香港＆マカオの旅（香港編）

2007/02/03 - 2007/02/06

沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読んだら、無性に行きたくなったので、行ってきました。

エリア 香港(香港)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船

飛行機の中で一緒になった香港の夫婦二組。観光で日本に来ていたそうです。
「行き先も、宿泊先もノープラン」と話したら、現地の見所や、美味しい食べ物、広東語なんかをを教えてくれました。

本当に親切で良い人達だった。

香港の空港内。
外国の空港は何処も照明が暗い気がするけど、省エネだろうか？

空港から２階建バスで市街地へ。
車内で偶然さっきの夫婦に遭遇。車窓の風景を説明してくれました。

揺れるバスの車窓より。
繁華街に入る前にチャールズ夫妻は降りてしまった。
元々独り旅だったけど、人と別れると少し不安な気持ちになる。勢いでバスに乗ったけど、何処で降りたらいいのやら？アナウンスも何を行っているのやら？

23時過ぎ頃だったけど、ネオンは煌々と明るい。

とりあえず、賑やかな通りの適当な所で降りてみた。

重慶大廈（チョンキンマンション）に到着。
有名な安宿マンションに一度は泊まってみようと思い、調べてはいたけど、想像以上にオドロオドロしい風貌。「こんな所もあるんだー」と素直にビックリ。
遅い時間だったけど、難なく部屋が見つかった。

映画『恋する惑星』にも登場。

で、その一室。値段は一泊2,000円ほど。
値段が値段だけに文句は言えないけど…狭い…
散歩して海でビールを飲んで部屋で横になったけど、中々寝付けない。「旅の興奮のせいか？」とも思ったけど、マンション内に響く広東語と、どこかで響くシャワーの音のせいに違いない。

部屋の脇にあった吹き抜け。
何の変哲もないけど、ネズミがいる！

朝は夜と違った雰囲気。
今日は船でマカオへ行く事に決めた。
楽しかったらマカオに泊まって、そうでもなければその日の内に帰ってこよう。

美術館裏の広場にて朝の太極拳。

九龍と香港島を行き来するスターフェリー。緑と白の船体、木で出来たベンチが落ち着いた雰囲気。
イスタンブールでフェリーに乗って以来、船移動がとても気に入っている。

結局マカオでは泊まらず、2日目も香港へ。宿を見つけてから廟街のナイトマーケットへ。
何だかすごい人、人…露店、露店、露店…

おもちゃ何かも売っている。
その雰囲気は幼い頃に行った縁日のようだ。

香港のイメージといえば、派手な看板。
夜は一層きらびやかで、怪しげだ。

2日目以降宿泊した美麗土大厦（ミラドールマンション）。
重慶大厦と方を並べる怪しさ。香港には建築基準なんてないのだろうか？

3日目は香港島を散策。
街中にあるエスカレーターに乗りました。ここも映画『恋する惑星』に登場する。

出発する前に友達から「香港に行くなら見て行きなよ」と言われて、来る前に映画を見ておきました。
ここは金城武がダッシュしていた所かな？

エレベーターの終点から「ピークまで歩いてやろう」と思ったけど…無謀でした…
ケーブルカーの駅までたどり着くのでやっと。

運行開始以来、無事故だというけど、あの急斜面は恐かった。この斜面は登れない。
駅でロンドンから旅をしている方と仲良くなりました。

ビクトリアピークには行かないつもりだったのだけど、飛行機の中で「是非に」と勧められて来てみました。
確かに良い眺め！空気がモヤッとしているのが残念。

香港はよく工事をしている。どんどんビルを建てるのかねぇ。
海沿いの工事現場を歩いているとインド人と名乗る人に声を掛けられた。
彼曰く「アナタニハ来月、3ツノ幸運ガ訪レマス」との事！その後に簡単な手品を見せてくれた。
「マジシャンか？」と聞くと
「占い師だ」という。
ナニモノダ？

香港の信号機は赤の時でも音がなり続ける。ピッピッピッ。何だか時限爆弾のような感じ。
青になると一層激しくピピピピピピッと鳴り響く。何だか急かされる感じがする。

漢方薬を売るお店。

ヒスイ市場の中。

女人街

香港は建設作業の足場を竹で組んでいます。
話では聞いていたけど、実物を見るとチョット驚きます。写真みたいな丸い屋根も上手に足場を作ってしまう。
伝統技術なんだろうなぁ。