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今日はウンターエンガディンにあるスイス最古の建物の一つで、世界遺産のミュスタイアのヨハネ教会とスイス唯一の国立公園のハイクに出かける。<br /><br />ウンターエンガディンのツェルネッツ駅前でミュスタイア行きのバスを待つ。今日が建国記念日の休日のせいか多くのハイク客がバスを待っている。乗れるかと心配だったが、さすがスイスのポストバスだ。すぐに増発のバスが到着し降車する停留所ごとに乗車バスを仕分ける。前述したようにスイスカードの半額を払おうとしたらいらないと言う。(またスイスパスと勘違いしたなと)払おうと説明しようとしたら早く入れと催促され、止むを得ず?無料で乗せてもらう。<br />皆さん途中の国立公園内停留所で降りてしまい終点のイタリア国境がすぐそこのミュスタイアまで乗ったのは我々夫婦以外では二人だけ。<br /><br />ミュスタイアの聖ヨハネ教会<br />8世紀にカール大帝によって創立されたと言われる聖ヨハネ・バプティスト大修道院の中にある。教会内部は800ADカロリング時代の壁画で有名で約90あり、スイスの壁画中で最も美しいそうだ。教会内部の見学の後で付属の美術館を見学しようとしたが14時まで閉館なので教会横の墓地を散策。そこで多くのエーデルヴァイスを見る。<br /><br />国立(自然)公園<br />観光立国のスイスだからいたる所に国立公園があると思い込んでしまうが、実は国立公園はここ一つだけ。<br />1908年に自然保護団体の提案で指定された自然保護のための公園。<br />かってスイスのほぼ全域が牧畜という産業で森や草原が人工化されてしまったというスイス人の意識が彼等の底流にあるのだということを何かで読んで驚いたのを思い出す。<br />また小野有五さんの著書「アルプス・花と氷河の散歩道」で知った1980近年ごろから始まった過去に壊された川を自然に戻す近自然工法なども同様な思想といえよう。<br />このような「自然にもどす」「自然のまま」の思想を受け継いだ公園をオーストラリアでも体験した。http://4travel.jp/traveler/4nobu/album/10046777/<br />この公園は広さ169平方kmの太古のままの森と山。鹿、アイペックス(野性山羊)、シャモア(カモシカ)、マーモットなどが自由に生息し、入る人間が逆に規制されている。すなわち公園を通過する自動車道路は1本だけ、建物は必要最小限に厳しく制限され勿論ホテルなどはない、ハイキングルートも限定されルートを外れる事はできない、キャンプや火の使用は禁止、犬などの動物帯同は禁止という厳しさだ。<br />今回は十分な準備もないままに最も簡単なルートを歩き自然公園を体験する。帰りのバスを直前で乗り遅れ、その上かみさんは乗りおくれまいとあわてて砂利道で捻挫する。幸いにもバス停横に駐車したハイクの人にツェルネッツ駅まで乗せてもらう。<br /><br />夜、建国記念日恒例の花火が湖畔から打ちあがるのをテラスから眺めて楽しむ。<br /><br />写真は聖ヨハネ教会の墓に供えて栽培されたエーデルヴァイス<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

2000年スイスの旅(4)ミュスタイアと唯一のスイス国立公園

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2000/08/01 - 2000/08/01

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4nobu

4nobuさん

今日はウンターエンガディンにあるスイス最古の建物の一つで、世界遺産のミュスタイアのヨハネ教会とスイス唯一の国立公園のハイクに出かける。

ウンターエンガディンのツェルネッツ駅前でミュスタイア行きのバスを待つ。今日が建国記念日の休日のせいか多くのハイク客がバスを待っている。乗れるかと心配だったが、さすがスイスのポストバスだ。すぐに増発のバスが到着し降車する停留所ごとに乗車バスを仕分ける。前述したようにスイスカードの半額を払おうとしたらいらないと言う。(またスイスパスと勘違いしたなと)払おうと説明しようとしたら早く入れと催促され、止むを得ず?無料で乗せてもらう。
皆さん途中の国立公園内停留所で降りてしまい終点のイタリア国境がすぐそこのミュスタイアまで乗ったのは我々夫婦以外では二人だけ。

ミュスタイアの聖ヨハネ教会
8世紀にカール大帝によって創立されたと言われる聖ヨハネ・バプティスト大修道院の中にある。教会内部は800ADカロリング時代の壁画で有名で約90あり、スイスの壁画中で最も美しいそうだ。教会内部の見学の後で付属の美術館を見学しようとしたが14時まで閉館なので教会横の墓地を散策。そこで多くのエーデルヴァイスを見る。

国立(自然)公園
観光立国のスイスだからいたる所に国立公園があると思い込んでしまうが、実は国立公園はここ一つだけ。
1908年に自然保護団体の提案で指定された自然保護のための公園。
かってスイスのほぼ全域が牧畜という産業で森や草原が人工化されてしまったというスイス人の意識が彼等の底流にあるのだということを何かで読んで驚いたのを思い出す。
また小野有五さんの著書「アルプス・花と氷河の散歩道」で知った1980近年ごろから始まった過去に壊された川を自然に戻す近自然工法なども同様な思想といえよう。
このような「自然にもどす」「自然のまま」の思想を受け継いだ公園をオーストラリアでも体験した。http://4travel.jp/traveler/4nobu/album/10046777/
この公園は広さ169平方kmの太古のままの森と山。鹿、アイペックス(野性山羊)、シャモア(カモシカ)、マーモットなどが自由に生息し、入る人間が逆に規制されている。すなわち公園を通過する自動車道路は1本だけ、建物は必要最小限に厳しく制限され勿論ホテルなどはない、ハイキングルートも限定されルートを外れる事はできない、キャンプや火の使用は禁止、犬などの動物帯同は禁止という厳しさだ。
今回は十分な準備もないままに最も簡単なルートを歩き自然公園を体験する。帰りのバスを直前で乗り遅れ、その上かみさんは乗りおくれまいとあわてて砂利道で捻挫する。幸いにもバス停横に駐車したハイクの人にツェルネッツ駅まで乗せてもらう。

夜、建国記念日恒例の花火が湖畔から打ちあがるのをテラスから眺めて楽しむ。

写真は聖ヨハネ教会の墓に供えて栽培されたエーデルヴァイス







同行者
カップル・夫婦
航空会社
JAL
  • 国立公園関連地図。今回のハイキングルートを赤破線で示す

    国立公園関連地図。今回のハイキングルートを赤破線で示す

  • ツェルネス駅前からのピッツ・ダロイグリアス3027m<br />

    ツェルネス駅前からのピッツ・ダロイグリアス3027m

  • ベネディクト派聖ヨハネ・バプティスト大修道院塔のあるのがその付属教会。カール(シャルマーニュ)大帝の957AD創建と伝えられる。プランタタワーと云われる。手前が墓地。

    ベネディクト派聖ヨハネ・バプティスト大修道院塔のあるのがその付属教会。カール(シャルマーニュ)大帝の957AD創建と伝えられる。プランタタワーと云われる。手前が墓地。

  • 後陣右の礼拝室。

    後陣右の礼拝室。

  • 後陣中央礼拝室。中央上にスイス美術史上重要なフレスコ「栄光のキリスト」12世紀

    後陣中央礼拝室。中央上にスイス美術史上重要なフレスコ「栄光のキリスト」12世紀

  • 後陣の中央と右の礼拝室の間の壁にカール大帝の像(12世紀)が見える。

    後陣の中央と右の礼拝室の間の壁にカール大帝の像(12世紀)が見える。

  • 教会隣の墓地。手入れがよく、ちょうど花盛り。ほとんどの墓にエーデルヴァイスのひとかたまりが植えられている。

    教会隣の墓地。手入れがよく、ちょうど花盛り。ほとんどの墓にエーデルヴァイスのひとかたまりが植えられている。

  • 墓に植えられたエーデルヴァイスの群れ

    墓に植えられたエーデルヴァイスの群れ

  • エーデルヴァイスをアップして

    エーデルヴァイスをアップして

  • ミュスタイアの手前にある、この谷で一番大きい村サンタマリア

    ミュスタイアの手前にある、この谷で一番大きい村サンタマリア

  • ミュスタイアの帰り国立公園に入る直前のオッフェン峠で憩うバイクツアーの人々。我々のバスもここで5分ほど休む。

    ミュスタイアの帰り国立公園に入る直前のオッフェン峠で憩うバイクツアーの人々。我々のバスもここで5分ほど休む。

  • イル・フォーンでバスを降りグリンメルをとおりオヴァスピンまでのハイクを始める。上から公園を横断する唯一の28号線を見下ろす。道路はこの公園を横断する川に沿っている。

    イル・フォーンでバスを降りグリンメルをとおりオヴァスピンまでのハイクを始める。上から公園を横断する唯一の28号線を見下ろす。道路はこの公園を横断する川に沿っている。

  • ハイクの途中ではこのような崖崩れもあるが、自然のままということで放置してあるのだそうだ。

    ハイクの途中ではこのような崖崩れもあるが、自然のままということで放置してあるのだそうだ。

  • この付近の森の樹はすくすくと育っている

    この付近の森の樹はすくすくと育っている

  • 路傍には樹がごろごろ転がっている。倒木はそのまま朽ちるに任せる。道を妨げている時に限りその部分のみカットする徹底さ。<br />この考えは豪州タスマニアでも同様だが、予算のせいか道を横断する樹をカットしてないこともあって日本の山道の常識「通行禁止」と間違えた事があったのを思い出す。<br />向こうの方に道を外れる事を禁ずる標識が見える。この様に極めて厳しいハイクなのだ。

    路傍には樹がごろごろ転がっている。倒木はそのまま朽ちるに任せる。道を妨げている時に限りその部分のみカットする徹底さ。
    この考えは豪州タスマニアでも同様だが、予算のせいか道を横断する樹をカットしてないこともあって日本の山道の常識「通行禁止」と間違えた事があったのを思い出す。
    向こうの方に道を外れる事を禁ずる標識が見える。この様に極めて厳しいハイクなのだ。

  • フトゥールの緑の濃い谷

    フトゥールの緑の濃い谷

  • フトゥールの谷奥のピッツ・ラスカドゥーレラ3003m

    フトゥールの谷奥のピッツ・ラスカドゥーレラ3003m

  • グリンメル広場。ここだけは限られた範囲だが道を外れて休める。ここで持参の弁当を摂る。

    グリンメル広場。ここだけは限られた範囲だが道を外れて休める。ここで持参の弁当を摂る。

  • 同じグンメル広場で憩うハイカー。

    同じグンメル広場で憩うハイカー。

  • グンメル広場から公園を横断する28号線を俯瞰する。

    グンメル広場から公園を横断する28号線を俯瞰する。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • フルリーナさん 2011/08/20 20:32:36
    お久しぶりです
    こんにちは

    エーデルワイスがお墓に植えられてるなんて、素敵ですね!

    来年、母が80になる記念に、もう一度、スイスとイタリアあたりに行きたいということで、見逃してるフネスと国境付近を狙ってます。
    ホテルを検索していたら、ミュスタイアの修道院にあるゲストハウスに泊まれると知って、候補地に急浮上しました。
    おととし、ヴェルナの修道院に泊まって、とても静かで温かくて、それに修道院制のはちみつや石鹸などがすごくよかったので!

    エンガディンはソーリオとサンモリッツ周辺の有名どころとグアルダしか行ってないので、イタリアからエンガディン・エクスプレスのバスで入ろうかなあと思ってます。

    あまり歩くのが苦手な母の友人も同行する予定なので、なるべく眺めのいいところに泊まりたいなあとと思ってます。

    マジョーレ湖付近の小島先生の本にある村々も心惹かれてるのですが、フネスと組むにはちょっと遠く・・。
    ミュスタイアなら組めるかなあ・・と。
    それから、ロゼックの谷は馬車で往復するだけでも、眺めはGoodでしょうか?ロゼックの氷河ホテルも心惹かれているのですが・・。

    またいろいろ4nobuさんの4トラでお勉強させてください。

    4nobu

    4nobuさん からの返信 2011/08/21 10:58:03
    RE: お久しぶりです
    フルリーナさん こちらこそご無沙汰致しております。
    拙い私のページをご覧いただきそれに投票まで・・ありがとうございます。
    ミュスタイアの修道院にあるゲストハウスはきっと素晴らしいでしょうね。特に信者の方にとって。私は元修道院だったB&Bに東独とフランスで泊ったことがありますが静寂で客も好ましい人たちでした。

    さてロゼックの谷からの山の展望ですが、正直おぼえていないのです。スーレイユ峠から下っくる間ベルニナ3山をずっと見て下りてきたので谷に着いてから眺め直さなかったからでしょうか。

    ロゼック谷のホテルまではかなりの人が馬車であがってこられます。人気ガあるようです。同じようにとなりのモルテラッチ谷を氷河の末端まで歩くコース(片道2kmぐらい)も人気があります。ここには馬車がありませんがロゼック谷の馬糞の匂いがない分快適です。

    馬車が利用できるコースではシルスマリアからFex谷奥のホテルまで往復するのもあります。ここも谷間からの展望ではよく覚えていないのですが。
    このコースでは帰りに(馬車に乗ってないので可能かどうかはわかりませんが)たのんでWaldhaus Silsmariaで途中下車してお茶などはいかがでしょうか。このホテルはかってかみさんと泊ったらかみさんの大層なお気に入りなのです。
    http://4travel.jp/traveler/4nobu/album/10021082
    に谷の馬車やホテルがチラとでてきます。

4nobuさんのトラベラーページ

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