2002/08/09 - 2002/08/09
68位(同エリア94件中)
どんぴさん
真夜中、腹が痛くて起きる。このロッジは24:00過ぎとお昼には電気が止まるので、真っ暗で何も見えない。月の光を頼りにトイレへ行くと激しい下痢。しかも恐ろしく寒い。ケニアは夜と朝は寒いと来てはいたけど、これほどとは…。疲れてTシャツと短パンで掛け布団もかけずに寝てたので、最悪の体調のままアンボセリ国立公園の2日目に突入することになってもうた。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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05:30、起床。トイレに行くと水のような下痢。いたいなーつらいなーと思いつつ、06:30に早朝サファリに出発。
ロッジを出てすぐに、道のそばの木の陰にゾウが出現。地面まで届くほど巨大なチソチソをぶら下げて、引きずりながら歩いている!そして腹にバーン!バーン!と叩きつけている(象の才ナ二一?)。
象に比べれば王貞治もシリル・アビディも子供同然。"馬並み"はもう古い。これからは"象並み"の時代だと痛感。 -
朝焼けとヌーの行進。たぶん寝床から餌場へと移動しているのだろう。相変わらず綺麗に一列に並んでいる。
昨日は初めてのサファリだったのでテンションが高く、ずっと立ちっぱなしで天井から顔を出していた。今日は寒いし体調が悪いし立ち続けるのがつらい。 -
ヌーの行進その2。
途中、日本人の女の子2人を乗せたサファリカーとすれ違い、ごあいさつ。昨日の夕方にいたライオンの親子を彼女たちも見たそうだ。 -
ガゼル。
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ブチハイエナ(Spotted Hyaena)
3匹のブチハイエナ(写真の左上と右上と写真外)がシマウマの群を遠巻きに見つめている。シマウマも警戒していて、ブチハイエナを近寄らせようとしない。結局、しばらくシマウマの群れの近くをウロウロした後、あきらめてブチハイエナ達は去っていった。 -
上のシマウマの群れの中に、お尻から赤いヒモのようなものをぶら下げているものがいた(写真一番左。お尻のあたりが赤いのが分かるかな?)。
あの赤いヒモは胎盤で、子供を産んだばかりらしい。しかし、子供の姿がない。ウィリアムいわく、子供は他の動物に食べられてしまったのだろう、とのこと。 -
ゾウの大群に遭遇。30頭はいるだろうか?これら全てがひとつのファミリーなんだそうだ。
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上の象の大群の中にいた親子ゾウ。
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イボイノシシ(Warthog)
出現率は中。なぜかいつも1匹から数匹の少数で、サバンナをテクテクと歩いている。 サファリ開始から1時間ほどすると、ぜんぜん新しい動物に会えなくなる。いるのはヌーとシマウマばかりで退屈。。 -
08:30、早朝サファリ終了。ロッジに戻ってすぐに朝食。もちろんバイキング。昨日の夕食を食べ損なったけど、腹の調子が悪くて食べられない。
09:30、部屋に戻る。体温を測ると37.6℃!ウィリアムには午後はオプショナルツアーのマサイ族の村訪問ツアーに参加すると言ったけど、この高熱じゃ…。日本から持ってきたパブロンとお腹の薬を飲んで寝る。
10:30、再び検温。38.0℃。悪化(^_^;)
つらいけど、せっかくアフリカまで来てマサイ村に行かずにロッジで寝るのは勿体ないので、頑張ってマサイ村に行くことにする。
10:40、マサイ村へ出発。
マサイ村の近くは、今までサファリでまわったところとは雰囲気が違い、つけもの石大の岩がそこら一面にゴロゴロと転がっている。この岩は、約200年前にキリマンジャロ山が噴火したときのものらしい。さらに、地面はとても埃っぽい。村へ行く途中でワゴンを降りて記念撮影した時、歩くだけで砂埃が舞い上がり、スニーカーとズボンが埃まみれになってしまった。 -
マサイ村の近く。小さな竜巻があちこちで発生していた。それを全然気にしてない様子のガゼル
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入村料は$35か2600ksh。払った次の瞬間にワラワラと40人ぐらいのマサイの男女が村から出てきて歌い出す。いきなり大勢出てきたのでビックリ。右側には男の子が並び、左側に女の子が並ぶ。男たちはピョンピョンと垂直にジャンプしながら歌を歌い、。女の子はハモリ担当だ。
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村人の代表(自分のことを「この村のチーフだ」と言っていた)に「Join!」とか言われ、恥ずかしながらも一緒になってピョンピョンと飛び跳ねる。
その後、彼らに周囲をグルリと囲まれ、お祈りの時間。そうは見えないが、彼らはカトリックだそうだ。 -
最初は遠慮していた女の子たちも段々テンションがあがってきて飛び跳ねる。
村の中に入り、彼らの村のことについてチーフから色々とレクチャー。以下、マサイ族トリビア。
★マサイ族は一夫多妻制。チーフにも奥さんが2人にて、さらにチーフの父親は10人も妻がいたらしい。
★マサイ族の村では人が死ぬと、悪魔が村にとりつくのを防ぐために村の場所を移動する。死体は森だか草原に置いてきて、ハイエナやジャッカルのエサになる。
★この村には125人のマサイ族が住んでいる。村全体が一つのファミリー。
★マサイ族の人々は12歳までは学校に行き、その後は家畜を追い回すなどの仕事について一生を過ごす。彼らは一生村から離れることはない。
★マサイ族は主に牧畜で生活している。農業はしない。
★マサイ族は牛の血の色、つまり赤い色が大好き。服はほとんど全て赤い。
★村の中は、地面に乾燥した牛のウンコが敷きつめられている…。そのせいで村の中はハエがぶんぶんと飛びまくっている(-.-;)
★まだ乾燥してないもぎたてフレッシュなウンコもいっぱい落ちている。なんか、菓子パンのコルネみたいな形をしている。新発見。
★マサイ族の家は木で作った枠組みに牛のウンコを塗りたくって作っている。
要するに、マサイの村は家はウンコ、地面もウンコ、燃料もウンコ、全部ウンコ。ウンコウンコ。 -
次に、チーフの家の中に入れてもらう。入口はとても狭く、かがまないと中に入れない。壁(ウンコ)にぶつからないように気を使ってしまう。
中にはいると中央にコンロ(?)があり、何かを鍋でぐつぐつと煮ている。その煙と熱で家の中はかなり蒸し暑い。このコンロ部屋の他にも両親の部屋、子供部屋…と別れていて、床は牛の皮で出来ていた。
家の中で、チーフは「日本に2年間住んでいた」と言っていたが、ホントかね?日本に2年も住んでいて憶えた言葉が「コンニチハ」「サヨナラ」「モウチョット」(謎のチョイス…)の3つだけというのは変だ。 -
続いて、小さなイスに座らされてマサイ族の薬のお話。「これは胃が痛いときの薬、これは腹の薬…」と説明される。が、どれもこれも薬も単なる木の枝にしか見えない。腹の薬はちょっと試してみたい気もしたが、木を煎じたものを飲んでから吐き出す、という使い方をするらしい。吐くというプロセスが日本人にはつらい。
最後に「マンパワー」の薬(これも単なる木)を見せてくれた。つまり、男性のチソチソ元気にする薬ですね。チーフの説明によると「これを飲めば5人まで大丈夫で、俺の親父は10人の妻のもとを2晩で回った。マサイバイアグラ(笑)」と嬉しそな顔で説明してくれた。
次に火起こしのデモンストレーション。
穴のあいた木の板に棒をあて、手で棒を回転させる。小学校のころに学研のマンガでこういうの見たなあ。板の下には「ロバのフン」(日本語でそう言った)を乾燥させたものをほぐして敷きつめる。緑色の未消化の草がたっぷり含まれていて、乾燥させると火がつきやすい。チーフが手に着いたロバフンを息で吹き飛ばすと、俺の顔にシャワーとなって降り注ぐ。とっても不愉快。 -
棒をゴシゴシ回転させて、2分ぐらいで火がつく。拍手。デモが終わるとすぐに火を消してしまう。せっかくつけた火をすぐ消すなよ(^_^;)
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火起こしが終わると、村の後ろ連れて行かれるとゴザを敷いた土産物屋が並んでいた。観光客向けって感じでちょっガッカリ…。「ヤスイヤスイ」「ノットタカイ」と言うことまでそこらの土産屋と同じ。ここでは友達の女の子に頼まれていた木彫りのキリンと、ビーズのキーホルダーを合わせて1,150ksh(=1,840円)で買う。さらに彼らは俺の腕時計と物々交換ろと言う。やなこった。
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他の2人が買い物している間、村の周辺を散歩。村の中に子犬(写真参照)がいた。『JOJOの奇妙な冒険』第3部に出てくるイギーみたいで可愛いなあ、と思って頭をなでようとしたら、狂ったようにキャンキャン吠えまくるりながら向かって来る。逃げる俺。追うイギー。犬に追いかけられるだなんて藤子不二雄のマンガの中だけの出来事だと思っていた。後からやってきた白人のグループに見られて笑われてしまった。
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買い物タイムが終わり、村から歩いて1分ぐらいの所にある学校へ案内される。ここの校舎だけは木造建築でトタン屋根だ。中に入ると15人ぐらいの子供がいて、俺らが現れたとたんにABCや1〜20の数字を元気にみんなで復唱する。これも観光客向けのデモっぽい…。普段からちゃんと勉強してるのかな?
最後にチーフと記念撮影をして、マサイ村を後にする。体調はよくなかったし、入場料2600kshは高いし、モロに観光客向けだけど、なかなかできない体験ができて面白かった -
ロッジへの帰り道、ガンを飛ばしてくるバブーン。
13:30、アンボセリロッジに帰着。すぐに昼飯。もちろんバイキング。体調が悪くてあまり食べられず。食後、薬を飲んで夕方サファリまでゆっくりと休む。 -
16:00、夕方サファリに出発。
まずはブチハイエナの巣に行く。地面に空いた穴の中からブチハイエナがちょこんと顔を出している。しばらく観察していたら、子供のハイエナなど、何匹か穴から出てきた。ウィリアムによると、巣の中には他にも十数頭のハイエナがいるらしい。この穴はもともとアリクイの巣だったものだが、今はハイエナが使っているらしい。 -
妊娠中のメス(?)。
ハイエナはだらしない腹をしているのが多いので、もしかしたら単なるメタボリック症候群かも。 -
湿地帯に近づく。ここは水鳥の天国。
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続いてオブザベーションヒルへ。
ここは200年前のキリマンジャロ山噴火の時に地面が隆起して出来た丘。基本的に国立公園内では車から降りる事は出来ないが、ここでは車から降りて歩いて山頂まで登ることができる -
歩いて数分で頂上に着くような小さな丘だけど、それでも丘の上から見るケニアの大地には感動した。ここから地平線を眺めていると、頭の中が空っぽになる。
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丘の上からの眺め、もういっちょう。
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夕暮れが近づいてきたのでロッジに帰ろう。
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19:30、ロッジにて夕食。バイキング。昼間よりだいぶ体調が良くなってきた。ここでは珍しいパパイヤワインを注文して飲んでみる。一風変わった風味で、甘みの強いワインだった。
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茶を飲んだり、日記をつけたり、お土産の仮面をかぶったりしながら夜を過ごす。明日は06:00に朝食、06:30に出発なので、フロントで明日の05:30にモーニングコールを頼んでおく。
23:00頃に就寝。
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