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タイトルは、「小石川後楽園の梅まつり」とでもするつもりでした。行く前は。<br />ですが、あいにく、2月の末日、梅はかなり終わっていました。<br />もっとも、梅まつりは2/10〜3/4で、もうすぐ終わりですから、今年の暖冬なら、さもありなん、と予測していなかったわけでもありません。<br /><br />結局、撮った写真をひっくり返してみると、万遍なくとはいえませんが、初めて訪れただけあって、小早川後楽園散策集のようになりました。<br />なので、タイトルを、単に「早春の小石川後楽園」とすることにしました。<br />「春の」ではなく「早春の」としたのは、有名なしだれ桜を始めとする春の花にはまだ早かったからです。<br />撮った写真は、庭園のいくつかのポイントの写真の他に、花の写真。<br />もうほとんど終わっていたとはいえ、梅はもちろんのこと、ついこの間初めて名前を知った、3月早春開花のサンシュユに、ロウバイ。そして福寿草。これなら、早春のメニューといってよいのではないかしら。<br />それにしても、ロウバイがまだ咲いていたとは。ある意味、嬉しい誤算でした。<br />もっとも他のロウバイはみんな、すでに枝だけになっていて、名札がなければそれがロウバイの木とは全くわからない状態でした。<br />冬桜は、終わっていました。<br /><br />水戸黄門ゆかりの大名庭園だった小石川後楽園。<br />ボランティアガイドによると、かつての面積に比べると3分の2くらい(あくまで概算)になってしまったようです。<br />昔の地図を見せてもらいましたが、いま、東京ドームがある敷地だって、そのほとんどは小石川後楽園だったようです。<br />

早春の小石川後楽園

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2007/02/28 - 2007/02/28

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まみ

まみさん

タイトルは、「小石川後楽園の梅まつり」とでもするつもりでした。行く前は。
ですが、あいにく、2月の末日、梅はかなり終わっていました。
もっとも、梅まつりは2/10〜3/4で、もうすぐ終わりですから、今年の暖冬なら、さもありなん、と予測していなかったわけでもありません。

結局、撮った写真をひっくり返してみると、万遍なくとはいえませんが、初めて訪れただけあって、小早川後楽園散策集のようになりました。
なので、タイトルを、単に「早春の小石川後楽園」とすることにしました。
「春の」ではなく「早春の」としたのは、有名なしだれ桜を始めとする春の花にはまだ早かったからです。
撮った写真は、庭園のいくつかのポイントの写真の他に、花の写真。
もうほとんど終わっていたとはいえ、梅はもちろんのこと、ついこの間初めて名前を知った、3月早春開花のサンシュユに、ロウバイ。そして福寿草。これなら、早春のメニューといってよいのではないかしら。
それにしても、ロウバイがまだ咲いていたとは。ある意味、嬉しい誤算でした。
もっとも他のロウバイはみんな、すでに枝だけになっていて、名札がなければそれがロウバイの木とは全くわからない状態でした。
冬桜は、終わっていました。

水戸黄門ゆかりの大名庭園だった小石川後楽園。
ボランティアガイドによると、かつての面積に比べると3分の2くらい(あくまで概算)になってしまったようです。
昔の地図を見せてもらいましたが、いま、東京ドームがある敷地だって、そのほとんどは小石川後楽園だったようです。

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  • 有料となる入口手前に咲いていた福寿草。<br /><br />咲き始めと違って、2月下旬ともなると、こうなるのですね。<br />葉の部分が、ふさふさです。<br />ふさふさすぎます。まさしく「草」です。<br />好みはやっぱり、土からピョコンと花が顔を出したばかりのところですね。

    有料となる入口手前に咲いていた福寿草。

    咲き始めと違って、2月下旬ともなると、こうなるのですね。
    葉の部分が、ふさふさです。
    ふさふさすぎます。まさしく「草」です。
    好みはやっぱり、土からピョコンと花が顔を出したばかりのところですね。

  • 日を浴びると、黄金色に輝きます。<br />やっぱり愛しい福寿草。

    日を浴びると、黄金色に輝きます。
    やっぱり愛しい福寿草。

  • 飯田橋側の入口から入りました。<br />入ってすぐのところです。<br />東京ドームの白い屋根が見えます。

    飯田橋側の入口から入りました。
    入ってすぐのところです。
    東京ドームの白い屋根が見えます。

  • 大きな池「大泉水」の前、シダレザクラの広場です。

    大きな池「大泉水」の前、シダレザクラの広場です。

  • 1本だけ、まだ花をつけているロウバイを見つけました。<br />飯田橋側の入口から入ってすぐのところです。

    1本だけ、まだ花をつけているロウバイを見つけました。
    飯田橋側の入口から入ってすぐのところです。

  • 可愛いロウバイ。<br />今年初めて知った花ですが(○○年生きてきて、今更〜なのです。)、この爽やかな色合いに、すっかり魅入られてしまいました。<br /><br />でもさすがに、ちょっと花が乾いていて、もうすぐ落ちそうな気配。

    可愛いロウバイ。
    今年初めて知った花ですが(○○年生きてきて、今更〜なのです。)、この爽やかな色合いに、すっかり魅入られてしまいました。

    でもさすがに、ちょっと花が乾いていて、もうすぐ落ちそうな気配。

  • 梅林へ向かうため、立て札に従って進みます。<br />「丸屋」を過ぎ、「円月橋」の方向です。

    梅林へ向かうため、立て札に従って進みます。
    「丸屋」を過ぎ、「円月橋」の方向です。

  • 梅林に向かう途中の「円月橋」。<br /><br />これは2枚目に撮った写真です。<br />1枚目は素直にもう少し離れて、全体をファインダーに収めたのですが、橋の名前をもう一度確認しようとして入口でもらった園内マップ付のチラシを見たら、ほとんど全く同じ姿の写真が載っていたので、チャレンジし直したのです。<br /><br />手前にちょいとシダ植物があるのがポイントです。<br />なんちゃって。<br />

    梅林に向かう途中の「円月橋」。

    これは2枚目に撮った写真です。
    1枚目は素直にもう少し離れて、全体をファインダーに収めたのですが、橋の名前をもう一度確認しようとして入口でもらった園内マップ付のチラシを見たら、ほとんど全く同じ姿の写真が載っていたので、チャレンジし直したのです。

    手前にちょいとシダ植物があるのがポイントです。
    なんちゃって。

  • 「九八屋」が見えてきました。<br />あのあたりは、「松原」という広場です。<br /><br />梅まつり期間中の土日祝日、あそこでいろんなイベントが行われたようです。<br />今日はイベントはありませんが、梅の苗木の販売や、軽食の出店がありました。

    「九八屋」が見えてきました。
    あのあたりは、「松原」という広場です。

    梅まつり期間中の土日祝日、あそこでいろんなイベントが行われたようです。
    今日はイベントはありませんが、梅の苗木の販売や、軽食の出店がありました。

  • 松原を過ぎて、まだ土しかないショウブ園を横目に、神田上水跡をすぎると、梅林です。<br />この神田上水跡の水は、昔は庶民の飲み水(というより、生活用水かな?)だったようです。

    松原を過ぎて、まだ土しかないショウブ園を横目に、神田上水跡をすぎると、梅林です。
    この神田上水跡の水は、昔は庶民の飲み水(というより、生活用水かな?)だったようです。

  • 梅林の様子<br />神田上水跡の土手を背景に。

    梅林の様子
    神田上水跡の土手を背景に。

  • 梅林の様子。<br />花はあまりついていませんでした。<br /><br />今日は天気もよいため、比較的人が多かったようです。<br />訪れた人々の中からも、「梅はもう終わりだね」という声が聞こえてきました。<br />でも、「ほら、あれはきれいに咲いているよ」と、せっかく来たのだから積極的に楽しもうとする人々もいました。<br />一応、私もその1人。

    梅林の様子。
    花はあまりついていませんでした。

    今日は天気もよいため、比較的人が多かったようです。
    訪れた人々の中からも、「梅はもう終わりだね」という声が聞こえてきました。
    でも、「ほら、あれはきれいに咲いているよ」と、せっかく来たのだから積極的に楽しもうとする人々もいました。
    一応、私もその1人。

  • 梅は思ったより咲いていなくてがっかりしましたが、探せばあるものです。<br />「豊後」と名付けられた白梅は、まだきれいな花をたくさんつけていました。<br />おしべもきれいに広がっています。

    梅は思ったより咲いていなくてがっかりしましたが、探せばあるものです。
    「豊後」と名付けられた白梅は、まだきれいな花をたくさんつけていました。
    おしべもきれいに広がっています。

  • 豊後<br /><br />花が落ちてしまって顎だけになっているのをファインダーから避けるのも、ちょっと一苦労。

    豊後

    花が落ちてしまって顎だけになっているのをファインダーから避けるのも、ちょっと一苦労。

  • 豊後<br /><br />咲いている花は、ご近所さんの満開の梅を撮ったときより、おしべの広がりがきれいなものが多かったです。

    豊後

    咲いている花は、ご近所さんの満開の梅を撮ったときより、おしべの広がりがきれいなものが多かったです。

  • 豊後<br /><br />射し込む日の光に照らされて、輝いて見えます。<br />花びらの影が、かえってその輝きを増しているように思えるのは、私だけかな。

    豊後

    射し込む日の光に照らされて、輝いて見えます。
    花びらの影が、かえってその輝きを増しているように思えるのは、私だけかな。

  • 神田上水跡のそばには、美しいピンクの梅の花をつけた木がありました。<br />「見驚(ケンキョウ)」というそうです。<br />見て驚け!ってことかしら。

    神田上水跡のそばには、美しいピンクの梅の花をつけた木がありました。
    「見驚(ケンキョウ)」というそうです。
    見て驚け!ってことかしら。

  • 神田上水跡を背景に、ピンクの「見驚」。

    神田上水跡を背景に、ピンクの「見驚」。

  • 見驚<br /><br />ロープで阻まれているけれど、できるだけ腕を伸ばして近くから。

    見驚

    ロープで阻まれているけれど、できるだけ腕を伸ばして近くから。

  • 白糸の滝<br /><br />縦と横の両方で撮ってみて、横の広がりのこの写真の方が気に入りました。<br />散策後半、ときどき曇ったため、日が射して、水面に木々の緑が映るのを待ちました。

    白糸の滝

    縦と横の両方で撮ってみて、横の広がりのこの写真の方が気に入りました。
    散策後半、ときどき曇ったため、日が射して、水面に木々の緑が映るのを待ちました。

  • 大きな「一本松」。<br />松を保護するようにかかっている竹の傘が面白いです。<br /><br />背景に都会らしい高層ビルが見えるため、まるで時の流れから取り残された「はざま」にいるような錯覚がします。

    大きな「一本松」。
    松を保護するようにかかっている竹の傘が面白いです。

    背景に都会らしい高層ビルが見えるため、まるで時の流れから取り残された「はざま」にいるような錯覚がします。

  • 再び、飯田橋側の入口に戻ってきました。<br />ちょっと可愛いもの、みっけ。

    再び、飯田橋側の入口に戻ってきました。
    ちょっと可愛いもの、みっけ。

  • 飯田橋側の入口そばの塀に咲いていた梅<br />園内では思ったほど梅の写真が撮れなかったので、とりおさめ@<br /><br />黄色いクロッカスもあったのですが、柵に阻まれて近づけませんでした。<br /><br /><br />小石川後楽園のHPに園内マップがありますが、どんなルートを辿ったか、これをご覧になればすぐ分かると思います@<br />http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map030.html<br /><br />梅林が目的だったため、渡月橋や清水観音堂跡、朱塗りの通天橋や、音羽の滝、それから鳴門や内庭の方までは、足を延ばしませんでした。<br />園内マップによると、内庭の方にも梅があったようですが、次の予定が押していて@<br />この時期にお隣の東京ドームで開催されていた、アレです。

    飯田橋側の入口そばの塀に咲いていた梅
    園内では思ったほど梅の写真が撮れなかったので、とりおさめ@

    黄色いクロッカスもあったのですが、柵に阻まれて近づけませんでした。


    小石川後楽園のHPに園内マップがありますが、どんなルートを辿ったか、これをご覧になればすぐ分かると思います@
    http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map030.html

    梅林が目的だったため、渡月橋や清水観音堂跡、朱塗りの通天橋や、音羽の滝、それから鳴門や内庭の方までは、足を延ばしませんでした。
    園内マップによると、内庭の方にも梅があったようですが、次の予定が押していて@
    この時期にお隣の東京ドームで開催されていた、アレです。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • さすらいおじさんさん 2007/04/23 21:17:14
    水戸後楽園
    まみさん


    水戸後楽園は行ったことがあるのですが、小石川後楽園は行っていません。
    小石川後楽園のホームページを拝見して知ったのですが、金閣、銀閣などと並ぶ日本の名園なのですね。
    梅のUP写真がきれいです。
    東京に行く機会あれば、東京ドームとともに、行ってみたいです。

    まみ

    まみさん からの返信 2007/04/25 08:39:25
    RE: 水戸後楽園
    さすらいおじさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

    小石川後楽園は私も少し足を延ばせばいつでもいけるところにあったのに、なかなか行かないものですね。
    ちょうど東京ドームの世界らん展に行こうとしていたので、先に行ってみました。
    梅まつりの最中だったから梅が目当てで。
    でもこういう庭は、お庭全体を楽しむつもりで行くほうがよいですね。
    梅は、森林公園などの広いところを見たあとなので数が少なく感じられましたが、庭園全体の雰囲気は良かったです。
    高層ビルが見え隠れして、過去と現在が奇妙に同居している空間も同時に楽しみつつ@
  • tsunetaさん 2007/03/07 22:39:40
    小石川後楽園の梅
    まみさん! こんばんわ。 いつも訪問していただきありがとうございます。
    小石川後楽園については当方も正月に初めて訪問したのですが、小石川後楽園訪問の一番良いシーズンは梅、桜、新緑、紅葉の時かなあ・・と思っていました。 
    梅が殆ど終わりのときに訪問されて残念でしたね。

    それにもめげず梅のズームアップ撮影をされていて結構楽しまれていますね。
    まみさんの探究心旺盛には感心しています。

    tsuneta

    まみ

    まみさん からの返信 2007/03/09 22:15:29
    RE: 小石川後楽園の梅
    tsunetaさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    tsunetaさんも小石川後楽園にいかれたのはわりと最近だったのですね。
    あの大きなしだれ桜は、満開のときは見事でしょうね。
    駅の桜名所のポスターに写真があります。
    でも桜は梅より満開のときが短いので、ちょうどよい機会を狙うのは大変そうです。
    紅葉のときにはぜひ行ってみたいです。

    実は同日、東京ドームの世界らん展を予定していました。
    でも先にちょっと小石川後楽園によったのです。
    東京の梅の名所の一つと分かっていたので、どんなかんじに梅林があるのか、それだけでも知りたくて、もう梅は終わり近くだろうと分かった上でも、好奇心を抑えられませんでした。
    まあ、こういうかんじか、と分かったので、ある意味、それはそれで満足できました。
  • 義臣さん 2007/03/02 16:52:54
    竹の笠
    私はこの竹の笠を結わえていると時に行ってました、
    いらなくなった縄をお土産に頂いてきましたが。
    イグサで編んだ縄ですので良い匂いがしてました。

    まみ

    まみさん からの返信 2007/03/05 21:30:14
    RE: 竹の笠
    義臣さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    あの竹の笠の縄をおみやげにいただけたなんて、タイミングが良かったんですね。
    いい匂いはまだ持続していますかしら。

    しだれ桜が咲くころにまた行きたい気がしますが。。。まあ、桜の名所ってたくさんあるので、遠出しなくても歩いていける近所にもたくさん。
    一方、多少遠出もしたい気分もあり。
    どれにしようか思案中です@

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