Bulgaria in 2006 vol.2 ～Велико Търново散策（２）～

2006/06/09 - 2006/06/09

後半は、Царевец（ツァレヴェッツの丘）へ。
ここからの旧市街の眺めは抜群、とのことで行かない訳にはいきません。

チャルシャを過ぎてニコラ・ピコロ通りを進んでいくと、丘が見えてきます。

ツァレヴェッツの丘

第二次ブルガリア帝国時代（12～14世紀）には宮殿であったこの場所。皇帝の宮殿は丘の中央部分にあり、面積は4872?であったとか。その他、見張り塔、いくつもの教会など、それらは高さ10m以上・厚さ3.4mもの城壁に堅固に守られていました。

そのような城塞も、1393年にはオスマントルコの3ヶ月に渡る攻防戦により滅亡。

『裏切り者が北の門を開けて、トルコ人を入らせた。その後「味方のものも裏切ったのだから、私たち（トルコ人）も裏切るのではないか」といわれ、トルコ人に殺された。』
こんな話もあるようです。

旧市街を歩いていたときは、ちょっと汗ばむくらいのちょうどよい気候でしたが、やはり丘の上だからでしょうか、風も少し強く肌寒いかな。。。と思うような。でも、天気には恵まれたので何よりでした。

丘を、というよりはそこからの景色ばかりをカメラに収めてきたような・・・


写真は、Царевец（ツァレヴェッツの丘）からの風景

エリア ベリコ・タルノボ(ブルガリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー

P:旧市街の町並み

ニコラ・ピコラ通りを過ぎて、丘が近づいてきました。

が、それよりも右手に見える、旧市街の景色のほうが気になって（笑）

P:入口

奥に見えるのは、総主教区教会。丘の一番高いところにあります。

さて、中へ。
長いように見えるけど、歩くとそれほどでもなかったりします。

三つの門をくぐり抜けます。

中央にそびえ立つのは、再び総主教区教会。
総主教の勢力・権力の象徴としてそびえたち、宮殿と同じようにモザイク画やフレスコ画が描かれていたそうです。

P:旧市街の町並み

P:観光客

カリフォルニアをはじめ、各州から来ていたアメリカ人のグループと出会いました。

どんな仲間なのかは？？？ですが。

素敵な笑顔です☆

少し雲が広がって。。。

晴れてはいたのですが、青空が広がったり、雲が現れたりと、変わりやすい天候でした。

これはこれで、ちょっと薄暗いのもまたコンクリートの城壁に合っているような...

縦に撮ると、また少し雰囲気が変わりますね。

家も多いですが、緑も多いのです。

同じのばかり、撮ってます・汗

でも、飽きないんでｗ

P:見張り台

…だったかしら？汗

P:ヤントラ川

このツァレヴェッツの丘を囲むように蛇行しているヤントラ川。
橋の先は、今回行けなかったТрапезица（トラペジッツアの丘）に続いています。

「ツァレヴェッツ」と「トラベジッツァ」の間に挟まれたところは「アセノヴァ地区」といい、そこもまた職人街であり、多くの古い教会が点在しているようです。その中でも「聖四十人の殉教者」教会は歴史的にも大きな意味を成すようです。

P:ヤントラ川（再）

一回りして、戻ってきました。

P:大主教区教会

どこからでも、見ることができます（笑）

さて。

この丘に、石畳に別れを告げて次へ向かいます〜

P:路地裏

ツァレヴェッツの丘を出て。
あまり時間がないので幾つかある教会の中、聖ニコラ教会へ向かいます。こんな路地裏を通って・・・

おじさんが見えますが、気にせずパチリ☆

P:バラとおじさん

途中で素敵なバラを発見！
扉のところにあふれるように咲いてます☆

実は、先の写真にたまたま写ったおじさんの家とのこと。写真を撮らせていただきたいといったら、「どうぞ、どうぞ！」と。
おじさんは2階にいた息子さんを呼んで‘おじさんと私とバラと’撮るようにと（笑）
〜ここには載せませんがｗ

さっき、見上げていたのは、息子さんとお話してたのかしら？

おじさんとバラ、なかなかマッチしてませんか？（笑）

P:聖ニコラ教会

着きました。
何気ない花壇にも、やっぱりバラ。
それにしても色が豊富！

P:聖ニコラ教会

外見は地味で、教会とは分かりにくいです。
木の陰に隠れるようにひっそりと、存在しています。

入館できる時間が決められているのか？お昼頃に着いたためか？、教会の外でうろうろしている人が何人かいました。…私もその一人ｗ

とても静かな時間でした。

P:聖ニコラ教会

内部は撮影不可なので、入口だけ。
もう、フレスコ画もさすがに見慣れてきました（笑）

入って直ぐに、とても大きなフレスコ画？がありました。鮮やかな黄色が背景の目を見張るような配色。
そして、内部へ〜とても荘厳。
外見の印象とのギャップが大きいからか。圧倒されました。やはりここでも、祈りをささげてキスをする年配の方の姿が。

オスマン朝の支配下にあった時代に作られたそうです。

この旅行記へのコメント （2）

• とんちゃん健康一番さん 2009/02/10 22:54:41

  こういう風景♪

  babyananさんへ♪
  
  先日はお疲れ様でした。
  
  >旧市街の町並み
  素敵ですよね〜。
  見ているだけで幸せな気分になっちゃいます。
  私も一人旅が出来るようなりたいと思います！！
  
  また、ゆっくりお邪魔させて頂きます☆

  babyananさん からの返信 2009/02/10 23:21:49

  RE: こういう風景♪

  とんちゃん健康一番さん、こんばんは☆
  
  早速のご訪問ありがとうございます！そして、先日はお疲れ様でした。
  
  はい。こういう古都の景色に弱いんです。
  結局どこに行っても同じ景色を撮ってる？（笑）
  
  でも。そんな景色見ただけで、ココまで来た甲斐があった〜なんて感じます。
  
  とんちゃんさんのところへも、おじゃましにいきますね〜♪
  
  babyanan