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 滋賀県の観光ガイドを参考に湖南三山等を参拝してきました。<br /><br /> 常楽寺→長寿寺→善水寺→麿崖不動明王像→正福寺→西応寺<br /><br />常楽寺<br /> 和銅年間(708〜715)、良弁は紫香楽宮(しがらきのみや)の鬼門を封じるために2つの寺を開基しました。1つがこの常楽寺で、もう1つが常楽寺の東に位置する長寿寺です。2つの寺は、位置関係からそれぞれ西寺、東寺と呼ばれています。その後、平安時代にかけて、石部町南部の阿星山(あぼしやま)ふもとには多くの寺が建ち並び、「阿星山五千坊」と呼ばれるほどの天台仏教圏を形成するようになりましたが、現在、そのおもかげを留めるのは、常楽寺と長寿寺のみです。また、この2つの寺に善水寺を加え、湖南三山(こなんさんざん)と呼んでいます。<br /> 常楽寺の見所は、国宝の本堂と三重塔です。本堂は七間六間の入母屋造のどっしりした建造物で、南北朝時代の作。中の厨子には本尊の秘仏・千手観音像が収められ、仏壇両側のひな壇には千手観音の眷属(けんぞく)である二十八部衆などの仏像群が立ち並んでいます。<br /> 三重塔は、三間四方の本瓦葺で、室町時代のものです。内部には釈迦説法図や釈迦涅槃図、地獄絵などの壁画が描かれています。<br />

甲賀の里観音霊場と古刹1:常楽寺

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2007/03/06 - 2007/03/06

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satoshi.s

satoshi.sさん

 滋賀県の観光ガイドを参考に湖南三山等を参拝してきました。

 常楽寺→長寿寺→善水寺→麿崖不動明王像→正福寺→西応寺

常楽寺
 和銅年間(708〜715)、良弁は紫香楽宮(しがらきのみや)の鬼門を封じるために2つの寺を開基しました。1つがこの常楽寺で、もう1つが常楽寺の東に位置する長寿寺です。2つの寺は、位置関係からそれぞれ西寺、東寺と呼ばれています。その後、平安時代にかけて、石部町南部の阿星山(あぼしやま)ふもとには多くの寺が建ち並び、「阿星山五千坊」と呼ばれるほどの天台仏教圏を形成するようになりましたが、現在、そのおもかげを留めるのは、常楽寺と長寿寺のみです。また、この2つの寺に善水寺を加え、湖南三山(こなんさんざん)と呼んでいます。
 常楽寺の見所は、国宝の本堂と三重塔です。本堂は七間六間の入母屋造のどっしりした建造物で、南北朝時代の作。中の厨子には本尊の秘仏・千手観音像が収められ、仏壇両側のひな壇には千手観音の眷属(けんぞく)である二十八部衆などの仏像群が立ち並んでいます。
 三重塔は、三間四方の本瓦葺で、室町時代のものです。内部には釈迦説法図や釈迦涅槃図、地獄絵などの壁画が描かれています。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 住職のお話では<br /> 幾つもの寺の住職をしているので、忙しく。予約しないと山門が閉ざされ参拝出来ないそうです。<br /> 今日は誰かが予約していたので小生の参拝時間に山門が開いていたそうです。小生はラッキーだったとのことです。是非参拝希望の方は予約を・・・

    住職のお話では
     幾つもの寺の住職をしているので、忙しく。予約しないと山門が閉ざされ参拝出来ないそうです。
     今日は誰かが予約していたので小生の参拝時間に山門が開いていたそうです。小生はラッキーだったとのことです。是非参拝希望の方は予約を・・・

  • 山門<br /> 豊臣秀吉が伏見城築城に際し伏見に移し、さらに毛利輝元により伏見城より園城寺の大門に移築された。現在に山門は、その後に立てられたもの。

    山門
     豊臣秀吉が伏見城築城に際し伏見に移し、さらに毛利輝元により伏見城より園城寺の大門に移築された。現在に山門は、その後に立てられたもの。

  • 山門の仁王さん

    山門の仁王さん

  • 山門の仁王さん

    山門の仁王さん

  • 参道

    参道

  • 参道、両側に桜の木が

    参道、両側に桜の木が

  • お休処

    お休処

  • お手洗舎

    お手洗舎

  • 鐘楼

    鐘楼

  • 本堂(国宝)<br /> 和銅年間(708〜715)良弁が開基。その後火災で焼失、延文5年(1360)に僧侶観慶によって再建された(南北時代)。<br /> 本堂は桁行7間、梁間6間、屋根は入母屋造りの檜皮葦で国宝に指定されている。<br /> 本尊は千手観世音菩薩(重文)秘仏が安置され、両側に本尊護法像の二十八部衆(重文)、風神・雷神(重文)、三十躰群像が祀られている。{風神、魔嘸羅迦王は盗難にあい現在は二十八躰}<br /><br /> 薄暗い本堂に入るとオートマッチクでライトが点灯、ゆっくり拝観してきました。<br /><br /><br />

    本堂(国宝)
     和銅年間(708〜715)良弁が開基。その後火災で焼失、延文5年(1360)に僧侶観慶によって再建された(南北時代)。
     本堂は桁行7間、梁間6間、屋根は入母屋造りの檜皮葦で国宝に指定されている。
     本尊は千手観世音菩薩(重文)秘仏が安置され、両側に本尊護法像の二十八部衆(重文)、風神・雷神(重文)、三十躰群像が祀られている。{風神、魔嘸羅迦王は盗難にあい現在は二十八躰}

     薄暗い本堂に入るとオートマッチクでライトが点灯、ゆっくり拝観してきました。


  • 石造灯篭(重要文化財)

    石造灯篭(重要文化財)

  • 行者堂

    行者堂

  • 普賢堂

    普賢堂

  • 薬師如来

    薬師如来

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