ブラジル（マナウス・アマゾン）

2006/10/16 - 2006/10/19

エクアドルからマナウスへ。
本当はペルー・サンパウロを経由してマナウスに入る予定が、
タカ航空の機材故障の為
パナマ経由で直接マナウスに入る事になる。

エリア マナウス(ブラジル)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

アマゾネス劇場外観
夕刻、マナウス着。
ちょうど閉館時間になってしまった為、
係りの人に粘ってみるも
中を観る事が出来ず。残念！

気を取り直して街中へ。
市場を見たかったが、
夕方はお土産屋しか開いていなかったので、
翌朝出直す事に。

魚市場入り口
栄華を極めた時代の面影を残す建物の一つ。

魚市場
朝7時頃に再度訪れた。
アマゾンで取れた魚を
まとめて台の上に並べている。
小さな魚は顔に紐（藁？）を通して
まるで笹の枝のよう。
この暑さの中、台に放置したままで
魚は腐らないのだろうか？？

ホテルの窓から

マナウス港
アマゾンに向けて船が出る。
必要なものをここで買い揃えることが出来る。

日本では高級観賞魚のアロワナも
ここでは、一般的な食材。
山になって売っている。

アマゾンには
メガネカイマンとクロカイマン
の２種類のワニが生息している。
美味しいのはメガネ。

アマゾンの日の出は美しい。
ということで、サンライズツアー。
ただし、朝はカラリと晴れる事が少なく、
この日も雲の合間からの日の出見物。
手前に見えるカヌーは現地の方々で
現地人の好物、亀、を捕りにきたらしい。

やっと見えた太陽。
茜色。
写真に写ってはいないが、
沢山のピンクイルカと河イルカが
ぴょんぴょんと跳ねていた。

写真では確認しにくいが、
この辺りのアマゾン川は二つの河の合流地点で、
くっきりと二色に別れて見える。
手前がコーラ色のネグロ河、
奥がカフェオレ色のソリモエス河
ネグロ河は強い酸性で水温が低い。
強い酸性の為、雑菌は少なく、
この水を飲んでも食中毒にはならないらしいが、
腹を下す成分が多く含まれているため、
飲むと大変な事になるらしい。
また、ボウフラも湧きにくい為、
対岸に比べると極端に蚊が少ないらしい。
一方ソリモエスは養分が豊富で、
魚、蚊ともに大量にいるらしい。
イルカもソリモエス側が好きだと
ガイドが言っていた。

ジャングルトレッキング。

日本で食べられているパイナップルと
種類が違うそうだが、
アマゾンのパイナップルは美味しい。
すっかりはまってしまい、
日本に帰ってきてからも暫く
パイナップルばかり食べていた。

ガイドの男の子がトレッキングの途中で
椰子の木に登ってくれた。
縄を木にかけひょいひょいと登る。
あっと言う間に木のてっ辺近くまで登る。
恐るべし、現地民。

ゴムプランテーション再現施設で飼われている
ウールモンキー。
最近まで放し飼いだったが
悪戯ばかりするので、
繋がれてしまったそうだ。

ゴムプランテーションの再現。
ポルトガルは、
ゴムプランテーションで働く人を
本国から連れて来ていたらしい。
誘い文句は
「兵役を逃れ、アマゾンで高収入get」
当時のアマゾンは金持ちが集まり、
本国以上に派手な生活が出来たので、
それなりの人気があったようだ。
後年、良いゴムの木の苗を
東南アジアに持ち出され栽培が始まると、
一気にアマゾンのゴム景気は破綻。
本国から連れられてきた人々もそのまま
ここアマゾンに残った為
今でも碧眼な人々が多くいるらしい。
判別しにくいがこの写真の方も碧眼。

再びアマゾナス劇場内部。
フライト時間までに間があったので、
到着日に観られなかったアマゾナス劇場へ。
流石に豪華。

アマゾナス劇場内部天井。
４つのパートに別れている。
素晴らしく美しい。

アマゾナス劇場のバルコニー。
細かい細工が当時の煌びやかさを想像させる。
丸窓の下にある像は有名な音楽家の像だと
言ったような気がするが、
フラフラとしながら聞いていたため、
確信なし。（建築家だったかなぁ？？）
アマゾナス劇場は
維持費が掛かりすぎるということで
数年前まで打ち捨てられていたが、
ここ数年、
観光資源として見直されるようになった。
最近では夕刻から、
市民コンサートや劇など、
市民への開放もされているらしい。