はじめてのパリ　　2007.1

2007/01/13 - 2007/01/16

今年1月中旬パリに行ってきました。今回はパリ2日間、ローマ3日間の旅でした。ローマは2年前に行ったことがあったが、パリは初めてでした。アリタリア航空で成田からミラノ経由パリ着でしたが、いきなりミラノで飛行機が霧で遅れていました。シャルル・ド・ゴール空港からオペラ・ガルニエまでのロワシーバスの最終が23：00発で予定通りのフライトでもあまり余裕がなかったので、旅の最初からドキドキでした。結局、飛行機はミラノから1時間遅れで離陸したのですが、アリタリア航空の機長がかっ飛ばしてくれたのか、思いのほか早くシャルル・ド・ゴール空港に着き、最終のひとつ前のバスに無事乗れてホテルに到着できました。
今回ホテルはマドレーヌ寺院そば、エルメス本店並びで観光にはかなり便利で、朝から観光にでて疲れたら、一度ホテルに戻って風呂入ってまた観光にでるといったことができました。ホテルの立地は重要だとあらためて感じました。（写真はシャン・ド・マルス公園から撮ったエッフェル塔）

エリア パリ(フランス)

今回は、ツアーではなく、飛行機とホテルだけ予約して、あとは個人行動という旅行でした。しかし、パリ初日は、初めての訪問だったので、とりあえずパリ市内半日観光というツアーにお世話になりました。エッフェル塔、凱旋門、コンコルド広場、オペラ・ガルニエ、ノートルダム寺院、パリ市庁舎など主要な観光スポットをまわってくれました。これで、だいたいの位置や距離感などがつかめ、その後の観光に非常に役立ちました。個人旅行の良いところは、自分の思うように行動できるのはもちろんですが、観光スポットやレストランなど自分の足で探して、たどりつけた時の喜びは、ツアーでは味わえないものだと思います。パリ滞在時は、ラッキーなことに天気も非常に良く、
シャン・ド・マルス公園から見たエッフェル塔はとてもきれいでした。反対のシャイヨ宮からのエッフェル塔も朝で逆光でしたがきれいでした。（写真はパリ市庁舎）

パリ初日夕方にオルセー美術館に行ってきました。入場するまで20分くらい待ちましたが、中はそれほど混んでませんでした。入り口のセキュリティチェックのおじさんが「ニモツアケテクダサーイ」と流暢な日本語で言ってたのがちょっと笑えました。写真はムーラン・ド・ラ・ギャレット（ルノワール）。絵画に関しては無知なので、ノーコメント。でも、なんだか見たことはあるなあ。

「オーヴェルの教会」（ゴッホ）。ゴッホはこの絵を描いた2ヵ月後ピストル自殺したそうです。

「笛を吹く少年」（マネ）。これも昔美術の教科書でみたような・・・・

オルセー美術館の後、凱旋門へ。ガラガラで、チケット買ってらせん階段をひたすら登る。途中、休憩所もあり、トイレもとてもキレイでした。2年前にフィレンツェでドゥオーモにのぼった時は夏ということもあり、かなりクタクタになった覚えがあるが、凱旋門は意外とあっさりのぼれます。この写真は凱旋門の上からとったシャンゼリゼ大通りです。様々な通りが放射線状に出ていてとてもきれいです。ここからはエッフェル塔なども見えます。

凱旋門の上から撮ったエッフェル塔。
この写真は違いますが、1時間に1度10分くらい、エッフェル塔がとてもキラキラにライトアップされる時間があって、それはもう例えようのない美しさで、ポカーンと口を
あけて見てしまいました。

翌日行ったルーブル美術館。朝、8：45頃到着したらすぐに開館して、ほとんど並ばずに入場できました。この時間は結構狙い目かも。あまり時間もなかったので、お約束のモナリザ、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、ナポレオン一世の載冠式、民衆を率いる自由の女神などを見て、1時間半ほどで終了。でも、思ったほどお客さんがいなくて、モナリザを４回くらいじっくり見ることができました。

ルーブル美術館

サモトラケのニケ

エルメス本店前にて。基本的にユーロ高の影響でブランド品はあまり割安感がなく、ほとんど店には入りませんでした。街中は治安もよく、怖い思いをすることは全くなかったです。写真のように日本では見たことないようなゴージャスな毛皮のコートを着てる人が結構歩いてたりするので、ある程度キチンとした格好で観光したほうが逆に浮かないかもしれません。メトロも思ってたほど治安が悪くなく、窓口で「カルネ、シルヴプレ」と言って回数券を買い、妻と二人で分けて使いました。特に凱旋門〜コンコルド広場〜ルーブルを通る線は日本の地下鉄と変わらないくらいの雰囲気でした。ただ、サン・ジェルマン・デ・プレに行くときに乗った路線?は、乗ってる人たちの目つきがやや怖くて、なかには車内でマイクとスピーカー持って、歌をうたって、歌い終わったら集金してるオバチャンとかいて、これにはさすがにちょっとビビリました。

パリは街中のところどころにこうしたメリーゴーランドがありました。
そういえば、パリ滞在が日・月・火だったため、特に日・月はパリのレストラン・お店等はほとんどお休みなので、ガイド見て行きたいなあと思った店にあまり行けませんでした。次回行く時は、日程をもっと考えて行かないと。
ちなみに、日曜の夜は凱旋門そばでたまたま開いていたお店で、白ワインとパンと惣菜買って、ホテルの部屋で食べました。昼間に行ったバスティーユ広場周辺の朝市で買った野菜は新鮮で美味しかったです。月曜の昼は、サン・ジェルマン・デ・プレのレオンでムール貝を食べました。夜はアンバサダーホテル内のセーズ・オスマンというレストランに行きました。美味しかったけど、やや割高な感じがしました。
昨日情熱大陸でやってた「あい田」というお店にも行ってみたいなあと思いました。