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週末デュッセルドルフに出掛けた。ドイツの壁面で現在自分がどの程度なのかを知りたかったからなのだが。復路の200km強だけを自分が運転した。暗闇だが、ナビのおかげで、アウトバーンにまでの道のりは決して辛くない。アウトバーンに入ってからは流石に気を抜けない。というのも、クルコンで楽々運転の予定に反して思った以上に、高速上の車の量が多かったのだ。『アウトバーンはとにかく無制限』と一般的には思われているようだが、実は推奨速度があったり、速度制限区域というのが部分的にあったりで、ずーうっと好きな速度で運転できるわけではない。したがって、正直なところ、右車線が140キロ前後、追越し車線がそれ以上というような感じで右車線には車が詰まっている。もちろん、クルコンは130km以上に設定してあるし、クラス1000CCジャストの車は追越していかないとアウトバーンのリズムには乗れない。なので一時的に追越し車線に入るのだが、この時尋常ではない速さでバックミラーに映る車がある。常連はポルシェ、ビーエム、ベンツ。それに加えてアウディだ。前回、130キロ台まで意外と静かだと書いたが、アウトバーンの追越し車線ではプリウスはやはりけたたましい。逆に、聞いていたほど高速での燃費は悪くなく、400km強の距離で燃費はリッター14.7だった。意外と高低差のあるルートだったからだろうか。けたたましいとはいっても、それはアベンシスとの比較での問題で後部座席を陣取る我が子はぐっすり寝入っていたし、助手席の相棒も行程の3分の1は寝ていた。しかし、50km程走ってアーヘンを抜けた頃、やはり前が詰まっていたので追越しをかけた。そうすると背後に突然迫って来る車がいた。ヘッドライトの形状でアウディだとは分かったが、こいつがグングン迫ってくる。追越し車線で後ろにピッタリつくのはドイツ人ドライバーの癖のようだが、こっちとしては余り気持ちの良いものでもない。直に譲りたいのだが、相変わらず右側には車が詰まっているので煽られる状態になる。フルスロットルだ―。デジタル表示がめまぐるしく変化。今までアナログタコメーター搭載の車にしか乗ってこなかったので、この車では聴覚的に、あるいは体感的にスピードアップしていることしか分からない。気がつくと、欧州仕様プリウス最高速度の時速170kmに達していた。ここで右車線へと戻る。左へ目をやるとアウディはA3だった。運転手と目があう。奴は右の親指をこちらに突き出していた。「頑張ったな。」という褒めのサインだと解釈した。続いて、2.0TDIの赤い表記を目で捉えていた気がする。その後、アウディは更に加速して視界から来えていった。最近のディーゼルは侮れないな。そう思った。<br />しかし、プリウスもやるなとは思う。並の1.5ではない。<br />また、新たな街乗り時の柔そうなサスペンション軋み音という問題を発見しつつも、今回の高速巡航で旅に使える車だと確認できたことは大きな収穫だった。

爆走 アウトバーン 

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2007/02/04 - 2007/02/04

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アルピニスとし

アルピニスとしさん

週末デュッセルドルフに出掛けた。ドイツの壁面で現在自分がどの程度なのかを知りたかったからなのだが。復路の200km強だけを自分が運転した。暗闇だが、ナビのおかげで、アウトバーンにまでの道のりは決して辛くない。アウトバーンに入ってからは流石に気を抜けない。というのも、クルコンで楽々運転の予定に反して思った以上に、高速上の車の量が多かったのだ。『アウトバーンはとにかく無制限』と一般的には思われているようだが、実は推奨速度があったり、速度制限区域というのが部分的にあったりで、ずーうっと好きな速度で運転できるわけではない。したがって、正直なところ、右車線が140キロ前後、追越し車線がそれ以上というような感じで右車線には車が詰まっている。もちろん、クルコンは130km以上に設定してあるし、クラス1000CCジャストの車は追越していかないとアウトバーンのリズムには乗れない。なので一時的に追越し車線に入るのだが、この時尋常ではない速さでバックミラーに映る車がある。常連はポルシェ、ビーエム、ベンツ。それに加えてアウディだ。前回、130キロ台まで意外と静かだと書いたが、アウトバーンの追越し車線ではプリウスはやはりけたたましい。逆に、聞いていたほど高速での燃費は悪くなく、400km強の距離で燃費はリッター14.7だった。意外と高低差のあるルートだったからだろうか。けたたましいとはいっても、それはアベンシスとの比較での問題で後部座席を陣取る我が子はぐっすり寝入っていたし、助手席の相棒も行程の3分の1は寝ていた。しかし、50km程走ってアーヘンを抜けた頃、やはり前が詰まっていたので追越しをかけた。そうすると背後に突然迫って来る車がいた。ヘッドライトの形状でアウディだとは分かったが、こいつがグングン迫ってくる。追越し車線で後ろにピッタリつくのはドイツ人ドライバーの癖のようだが、こっちとしては余り気持ちの良いものでもない。直に譲りたいのだが、相変わらず右側には車が詰まっているので煽られる状態になる。フルスロットルだ―。デジタル表示がめまぐるしく変化。今までアナログタコメーター搭載の車にしか乗ってこなかったので、この車では聴覚的に、あるいは体感的にスピードアップしていることしか分からない。気がつくと、欧州仕様プリウス最高速度の時速170kmに達していた。ここで右車線へと戻る。左へ目をやるとアウディはA3だった。運転手と目があう。奴は右の親指をこちらに突き出していた。「頑張ったな。」という褒めのサインだと解釈した。続いて、2.0TDIの赤い表記を目で捉えていた気がする。その後、アウディは更に加速して視界から来えていった。最近のディーゼルは侮れないな。そう思った。
しかし、プリウスもやるなとは思う。並の1.5ではない。
また、新たな街乗り時の柔そうなサスペンション軋み音という問題を発見しつつも、今回の高速巡航で旅に使える車だと確認できたことは大きな収穫だった。

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