２００３年卒業旅行メキシコ/ティファナ

2003/02/05 - 2003/02/15

カナダに行った時に知り合ったメキシコの友人に家においで
と誘われ、メキシコのティファナに行ってきました。
ティファナには、アメリカのサンディエゴ空港でおり、
そこから車で国境を越えて行きます。
ネットでも周知の通り、アメリカからメキシコに入るのには
手続きは不要で、念のため確認に国境沿いの事務所に寄ったが
記念にスタンプ押しとく的な感じでパスポートにスタンプを
押してもらいました。逆にアメリカに戻る際は、長蛇の列に
ならばねばなりません。
　メキシコに入って最初に思ったのは、道路に大きな石が
ごろごろしていて危ないと思いました。土は粘土質で、雨では
グチョグチョになり、日照りではさらさらに乾燥し、まさに
サボテンの似合う土壌でした。
　友人の父は医者、母は不動産を営み、友人の家では皆が
せわしなく活動し、一家団欒の時間なんてないように見られた
が、さすが情熱の国メキシコ、少ない時間を無駄にすること
なく家族が共有する時間を大切にしているところを見ては、
見習わないとと思いました。
　他にも友人に友人を紹介されたときは、ハグとほっぺにチュッ（女性に対し）が当たり前なので慣れるまではこっぱずかし
かったです。でも、ハグの習慣はいい習慣だと思ったので、
実家に帰った時は必ず両親にハグするようにしています。
友人に会うのが目的で行ったティファナなので、見所は特に
考えていなかったので、写真もすくないですが、見て頂けたたら
幸いです。

エリア ティファナ(メキシコ)

アメリカからメキシコへ
サンディエゴ空港から車で入りました。

島国日本では、あんまり意識できない国境のエンド
は海でこんな風になっていました。

メキシコにも闘牛場がありました。

まずは腹ごしらえということで、タコスを食べました。
興味がいったのは、一緒に出てきた不思議なドリンク
ライスドリンクといっていたので、米からできている
のでしょうか。おみやげに濃縮ライスドリンクを買って
帰りました。

友人とその出身高校。一クラス５〜８名くらいの
人数でちょうど英語の授業をしていたので見学させて
もらいました。

道沿いにはいろんな店がありました。中でもかっこいい
と思ったのは廃材をリサイクルしてつくったモニュメント
ライオンやキリン、シマウマといった動物がならんで
美術館の庭のようでした。

この人形名前は忘れましたが、中にお菓子をいれ
子供が目隠しして棒でたたいてわるものです。
スイカ割りのようなものなのでしょうか。
映画「ヤングガン」にも出てきているところをみると
伝統的なものなのでしょうか。

これは牛の骨を細工した工芸品です。お土産に
買いたかったのですが、高かったので辞めました。
でも、後日友人が買ってきてくれたので、今は
部屋の玄関に飾っています。

サボテンと同じ仲間の多肉植物と思われます。
初めて見ました。花の形をした多肉植物。

ビバリーヒルズ青春日記のように夜は友人宅で
パーティーをしているのに参加させてもらいました。
結構な豪邸で、若い人が集まりちらかしまくってました。
ここの親は怒らないのでしょうか？

日本料理のお店があると聞き、お昼に行ってみました。
つっこみどころ満載のメニューで料理名が「minoru]
や「nomura」といった日本人の名前がつけられていました。

夜、友人が日本語を勉強しに行くといので、
ついていったら日本人に会うことができました。
１８歳で単身メキシコにわたり、日雇い労働から
貿易の会社をつくり今に至るそうです。
メキシコへの恩返しの気持ちで若い人に
ボランティアで日本語を教えているそうです。
お別れの握手が力強かったのが印象に残っています。

メキシコの警察は賄賂がきくというウワサですが、
きさくな感じの人でした。手錠は冗談です。

友人宅のお庭。やっぱりサボテンです。

ここティファナは映画「タイタニック」の収録場所
であることがわかりました。とりあえずお約束の
写真撮影。この後ディアプリオも食べたというお店
でロブスターを食べました。

最後の夜は、マリアッチのいるバーで送別会を開いて
もらいました。マリアッチとは、メキシコの伝統的
な音楽で、もともとは男性が好きな女性の家の前で
告白の歌を歌うために雇う演奏家らしいのですが、
その声は声量たっぷりで乱れのないハモリ。一発で
魅了されました。

この道をいくとアメリカのラスベガスです。
砂漠の真ん中をひたすら走りました。