2007/02/15 - 2007/02/15
448位(同エリア667件中)
そよ風さん
早すぎる春一番が吹いた先日、
近所の庭の梅がどこも満開なのを見て、三渓園へ行ってみました。
紅葉の秋に訪れたとき、園内に梅林があったのを見て、これは梅の頃もよさそうだと思いました。
今月11日から一ヶ月間は観梅会で、土日にはさまざまなイベントが催されます。
三渓園の観梅会は、明治41年に創設者である原三渓が梅林の完成を祝って知人を招いたことにはじまり、いまにつづいています。
昭和52年には、横浜の友好都市上海より贈られた紅梅・緑萼梅87本が加えられ、園内の梅ノ木は600本を数えるようになりました。
自然の景観を損なうことなくつくられた広い庭園は、四季の花や緑も豊富で、三渓さんのすばらしいセンスが感じられ、何度訪れても飽きのこないよさがあります。
- 交通手段
- 自家用車
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門を入ると池、
いまちょうど渡り鳥のキンクロハジロがいます。 -
頭の羽がポニーテールふう^^で、かわいいですね。
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三渓園のランドマーク三重塔
左下の白梅は7分咲き、その横の木は桜です。 -
梅園の梅は木によって
咲き終わったのやまだ蕾のものと
咲き具合もいろいろでした。 -
この東屋は初音茶屋といって、開園当初から麦茶や白湯がふるまわれていました。
その後戦争などで湯茶接待は途絶えましたが、57年に行方不明だった茶釜が発見されたことによって再開し、観梅会の期間中にかぎり麦茶がふるまわれます。
私もあつあつの麦茶をごちそうになりました。 -
年代ものの茶釜と薪で沸かしたお湯は、文明の利器で沸かしたお湯とは一味違っているような、、、。
大正4年に三渓園を訪れた芥川龍之介が三渓の弟に、『・・・序ながら僕は君の所へ去年の夏、矢代と二人でちょっとお庭を見にゆきました。さうして四阿のやうな所で、田舎の女のやうな人の沸かしてくれるお湯を飲みました。が、どこをどうしてあすこまで辿りついたか、まるで覚えていません。
?ひとはかりうく香煎や白湯の秋?
即興のつもりで書きましたが、月並みなので弱りました。』
このように書いた手紙を送っています。 -
どこのお国のかたでしょう、
ここ三渓園では一人でいらっしゃている外国人観光客のかたをよく見かけます(たいがい女性)。
赤い花模様の付いたニットキャップがよくお似合いです。
湯呑茶碗の持ち方もユニークですね^^ -
日当たりのよいところの梅はほぼ満開
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桜のような華やかさはありませんが、
つつましやかに咲く姿が梅のいいところですね。 -
ほんのりといい香りが漂ってきます。
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あたたかな園内の散策路でお昼寝中のニャンコ
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ポカポカとした陽射しのもと、じつに気持ちよさそうに寝ています。
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樹木の多い園内には野鳥もずいぶん見られます。
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ヒヨドリですね。
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和の佇まいにしっくりとおさまる白梅
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春一番がお掃除してくれたので、空はすっきりとした青空です。
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大好物の梅の花に囲まれてゴキゲンなメジロちゃん
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春らしい趣の紅梅
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かわいらしく撮ったつもりの梅の花です^_^;
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この旅行記へのコメント (4)
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- ユキゴローさん 2007/02/19 17:50:10
- 懐かしい庭園です
- そよ風さん こんにちは!
今を去ること40年近く前の学生の頃、当時入っていた合唱団の仲間数人と遊びに行ったことがあります。若かったしワイワイガヤガヤおしゃべりしながらの散策でしたから、園内の風景など全く記憶になく……。
趣のある庭園ですね!
入っていた合唱団は、コメントに出てきた芥川龍之介の息子で、音楽家の芥川也寸志が主宰していました。
当時のことが走馬灯のように蘇ります。ありがとうございました。
ユキゴロー
- そよ風さん からの返信 2007/02/20 10:06:40
- RE: 懐かしい庭園です
- ユキゴローさん
わぁ、そんな懐かしい想い出がおありになったとは、、
そうですよね〜
私も学生の頃に一度、何人かで行ったときは、
お喋りが楽しくて庭を眺めて歩くといった感じでは
ありませんでした。
景色もほとんど覚えてない、、^^;
京都の修学旅行とおなじですね。
-
- 旅猫さん 2007/02/18 08:04:00
- 梅はいいですね。
- そよ風さん、こんにちは。
三渓園、実はまだ訪れたことがありません。。。
不思議と足が向かないんですよね。
あの鳥、キンクロハジロって言うのですね。
都内の庭園などでよく見かけるので。
あの独特のヘアスタイルが目立ちます。
梅の花の芳香は、春を感じさせてくれますね。
旅猫
- そよ風さん からの返信 2007/02/18 12:03:50
- RE: 梅はいいですね。
- 旅猫さん、書き込みありがとうございます。
私も三渓園を訪れるようになったのは
ここ1、2年のことで、
長いこと横浜市民やっていますけど、
それまではさっぱりでした^_^;
ここの庭園のよさは自然がいっぱいで気取りがなく
散歩するのに手頃な広さ、
四季の移ろいが建物とよく調和しているのもいいです。
創設者の原三渓さんの趣味のよさと、
扉のない門柱に?遊覧御随意に?の札を掲げた太っ腹な人柄が、
いまも随所に残っているところもいいですね。
先月1月に国の名勝にも指定されました。
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