだしっぺだし〜)
◆◆◆山頂で◆◆◆
皆はビールを飲んでいました。ラーメンを食べていました。楽しそうでした。
・・・・・・・私は。私は一人、外で苦しんでいました。
一刻も早く下山したいとばかり考えていました。 -
は?写真撮る余裕なんてないよ。
ということで最後は下山口(登山ルートとは違う富士宮口)で記念撮影・・・(汗)
八合目から一気に飛んだなぁ。
おかしいなぁ。『富士山に登りたい』と言った“言い出しっぺ"は私なのに・・・。
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