2003/07/19 - 2003/07/21
6977位(同エリア8200件中)
香子さん
~しあわせさんこんぴらさん~
四国香川県西部の琴平町に、
海の守り神として有名な金刀比羅宮(ことひらぐう)
通称=金比羅さん(こんぴらさん)がある。
金刀比羅宮は象頭山(ぞうずさん)の中腹に位置し、
連なる石段785段を登りきると、
そこには金比羅さん本宮が出迎える。
つまり、
ちょっと初詣がてらだろうが気軽に785段石段を登らないと、
お参りできない神宮である。
ちょっと気軽でなく、思いっきり必死に登山の行いであり、
いきなり上る人にとってはむちゃくちゃ大変であり、
汗が吹き出してきて、息が上がって、膝がガクガクなのを、
途中の青青とした竹林とラムネで気を癒しながら、
何とかどうにか上がるのである。
まず赤い丸金印の香川名産丸亀ウチワを買っておく。
「金比羅船々追風(おいて)に帆かけてシュラシュシュシュッ..♪」
唄を歌う肺活量は残されていないのだが、
気持ち懐かしい想いで和み勇気がにじみ出てくるのだ。
なかには籠屋に揺られて他力で上がる方も見受けられるのだが、
やはり自力で苦労してこその幸と感動がある。
本宮からは瀬戸大橋と讃岐平野が一望できる。
黄色い幸福のお守りも売っている。
なにより幸福なのは、
この自然と785段で鍛えられた肉体と、温暖湿潤な精神で、
確実に長生きできそうな気がすることである。
帰りに、麓の中野うどん学校で、
讃岐うどんのコネ方を学べたりする。
麓を司る琴平町の商店街は、
昭和初期で時空が止まっているかのよう、
古く静かで暖かみがあり懐かしい。
ふるさとがここにある。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 自家用車 徒歩
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-
本州と四国の瀬戸内海に浮かぶ、
兵庫県淡路島PAでの夕暮れ。 -
うず潮の鳴門大橋を渡るといよいよ四国の玄関口、
徳島県へ。(明石海峡の夕暮れ) -
香川県高松駅から琴平駅へ西走する、
「琴平電鉄」黄色いことちゃん電車。
開放感と自然の虫の音いっぱい。 -
「歓迎・こんぴら温泉郷」
幸福の鬱金(うこん)色が出迎えてくれる。
この奥に金刀比羅宮がある。 -
約250段を既に必死で上がった頃、
「大門」(おおもん)に。
いよいよこんぴらさんの境内になる。 -
「五人百姓」と呼ばれるお店で、
「金比羅飴」という氷砂糖のような白い飴を、
一粒試食しちゃいます。 -
へとへとで785段をあがってくるのです。
猪突猛進、真実一路です。 -
本宮からの眺めは爽快感を頂けます。
Tシャツ一枚分の汗をかいた甲斐もありましょう。 -
讃岐平野と讃岐富士を一望して、
坂本龍馬は何を考えていたのでしょうね。 -
香川県丸亀名産で全国1位の団扇生産量を占める、
「金刀比羅うちわ」。
丸金が特徴!!仰いで登る。 -
本宮から讃岐平野を見渡す気持ち、晴れ晴れ。
-
四国山脈中央を流れる名水「吉野川」。
-
「瀬戸大橋」で岡山に渡って帰って行く。
心に残る美しさよ。
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