ドォーモ！「冷静と情熱のあいだ」ロケ地をめぐる旅

2007/03/09 - 2007/03/10

　映画「冷静と情熱のあいだ」を見てから、
ずっとフィレンツェのドォーモに憧れがありました。

　いよいよ登ったドォーモ。眺めた景色は、青空のもと、
オレンジ色の屋根が連なる美しさ。期待を裏切らない感動。

　自転車でヒーヒー言いながら登ったミケランジェロ広場。
眺めた景色は期待以上の大感動！！

エリア フィレンツェ(イタリア)

　テルミニ駅構内の写真。
ローマテルミニ駅からユーロスターに乗り、
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。
　
　今回の旅の目的は、フィレンツェのドォーモに
登ること。「冷静と情熱のあいだ」を見てから、
ずっとドォーモからの景色を眺めてみたかったから。
（フィレンツェに来て気づいたけど、結構こういう人、
多いみたいですね？・・）

　さて、初めて乗るES。イタリアの鉄道は、遅れがち
だと聞いていたけれど、ローマ始発だけあって、定刻
出発、定刻到着。感心。
　
☆映画ひとくちメモ☆
　映画の中でESと駅は、順正とあおいをラストシーン
　へと導く重要なアイテム。ICでミラノへと向かうあおい　を、順正はESで追いかける。
　
☆旅の参考に・・☆
　ローマ⇔フィレンツエ　２等３３ユーロ。
　チケットは、テルミニやSMN駅の自動券売機
　で簡単に買うことができる。英語表示あり。
　乗りたい電車の時刻表が表示されるので、
　便利。
　

サンタ・マリア・ノヴェッラ広場から
ドォーモの方向へ向かう。

　フィレンツェの街は、ドォーモとジョットの鐘楼を
目印にして歩くと迷わない・・・と聞くけれど、それに
安心してウロウロしてるとすぐ迷ってしまう。
　自分がドォーモの北側にいると思っていたのに、
いつのまにか南側を歩いている。
　不思議・・・・・方向オンチ？？
　ではないと思うんだけど。たぶん。

こちらはジョットの鐘楼。
　
　
☆旅の参考に・・☆
　入場料　６ユーロ。ドォーモよりも低いけど、階段は
　ドォーモよりスペースがあって、登りやすい。人も少ない。

ドォーモのファザード。青い空に白い外観が際立っています。

　待ちにまったドォーモ！想像していたより、ずっと
大きい！！

☆映画ひとくちメモ☆

　順正は、あおいとの約束を果たすため、ドォーモへ向かう。
　「例えば・・・１０年後、３０歳の誕生日にフィレンツェのドォーモに一緒に登ってくれる？」
　
　

☆旅の参考に・・☆

　入場料６ユーロ。
静かなドォーモを想像していたけど、１１時にはクーポラ目指して行列がズラリ。２０分待ちでした。朝１０時には団体ツアーが動きだす時間帯なので、朝一番に行く事をオススメします。
　　
　

クーポラへと続く階段の途中の
窓からは、こんな景色が・・・
　
上へ登るにつれて、階段の幅は狭く、急になっていく。

☆映画ひとくちメモ☆

　順正はスイスイ登っていったこの階段。
　実際はかなりキツイけど・・

やっとついた！！
３６０度のフィレンツェの街並み・・ため息、の一言。

「ねえ、ここで順正とあおいは会ったんだよね？？」
他の日本人の女の子グループから聞こえてきた会話です。
影響うけた人って結構いるなあ・・・

☆映画ひとくちメモ☆

　あおいを待ち続ける順正。あおいが現れたとき、
　鐘楼の鐘が鳴り響き、画面はドォーモを中心に風景を写す。このシーンが私の中で一番印象的。

このベンチ、映画にもでてきました。
日本人グループがはけるまでここで一休み。

　１１時半くらいでしょうか、鐘の音が鳴り響きました。
得した気分。ジョットの鐘楼の鐘の音？？
もし違っていたら教えて下さい。

　この鐘、朝も聞こえて、旅の気分を盛り上げてくれました。
　

ジョットの鐘楼とは反対側から見た街並み。
オレンジ色の屋根と青空、最高の組み合わせですね。

こちらは、ジョットの鐘楼側から見た
ドォーモ。クーポラの形がよく分かります。

こちらは、ウフィツィ美術館から見たベッキオ橋。
ベッキオ橋は、こうやって少し離れて見るのがよいです。
　

　☆映画ひとくちメモ☆

映画の冒頭に、ウフィツィ美術館の回廊がでてきます。長い回廊の途中にはさまざまな彫像が展示されいます。


　☆旅の参考に・・☆

年中並ぶと言う噂のウフィツィ。
昼の１１時半に行くと、予約なしの列は、長〜くのびていました。
私はネット予約をしていたので、入場はスムーズ。
多少高くても、予約することをオススメします。
　なお、ウフィツィをめぐるガイドつき日本人ツアーも
ありましたが、観察していると、代表的な作品のみ
解説して、風のように移動していました。
　ツアーは楽な反面、なんだか味気ないように思います。解説はイヤホンガイド（二人で８ユーロ？？）で十分だし、美術館は体力がいるので、休みながら行きたいし・・。

ウフィツィの回廊。ドォーモが見えますね。

PM３：００
さて、ミケランジェロ広場まではどうやって行こうか・・？
　当初は徒歩で、と考えていたけれど、かなりの距離
があることで断念。
１２番と１３番のバスがミケランジェロ広場に停まるので、バス停を探してSMN駅をうろつくが、みつからない。
　しばし思案中・・
　見つけたのが、レンタサイクルの看板。
フィレンツエでのサイクリングは危険との口コミも
あったため、しりごみしたけど、乗ってみることに。
「た、楽し〜い！！」
路地を自転車で走るのは徒歩とは違った感覚。
グラツィエ橋を風を切って走り、ベッキオ橋を眺めると
気分は絶好調!!

☆旅の参考に・・・☆

　レンタサイクル５時間で４ユーロ。夜７時まで。
SMN駅正面からでて、地下駐車場出口付近にあります。
デポジット要。私は、日本の運転免許証を預けました。
　フィレンツェの道路は道幅が狭いところへ車とバイクが通り、おまけにデコボコなので、決して自転車向きではありませんが、普段から自転車に慣れている人であれば大丈夫だと感じました。

　自転車でスイスイ、いい気分。しかし、ミケランジェロ広場へは、最後の難関、長い坂道が待ち受けてました。
　ゼーゼー言いながら広場へつくとクタクタでしたが、
広場から眺めるフィレンツェの街並みは最高！！
きて良かった！
　旅のハイライトとなりました。ドォーモももちろんよかったけれど、自転車で苦労した分思い出加算！

☆映画ひとくちメモ☆
　映画の冒頭で、このミケランジェロ広場から撮影した
フィレンツェの街並みがでてます。

ミケランジェロ広場から景色を眺めていて、
「あおいと順正がコンサートを聞いた公園はどのへんかな〜？？」と、考えていました。行く予定はなかったので、調べてなかったのです。
ipodに入れた映画の映像で確認すると、どうやらこの周辺のよう。
　もしや、この広場を降りたところにある芝生のところかな？？

　その公園に着いて、映像で確認すると・・
まさしくここではないか！！
曲がった木の形と、周りの風景がぴったり一致！
ベンチと芝生以外には何もないけれど、アルノ川と街並みをゆっくり眺められて、静かな時間を過ごせました。

☆映画一口メモ☆
　順正とあおいが再会してから、この公園でコンサートを聞きます。学生時代に一緒に聞いたメロディが、二人の心を近づけます。

☆旅の参考に・・・☆
旅行から戻って、「地球の歩き方　フィレンツェとトスカーナ」を見ると、ちゃんとこの場所ものってました。ポッジ広場の前です。

　

この旅行記へのコメント （2）

• ran-ranさん 2007/03/16 16:31:25

  はじめまして☆

  私も、冷静と情熱の間を読んでから、すごいフィレンツェに憧れていました。kamexさんの旅行記の題字をみて、「おぉー！！おんなじ気持ちの人おる〜！！」と嬉しくなりました。
  憧れて、予定も無いのにガイドブックを買ったりしてました（＾＾；）
  ですが、念願かなってついに来月行けるコトになりました♪
  ドオゥモに上れる〜！！（；；）
  とても楽しみです。

  kamexさん からの返信 2007/03/18 20:58:04

  RE: はじめまして☆

  はじめまして！
  　来月、フィレンツェに旅立たれるということで、うらやましいです。
  私は帰ってきたばかりですが、すでに次はいつ行こうかと考えています。
  そのくらい、すごく良かったです〜。ちなみに、出発前に何度も映画
  を見て、同行者のipodにも映画をフルで入れてもらい、「冷静と情熱のあいだ」
  モードで行きました。
  　４月だと、だいぶあたたかくなっていることだと思います。ゆっくり
  楽しんできてくださいね！ちなみに、これからホテルやお食事処の情報も
  のせていく予定なので、参考にしてみて下さい。