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2006/10/23(月)第16日目:ブダペスト<br />デアーク広場のハンガリー動乱追悼日のための展示、大シナゴーグ(祝日のため儀式で入れず)<br />彫刻広場(Statue Park)見学ツアー<br />オペラ座ショップ、鎖橋からヴァーツィ通りをショッピングしながらエリジュペート橋まで<br />ブダペスト・ケレーティ(東)駅発18:10の寝台車でルーマニアのシギショアラへ<br /><br />この約一週間後の10月30日に帰宅した私を迎えた家族の第一声は、「あんた、23日にブダペストのいたの? 大丈夫だった?」でした。<br />なんのことかと思ったら、どうやらハンガリー動乱追悼日の23日のブダペストでは、日本でニュースになるくらいの暴動が起こったようです。<br />観光客にもケガ人が出たそうで、家族をたいそう心配させてしまったようです。<br />その数日後に、ルーマニアから送ったハガキが届いて無事を確認できてひとまず安心したのだとか。<br /><br />ひょっとしたらニアミスだったかもしれませんが、私は彫刻公園から戻った後、観光客が集まる鎖橋や繁華街のヴァーツラフ通りをうろうろしていたので、面白いくらいそのことに気付きませんでした。<br />いや、家族にも言いましたが、東京でいうなら池袋と東池袋くらいは離れていたかな。<br />地下鉄一駅分でも離れていると、現場にいても全く分からないものです。<br /><br />でも、いまにして思えば、やたらと警備の厳しかった10月23日。<br />動乱の気配は、感じようと思えば感じられたに違いありません。<br />彫刻公園に行く前に、デアーク広場からシナゴーグまで歩いていたときにも思ったのですが、いつもはびゅんびゅん車が走るカーロイ環状通りやアンドラーシ大通りはガラ空きで、ほとんど歩行者天国状態でした。<br />それに、あちこちで道路封鎖がされていて、警官がたくさんいます。<br />POLICEと書かれた白いテープで封鎖され、車が通れないようになっていました。<br /><br />ハンガリーの旗が街のあちこちで翻っていたのはハンガリー動乱追悼日という祝日の性格から当然だと思っていましたが、毎年、こんなに厳しい警備体制が敷かれるものなのか、一体、何を警戒しているのだろう、と首を傾げたものです。<br /><br />彫刻公園から戻ってきた午後には、武装警官も見かけました。<br />パトカーが何台も留まっていたのはともかく、サイレンを鳴らして何台も走り抜けました。<br />その中にはタンカーのような放水車も含まれていました。<br />それが放水車と分かったのは帰国後のことです。<br />また、夕方、デアーク広場のカーロイ環状通りの前では、旗を持った人が物見遊山の雰囲気でものすごく集まっていました。<br />パレードでも通るのかなぁと好奇心が沸きましたが、その時はそろそろホテルに戻らないと寝台車に乗る時間に間に合わなくなりそうだったので、ぐっとあきらめました。<br /><br />もしかしたらあの日、ブダペストのホテルに滞在していたら、ニュースで多少のことは知ったかもしれません。<br />しかし私はその日の寝台車でルーマニアに行ってしまいました。<br />そしてルーマニアでの最初3日間は、テレビもない安ホテルやプライベート・ルームに泊まっていました。

2006年ハンガリーとルーマニア旅行第16日目(3):ハンガリー動乱追悼日のブダペスト

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2006/10/23 - 2006/10/23

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まみ

まみさん

2006/10/23(月)第16日目:ブダペスト
デアーク広場のハンガリー動乱追悼日のための展示、大シナゴーグ(祝日のため儀式で入れず)
彫刻広場(Statue Park)見学ツアー
オペラ座ショップ、鎖橋からヴァーツィ通りをショッピングしながらエリジュペート橋まで
ブダペスト・ケレーティ(東)駅発18:10の寝台車でルーマニアのシギショアラへ

この約一週間後の10月30日に帰宅した私を迎えた家族の第一声は、「あんた、23日にブダペストのいたの? 大丈夫だった?」でした。
なんのことかと思ったら、どうやらハンガリー動乱追悼日の23日のブダペストでは、日本でニュースになるくらいの暴動が起こったようです。
観光客にもケガ人が出たそうで、家族をたいそう心配させてしまったようです。
その数日後に、ルーマニアから送ったハガキが届いて無事を確認できてひとまず安心したのだとか。

ひょっとしたらニアミスだったかもしれませんが、私は彫刻公園から戻った後、観光客が集まる鎖橋や繁華街のヴァーツラフ通りをうろうろしていたので、面白いくらいそのことに気付きませんでした。
いや、家族にも言いましたが、東京でいうなら池袋と東池袋くらいは離れていたかな。
地下鉄一駅分でも離れていると、現場にいても全く分からないものです。

でも、いまにして思えば、やたらと警備の厳しかった10月23日。
動乱の気配は、感じようと思えば感じられたに違いありません。
彫刻公園に行く前に、デアーク広場からシナゴーグまで歩いていたときにも思ったのですが、いつもはびゅんびゅん車が走るカーロイ環状通りやアンドラーシ大通りはガラ空きで、ほとんど歩行者天国状態でした。
それに、あちこちで道路封鎖がされていて、警官がたくさんいます。
POLICEと書かれた白いテープで封鎖され、車が通れないようになっていました。

ハンガリーの旗が街のあちこちで翻っていたのはハンガリー動乱追悼日という祝日の性格から当然だと思っていましたが、毎年、こんなに厳しい警備体制が敷かれるものなのか、一体、何を警戒しているのだろう、と首を傾げたものです。

彫刻公園から戻ってきた午後には、武装警官も見かけました。
パトカーが何台も留まっていたのはともかく、サイレンを鳴らして何台も走り抜けました。
その中にはタンカーのような放水車も含まれていました。
それが放水車と分かったのは帰国後のことです。
また、夕方、デアーク広場のカーロイ環状通りの前では、旗を持った人が物見遊山の雰囲気でものすごく集まっていました。
パレードでも通るのかなぁと好奇心が沸きましたが、その時はそろそろホテルに戻らないと寝台車に乗る時間に間に合わなくなりそうだったので、ぐっとあきらめました。

もしかしたらあの日、ブダペストのホテルに滞在していたら、ニュースで多少のことは知ったかもしれません。
しかし私はその日の寝台車でルーマニアに行ってしまいました。
そしてルーマニアでの最初3日間は、テレビもない安ホテルやプライベート・ルームに泊まっていました。

  • デアーク広場とエリジュベート広場付近の警戒ぶり<br /><br />彫刻広場に行く直通バスのバス停を探しているときに撮りました。<br />でも、道行く人が何か聞いたりしている姿もありました。お巡りさんに聞くようなかんじで。<br />なので道でも聞いているのかなぁと思った私。<br />あるいは、この警戒ぶりは何事か、とでも質問していたのでしょうか。

    デアーク広場とエリジュベート広場付近の警戒ぶり

    彫刻広場に行く直通バスのバス停を探しているときに撮りました。
    でも、道行く人が何か聞いたりしている姿もありました。お巡りさんに聞くようなかんじで。
    なので道でも聞いているのかなぁと思った私。
    あるいは、この警戒ぶりは何事か、とでも質問していたのでしょうか。

  • 彫刻広場から戻る直通バスの車窓から<br /><br />鎖橋を渡っているとき車窓の外をふと見てみると、エリジュベート橋にハンガリーの旗がずらり!

    彫刻広場から戻る直通バスの車窓から

    鎖橋を渡っているとき車窓の外をふと見てみると、エリジュベート橋にハンガリーの旗がずらり!

  • デアーク広場のカーロイ環状道路の前の警備員たち<br /><br />この警戒ぶりは、今日はハンガリー動乱追悼日だからでしょうか。<br />この日は国立博物館の前では演説など行われる、と聞いていましたが、今年は2006年で1956年のハンガリー動乱から50周年ということもあって、不満分子の若者たちあたりから(ネオナチ?)、何か起こるかも知れない、といったきな臭い噂があったようです。<br />もっとも、むしろこの日がきなくさくなってしまったのは、2006年9月中ばの、暴動にまで発展した首相退陣を求めるデモかにからむものだったようです。<br />どうも、国民の不満がくすぶっていて、今にも吹き出しそうな不穏な空気を利用して、野党が巻き返しをはかっている、といった裏事情。<br /><br />このあたりは、たとえ日本の事情であっても時事に疎い私は、とりわけブダペスト在住の「さがみ」さんのHPやブログで情報を集めさせていただきました。<br />「旅の指さしシリーズ ハンガリー語」の執筆もなさった方です。<br />旅行前には、掲示板での質問にも丁寧に答えてくださいました。<br /><br />さがみさんのHP「ハンガリー良いとこ一度はおいで」<br />http://www.szagami.com/index.htm<br />さがみさんのブログ「ハンガリーのブリキ箱」<br />http://blog.szagami.com/

    デアーク広場のカーロイ環状道路の前の警備員たち

    この警戒ぶりは、今日はハンガリー動乱追悼日だからでしょうか。
    この日は国立博物館の前では演説など行われる、と聞いていましたが、今年は2006年で1956年のハンガリー動乱から50周年ということもあって、不満分子の若者たちあたりから(ネオナチ?)、何か起こるかも知れない、といったきな臭い噂があったようです。
    もっとも、むしろこの日がきなくさくなってしまったのは、2006年9月中ばの、暴動にまで発展した首相退陣を求めるデモかにからむものだったようです。
    どうも、国民の不満がくすぶっていて、今にも吹き出しそうな不穏な空気を利用して、野党が巻き返しをはかっている、といった裏事情。

    このあたりは、たとえ日本の事情であっても時事に疎い私は、とりわけブダペスト在住の「さがみ」さんのHPやブログで情報を集めさせていただきました。
    「旅の指さしシリーズ ハンガリー語」の執筆もなさった方です。
    旅行前には、掲示板での質問にも丁寧に答えてくださいました。

    さがみさんのHP「ハンガリー良いとこ一度はおいで」
    http://www.szagami.com/index.htm
    さがみさんのブログ「ハンガリーのブリキ箱」
    http://blog.szagami.com/

  • アンドラーシ大通りにでかでかとハンガリーの旗<br /><br />きれいに翻っているところを撮りたかったのだけど。

    アンドラーシ大通りにでかでかとハンガリーの旗

    きれいに翻っているところを撮りたかったのだけど。

  • POLICEのテープで車両規制中のアンドラーシ大通り<br /><br />それにしても、木々の緑がすがすがしいです。<br />車が通らないため、余計にそう感じられます。

    POLICEのテープで車両規制中のアンドラーシ大通り

    それにしても、木々の緑がすがすがしいです。
    車が通らないため、余計にそう感じられます。

  • アンドラーシ大通りの警官たち<br /><br />まあ、徒歩で移動する限り、観光客にはあまり影響がなかったですけどね。<br />別に職務質問を受けたりしませんでしたし。

    アンドラーシ大通りの警官たち

    まあ、徒歩で移動する限り、観光客にはあまり影響がなかったですけどね。
    別に職務質問を受けたりしませんでしたし。

  • 黄色くそまった木々が美しいアンドラーシ大通り<br /><br />車両規制のため、がら空きです。<br />人間たちの都合とは別に、季節は自然とともに美しく過ぎていきます。

    黄色くそまった木々が美しいアンドラーシ大通り

    車両規制のため、がら空きです。
    人間たちの都合とは別に、季節は自然とともに美しく過ぎていきます。

  • 道路を渡る時に撮ったアンドラーシ大通り<br /><br />頭上にはやはりハンガリーの旗が@

    道路を渡る時に撮ったアンドラーシ大通り

    頭上にはやはりハンガリーの旗が@

  • 王宮とブダ側にハンガリーの旗をモチーフにした看板がずらり

    王宮とブダ側にハンガリーの旗をモチーフにした看板がずらり

  • ハンガリーの旗で飾られた鎖橋<br /><br />いつ見てもかっこいい鎖橋ですが、ハンガリーの旗で飾られて、ますますかっこ良くなっています。

    ハンガリーの旗で飾られた鎖橋

    いつ見てもかっこいい鎖橋ですが、ハンガリーの旗で飾られて、ますますかっこ良くなっています。

  • ハンガリーの旗に飾られた鎖橋<br /><br />こんな姿の鎖橋を見ることができるのは10月23日の今日だから。<br />めったに見られない姿に感激してもう一枚!

    ハンガリーの旗に飾られた鎖橋

    こんな姿の鎖橋を見ることができるのは10月23日の今日だから。
    めったに見られない姿に感激してもう一枚!

  • インターコンチネンタル・ホテルのすぐそばで<br /><br />要人でも泊まりそうなこの高級ホテルのすぐそばは、パトカーが何台も駐車しており、白バイも控えていました。<br />その少し先では、ヘルメットと盾で武装した警官隊までいたんですよ。

    インターコンチネンタル・ホテルのすぐそばで

    要人でも泊まりそうなこの高級ホテルのすぐそばは、パトカーが何台も駐車しており、白バイも控えていました。
    その少し先では、ヘルメットと盾で武装した警官隊までいたんですよ。

  • サイレンをうならせて走るパトカーと停車中のパトカー

    サイレンをうならせて走るパトカーと停車中のパトカー

  • ハンガリーの旗が翻るエリジュベート橋<br /><br />よく見ると、1956年のハンガリー動乱の象徴、真ん中に穴のあいたハンガリーの旗です。

    ハンガリーの旗が翻るエリジュベート橋

    よく見ると、1956年のハンガリー動乱の象徴、真ん中に穴のあいたハンガリーの旗です。

  • ハンガリーの旗が翻るエリジュベート橋

    ハンガリーの旗が翻るエリジュベート橋

  • ハンガリーの旗を持った人たちがたくさん<br /><br />不穏な雰囲気は全くありませんでしたよ。

    ハンガリーの旗を持った人たちがたくさん

    不穏な雰囲気は全くありませんでしたよ。

  • 武装警官たち<br /><br />おお、ここまで警戒するんだ!───とびっくり!<br />記念に写真を撮りたかったのですが……さすがに後ろからこっそり撮りました。<br />でも、帰国後にさがみさんのブログを見たら、この警戒は、まだまだかわいいものだったようです。

    武装警官たち

    おお、ここまで警戒するんだ!───とびっくり!
    記念に写真を撮りたかったのですが……さすがに後ろからこっそり撮りました。
    でも、帰国後にさがみさんのブログを見たら、この警戒は、まだまだかわいいものだったようです。

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  • noriakiさん 2007/02/22 21:24:13
    危ない所でしたね!
    まみさん

    こんばんは!
    危機一髪と言った所でしたか???
    でも無事で良かったですね!
    写真は緑がきれいに出ていますね。

    まみ

    まみさん からの返信 2007/02/24 18:09:36
    RE: 危ない所でしたね!
    noriakiさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    もうすぐ二月が終わりますね。
    プライベートに仕事にあわただしかったです。ひさしぶりに仕事で徹夜しました。お肌に悪い。。。
    その反動で、花めぐりでストレス解消@

    10/23のブダペストは、一部ではほんとうに大変なさわぎになっていたようです。
    その片鱗がこれらの厳しい警戒態勢だったのですが、なんか警戒がきびしいなぁと思っただけで、騒ぎには全く気付かなかったのは幸運でした。
    といっても、へたなところを出歩いていたとしたら、あぶなかったんだと思います。
    帰国後に調べたところによると、どうも観光客でもけが人が出たようですから。
    でもへたすると通り1〜2本へだてたたけのところにあったかもしれない危険。
    それがほんのちょっとのタイミングの差で全く気付かず、のんきにおみやげ探しをしていたり、ガイドブックに載っているカフェに入ってケーキに舌鼓を打っていたり。
    私は自分は鈍感な方と自負しているのですが、なんかふりかえると、その呑気ぶりに我ながらすごくおかしいです@
    でも一応、今回のブダペスト訪問では、なにかと騒動がありそうな国会議事堂前は避けましたよ。
    そのおかげで、10/23もなにごともなく無事に過ごせたのかもしれません。
  • noriakiさん 2007/02/19 20:38:43
    いつもながら、詳しい旅行記に関心してます・・・
    まみさん

    こんばんは!
    まみちゃんの旅行記は、説明が詳しいですね!(読むのも大変だけど・・)
    このデアーク広場には近くの企業に用事があって、行ったことがあります。
    確か地下鉄の駅の近くだったと思います。
    沢山旅行記が出ていますので、後でゆっくりと拝見させてもらいます。
    昨日から大阪に仕事で来ています。
    水曜日帰るので、帰ってからゆっくりと拝見します。

    ではまた・・・・
    noriaki

    まみ

    まみさん からの返信 2007/02/20 19:46:06
    RE: いつもながら、詳しい旅行記に関心してます・・・
    noriakiさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    出張、大変ですね。おつかれさまです。って、まだお戻りになっていないですね。
    時間がとれましたら、ぜひゆっくり拝見してくださいませ。
    まあ、確かに文字が多くて、ちょっとしんどいかもしれません。
    文字ベースの旅行記に写真を載せてる感覚で書いてるものですから@
    でも、まあ、あんまりだらだら書かないように気をつけたいと思います。

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