ミャンマー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
06年末で会社を退社し、少しばかりの暇ができたのでミャンマーを旅行することにした。なぜミャンマーかというと、05年にベトナムを旅行した際に出会った日本旅行者に「治安がよく、いい国だ」と聞き、物価が安く長く滞在してもそんなにお金がかかりそうにないことなどとあわせて行く気になったからだ。<br /><br /> 関空1時25分発のTG673便で出発。深夜便は初利用だが、機内食が軽食モードなのでチョット損をした気になる。中央の3人掛けのシートで幸いにして横が空席だったので、横になって寝る事ができてラッキーだった。<br /><br /> バンコク着5時50分。開港まもなくの新空港は当然のことながらピカピカ。「バーガーキング」に大行列。私も食べたくなったが、ここで無駄遣いするのもバカバカしいので我慢する。<br /><br /> 8時15分発のTG303便でヤンゴンへ。9時ヤンゴン着。<br />ターミナルへはバスで移動したのだが、バス内は「自動ドア」とか「下車する際にはボタンを押してお知らせください」とか日本語の案内が目立つ。どうも日本で路線バスとして使用されていたバスを払い下げたもののようだ。<br /><br /> 国際空港にしては簡素なターミナルのタクシーカウンターで市街地までのタクシーを呼んでもらう。6ドル。<br /><br /><br /> タクシーはボロボロの日産車。日本ではとても車検に通りそうにない。初めてのミャンマー。興味津々で車外を眺める。まず最初に思ったことは「バイクが1台もいないなあ」ということ。バイクの大群が一種の名物であるベトナムとは違う。というか日本だってバイクは結構走っているのだから、1台も走ってないのは何か不思議な感じがした。ヤンゴンには3日間滞在したのだが、結局見かけたのは1台だけだった。<br /><br /> あとバスは日本からの払い下げばかりだ。車内表示はもちろん広告もそのままのバスがほとんど。阪急バスや大阪市営バスもたくさん走っていてこれまた不思議な感じがした。<br /><br /> 30分ほど走ってダウンタウンへ。「地球の歩き方」を見てここにしようと決めていた「ホワイト・ハウス・ホテル」へチェックイン。13ドル。風呂付きにしてみたが窓もなく、失敗した感がある。<br /><br /> フロントで両替してもらう。ミャンマーでの両替は銀行ではなく、ブラックマーケットやホテルで行う。公定レートと実勢レートがかけ離れているからだ。1ドル=1200チャットで両替してもらう。1ドルが約120円だから、チャットに0.1をかければ日本円での価格になる。しかしブラックマーケットでは1ドル=1350チャットで両替してくれる(100ドル以上両替した場合)ことを後で知った。<br /><br /> 一息ついて、町へ繰り出す。一応歩道はあるのだが、露店だらけ人だらけで歩くのに難儀する。露店は食べ物はもちろん、時計や服などを並べている店などありとありえるものが売られている。外国人である私をじろじろ見るわけでもなく、他の国のように売り子が声をかけてくるわけでもない。その意味では歩きやすい。<br /><br /> 空腹を覚えたので「オキナワ」というレストランで食事を取る。名前は「オキナワ」だが中華料理屋である。チキンの焼き飯とパパイヤジュースで1700チャット。<br /><br /> ヤンゴンで一番有名なパゴタ「シュエダゴォンパゴダ」へ向かう。ダウンタウンからは3キロぐらいあるのだが、歩いて行くことにした。1月のヤンゴンは日本の初夏ぐらいの気候。程よく汗をかいた。<br /><br /> 約1時間のパゴタめぐりを終えて、宿に戻る。しばらく宿のテラスで読書。さわやかな風に吹かれながら「壬生義士伝」を読む。<br /><br /> 夕食時になったので、再度外出。屋台で食べようかと思ったけど、すっと座れるようなところが見当たらなかったので、インド料理店へ。南インド風のターリーを注文した。ザンバルという汁っぱいカレーとキャベツのサプジ(付け合せ)。チキンの煮込みを追加注文して1200チャット。<br /><br /> 

ミャンマー旅行記(第1日目、07・01・08)

1いいね!

2007/01 - 2007/01

4331位(同エリア4542件中)

2

4

せっけんさん

06年末で会社を退社し、少しばかりの暇ができたのでミャンマーを旅行することにした。なぜミャンマーかというと、05年にベトナムを旅行した際に出会った日本旅行者に「治安がよく、いい国だ」と聞き、物価が安く長く滞在してもそんなにお金がかかりそうにないことなどとあわせて行く気になったからだ。

 関空1時25分発のTG673便で出発。深夜便は初利用だが、機内食が軽食モードなのでチョット損をした気になる。中央の3人掛けのシートで幸いにして横が空席だったので、横になって寝る事ができてラッキーだった。

 バンコク着5時50分。開港まもなくの新空港は当然のことながらピカピカ。「バーガーキング」に大行列。私も食べたくなったが、ここで無駄遣いするのもバカバカしいので我慢する。

 8時15分発のTG303便でヤンゴンへ。9時ヤンゴン着。
ターミナルへはバスで移動したのだが、バス内は「自動ドア」とか「下車する際にはボタンを押してお知らせください」とか日本語の案内が目立つ。どうも日本で路線バスとして使用されていたバスを払い下げたもののようだ。

 国際空港にしては簡素なターミナルのタクシーカウンターで市街地までのタクシーを呼んでもらう。6ドル。


 タクシーはボロボロの日産車。日本ではとても車検に通りそうにない。初めてのミャンマー。興味津々で車外を眺める。まず最初に思ったことは「バイクが1台もいないなあ」ということ。バイクの大群が一種の名物であるベトナムとは違う。というか日本だってバイクは結構走っているのだから、1台も走ってないのは何か不思議な感じがした。ヤンゴンには3日間滞在したのだが、結局見かけたのは1台だけだった。

 あとバスは日本からの払い下げばかりだ。車内表示はもちろん広告もそのままのバスがほとんど。阪急バスや大阪市営バスもたくさん走っていてこれまた不思議な感じがした。

 30分ほど走ってダウンタウンへ。「地球の歩き方」を見てここにしようと決めていた「ホワイト・ハウス・ホテル」へチェックイン。13ドル。風呂付きにしてみたが窓もなく、失敗した感がある。

 フロントで両替してもらう。ミャンマーでの両替は銀行ではなく、ブラックマーケットやホテルで行う。公定レートと実勢レートがかけ離れているからだ。1ドル=1200チャットで両替してもらう。1ドルが約120円だから、チャットに0.1をかければ日本円での価格になる。しかしブラックマーケットでは1ドル=1350チャットで両替してくれる(100ドル以上両替した場合)ことを後で知った。

 一息ついて、町へ繰り出す。一応歩道はあるのだが、露店だらけ人だらけで歩くのに難儀する。露店は食べ物はもちろん、時計や服などを並べている店などありとありえるものが売られている。外国人である私をじろじろ見るわけでもなく、他の国のように売り子が声をかけてくるわけでもない。その意味では歩きやすい。

 空腹を覚えたので「オキナワ」というレストランで食事を取る。名前は「オキナワ」だが中華料理屋である。チキンの焼き飯とパパイヤジュースで1700チャット。

 ヤンゴンで一番有名なパゴタ「シュエダゴォンパゴダ」へ向かう。ダウンタウンからは3キロぐらいあるのだが、歩いて行くことにした。1月のヤンゴンは日本の初夏ぐらいの気候。程よく汗をかいた。

 約1時間のパゴタめぐりを終えて、宿に戻る。しばらく宿のテラスで読書。さわやかな風に吹かれながら「壬生義士伝」を読む。

 夕食時になったので、再度外出。屋台で食べようかと思ったけど、すっと座れるようなところが見当たらなかったので、インド料理店へ。南インド風のターリーを注文した。ザンバルという汁っぱいカレーとキャベツのサプジ(付け合せ)。チキンの煮込みを追加注文して1200チャット。

 

一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
タイ国際航空
  • ミャンマーの格闘技「ラウエイ」の試合開催を告知する看板から。腹が出ていてあまり強そうでは…

    ミャンマーの格闘技「ラウエイ」の試合開催を告知する看板から。腹が出ていてあまり強そうでは…

  • シュエダゴォンパゴタ。塔のてっぺんには1個76カラットのものをはじめとするダイヤや1383個のルビーなどの宝石がちりばめられている。

    シュエダゴォンパゴタ。塔のてっぺんには1個76カラットのものをはじめとするダイヤや1383個のルビーなどの宝石がちりばめられている。

  • パゴタで出会ったミョーゾくん。チン族である彼はタイの日本食レストランで働いた経験を持ち、日本語がうまい。今は日本語で書かれた教科書でスペイン語を勉強している。彼の友達は、中国から日本へ密入国して現在北海道の牧場で働いているらしい。

    パゴタで出会ったミョーゾくん。チン族である彼はタイの日本食レストランで働いた経験を持ち、日本語がうまい。今は日本語で書かれた教科書でスペイン語を勉強している。彼の友達は、中国から日本へ密入国して現在北海道の牧場で働いているらしい。

  • ビールが飲める屋台の並ぶ19番通りの風景。ちなみにミャンマーでは瓶ビールより生ビールの方が安く、お得感がある。

    ビールが飲める屋台の並ぶ19番通りの風景。ちなみにミャンマーでは瓶ビールより生ビールの方が安く、お得感がある。

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • shuchanさん 2007/02/26 22:14:33
    ミヤンマーでの楽しい日記拝見しました
    ヤンゴンではバイクが走行禁止になっています。ヤンゴン国際空港の到着ロビーが昨年12月新築され建物を使用開始なんだかミヤンマーの空港で無くなったようで残念!!空港のバスは京急、神奈中バス等の中古日本車が使われています。滑走路も延長工事が始まって大型機の着陸が出来るようになりそうです、前は関空から直接全日空がヤンゴンに乗り入れていましたが今は
    無く将来的には大型機が日本から直接ヤンゴンに・・・・・希望します

    せっけんさん からの返信 2007/03/28 11:45:25
    RE: ミヤンマーでの楽しい日記拝見しました
    >shucyanさんへ

     ここの更新サボっていたもんで、返事遅れて申し訳ございません。shucyanさんはミャンマーへ何回も行ってらっしゃるんですね。ミャンマーって日本人にはあまり旅行先としてなじみがないかもしれませんが、本当にいい国ですよね。治安はいいし、人々も穏やかでやさしいし。

     今後、再びかの地を踏めるかどうかはわかりませんが、旅行する余裕ができたら、ぜひまた訪れてみたいです。

せっけんさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ミャンマーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミャンマー最安 766円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ミャンマーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP