2007/03/05 - 2007/03/05
55位(同エリア218件中)
関連タグ
アリヤンさん
タイとはうって代わって静かな田舎町、パクセーでもう3日間、静養した。
おかげで、パートナーの体力は大分回復したようだ。
今日は、いくらかは涼しいだろう、ボーラヴェン高原の滝にでも、出かけることにした。
サバイディー2に滞在しているヨーロッパの若者たちは、大抵、レンタ・バイクで、高原に散在している、滝々を訪れている。
パートナーがオートバイで行くことを怖がるので、ワレワレはローカルバスに乗って、近くのタッド・ファーンを見に行くことにした。
現地ネット環境劣悪のため作成した当時の現地緊急避難ページ↓
http://www.geocities.jp/ariyan05/4traemergency_030.html &
http://www.geocities.jp/ariyan05/4traemergency_031.html
旅行データー集は、http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝はいつもと変らず、良いお天気だ。
-
フランスパンの特製サンドイッチ(パパイヤと人参の千切浅漬を挟んだワレワレ特注のもの)を屋台で食べて、ベトナム領事館でビザを申請して、さあ出発だ。
-
近所の保育所の子供たちに見送られ、トゥクトゥクに乗り南バス・ターミナルへ行く。
-
ツクツクで南バスターミナルに向かう。
-
パクセー南バス・ターミナル。
整備された、タイのバス・ターミナルとは大違いな、云わば、ボロバスばかりの吹きダマリ。
”This is LAOS!!”
である。
-
イチオシ
これが、パクソン方面に行くバス?
バス、っというより、ソンテウ or トラック・バスだ。
韓国はヒュンダイ製のトラックを改装して、乗り合いバスにしているのだ。
人も、荷物も、ニワトリも、なんでも、ドンドン乗せる。
それでも、ローカルの人たちにとっては、貴重な公共バスだ。
パクソンまで15,000kips(190円)/一人。
ワレワレは、パクソンの手前、タッド・ファーン(ファーン滝)で降りるのだ。 -
一応、バスターミナルなので、大型バスもある。
車両は、右側通行・左ハンドルの国なので、元々左ハンドルの韓国のバスが日本車より使い勝手が良いのか?それとも価格が安い、からなのか。
韓国車が目立つ。
ベトナムでもそうだ。
左ハンドル車、という便利さもあるが、価格が安いから韓国車、という理由の方が多い、と思う。
(このアタリは小生、元、自動車業界にいたプロだったので、分かります) -
ソンテウスタイル・バスは一路東へ。
-
で、ボロイ韓国車のソンテウは、ボロイ割りにはガンガン飛ばして、パクソンを目指します。
途中、ヒトや荷物を降ろしたり、乗せたりしながら。
途中、BMWのバイク集団が、物凄いスピードで抜き去っていきました。
白人のツアラー連中です。
カッコイイ!!
で、当方のボロボロバスも、負けず飛ばして45分後、タッド・ファーン滝についた。 -
車掌のニイチャンに、予め、タッド・ファーンで降ろしてくれるように、何回も言って置いたオカゲ。
ちゃんと、タッド・ファーンと書かれた看板の前で、降ろしてくれた。 -
パクセーの西部に拡がる、ボーラヴェン高原周辺の地図です。
たくさんの滝が、散在していることが分かります。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/BolavenPlateauMap.jpg -
滝が見えるポイントまで、歩いて行く。
途中で変わった花、発見。 -
イチオシ
国道から少し入ったところ。
木に登って、何か果物を収穫している、お姉チャン発見。
早速、近寄って得意?のラオス語で
ワタクシ:「そりゃなんでっか?」
オネエチャン:「コーヒーよ」
ワタクシ「オーッ!!コーヒー豆を摘んでるんヤッ!」
「今から記念撮影をするから、ハイッ、ポーズ!」
初めて見ましたあ。
感動しました。
いきなり、パクソンのコーヒー摘みに出会うなんて!
( 涙、涙)
今回の旅行に出る前、ラオス写真集で、コーヒー摘みのフォトを見て
「こんな光景に自分も出会いたいナア〜!!!」
っと夢みていましたのです。 -
となりでは、おばちゃんが、豆干しのために、収穫したコーヒー豆を、ムシロに広げていた。
-
ワタクシたちは、コーヒーの木を見るのは、この時が、初めてでした。
これがコーヒーの実です。
このように成っているのだ。
知りませんでした。
人生で初めて見たので、大いに感動したのでした。 -
よくよく、あたりを見回すと、ここらは一帯、広大なコーヒー農園となっているのでした。
たわわに実をつけた、コーヒーの木が一杯、ありました。 -
コーヒー園から少し奥に進むと、入口があり、料金所がありました。
各人、5000kips (65円)の入場料を払って、進んでいくと、滝の音とともに、120メートル落差のある滝、2つが現れる。
スゴイ!
です。 -
-
まさにジャングルから忽然と現われ流れ落ちています。
-
イチオシ
パクセーから東へ約50km。
ボーラヴェン高原の一角に、落ちる滝。
120メートルの落差があり、当高原では、その落差
は、トップクラスの滝です。
うっそうとした、熱帯雨林の森から落ちる滝。
紀伊半島の「那智の滝」より雄大だ。
日光で見た滝より、そのスケールが違うのです。
大自然の力強さが、迫ってくるのです。 -
ワレワレが訪れたときは、タイからの団体ツアーで、滝周辺は大いに、賑わっていた。
タイから観光バスを連ねて来たのか?
何処からきたのか知らないが、そのバスガイドさんにタイ語で話し掛けられた、のは困ったものです。
もうワレワレは、日本人には見えない、らしい。 -
国道への帰り道、近所の子供たちが寄ってきた。
よほど、珍しいモノでも見つけたらしい。
子供はどこでもカワイイものだ。 -
駐車場のわきでは、バラックでみやげ物屋がパクソン・コーヒーなどを売っている。
名前はパクソン・コーヒーが有名だが、ここが、コーヒー生産地の中心地だ。
(宇治茶の主な生産地は、宇治ではなく、近くの和束町であることと同じだ) -
この当たり一帯にあるコーヒー園で、ラオコーヒーの中でも有名銘柄、パクソン・コーヒーは生産されているのだ。
-
コーヒーをついばんで、元気なニワトリ。
-
国道に出ると、向かい側に、夢をさそう、看板が見えた。
-
南ラオスでイメージしていた通りの、看板である。
「ジャングルの奥ふかく、静かに落ちる滝のホトリ、
地元の子供たちや、外人の観光客が水とたわむれる。
ジャングルの中のオアシス」
この滝については、どのガイドブックにも紹介されていなかった。
サバイディー2ゲストハウスのMR.VONGのパンフレットにも、紹介されていなかった。
-
タム・チャンペー(Tham Champee)の滝への道は、遠い。
約1800メートルと、書いてあったが、実際は、2キロメートル以上あった。 -
ジリジリと、照りつける太陽のもと。
カラカラに、乾いた道を覆うホコリ状の、土を踏みながら。
延々と続く、コーヒー園のあいだを、延々と歩きます。
おそらくこんなところを歩くヒトは居ないだろう。
牛たちも、あまりの暑さに、コーヒーの日かげに寄り添って、涼をとっていた。
しかし、ワレワレは歩く、アルク。 -
ユメの楽園?
タム・チャンペーの滝を目指して、歩きます。 -
イチオシ
コーヒーの花。
これもワガ人生で初めて見ました。
コーヒーは黒いケド、花は白い!
なんかフワーッとした、清楚な真っ白い花なのだ。
コーヒー豆摘みの少女にも出会ったし、
コーヒーの実が成っている、コーヒーの木も見たし、おまけに、コーヒーの花が咲き乱れているところも、見せて頂いた。
「コーヒーの木などは、ブラジルか、ケニヤのキリマンジャロにでも行かないと、見ることは出来ない」っとずっと思っていました。 -
「コンナトコロに連れてきて ワタシャ、クタクタじゃ!!! 」
と怒る、パートナーをナダメながら、頑張って歩きました。
なんとコーヒーの花が咲き乱れていました。
同時に実もなっている木もあります。
コーヒーの実は、食べるとホンノリ甘い。
コーヒーの実は、果肉はほとんど無い。
中のコーヒー豆が主役です。 -
どの家もコーヒー栽培の関係者のようです。
-
レンタ・オートバイで、やって来る外人がタマに居る。
-
炎天下を1時間以上歩いて、やっと、滝の入り口に到達。
入り口には、村の少女が立っていて、入場料5000kips(約60円)/一人を徴収していた。
訪れる人は極端に少ない所だけど、ちゃんと番人がいるのが、とても意外だった。 -
ワレワレが着いた頃には、白人の青年2人ほどが、水浴びをしていた。
タッド・ファーンの滝が「力強い滝」なら、コチラは「やさしい滝」と云える。
ワタクシは、どちらかと言うと、こうした緩やかな滝のほうが好きである。 -
イチオシ
しばらくして、白人青年たちは帰っていった。
あとは、ワタクシたち2人だけで、この静かな滝を楽しんだ。 -
-
-
1時間ほどタム・チャンペーの滝のほとりで過ごしました。
-
滝より流れ出る小川にかかる手作りの橋。
アジがある。 -
-
これまた手作りのハシゴを登ります。
-
上に登って、ウシロを振り返ってみるタム・チャンペーの滝。
-
来たときと、同じ道を引き返した。
今度は経験済みの道で、距離感が身についているので、そんなに疲れなかった。 -
コーヒー園の中に、ナッナント!
ブタが。
コーヒー豆を、ひろって、食べているようだ。
ブタはコーヒー豆も食べるのダ!
このブタの肉は、コーヒーの味がするのだろうか? -
コーヒー園の労働者家庭の子供たち。
ミンナ愛想が良い。
「サバイディー、サバイディー!」
「サバイディー、サバイディー!」 -
帰りは1時間弱で国道にでた。
国道に出て、帰りのソンテウを拾うのだが、いつ来るか分からない。
余りに暑いので、バイク修理屋さんの軒先を借りて、ひと休み。 -
これが国道のガソリン・スタンドだ。
3種類ある。
左からディーゼルオイル、ハイオクガソリン、スタンダード、だろう。 -
バイク修理屋の軒先で、待つこと約1時間。
ついに、パクセー方面のソンテウを捕まえた。
帰りのソンテウで、愛嬌たっぷりな赤ちゃん発見。
ニッコリ笑ってくれるのだが、笑顔の瞬間を撮るのは難しい。
ザンネンだ。
かくて、南ラオス、ボーラヴェン高原の、滝めぐりの一日は終わった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アリヤンさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50