ニューファンドランド島　（４）

2006/08/12 - 2006/08/20

2006年8月16日(水)　今日からはグロス・モーン国立公園を観光します。

まずはノリスポイントにあるビジターセンターに立ち寄り、テーブルランド方面へ向かいました。風景を堪能した後、ウッディポイントとノリスポイントに立ち寄って一旦ホテルに戻って、予約しておいたウエスタンブルックポンドのボートクルーズに参加しました。ロッキーハーバーに戻る途中にある灯台に立ち寄り夕陽を眺めました。

エリア グロス・モーン国立公園周辺(カナダ)

６：３０起きたら外は雨が降っていました。
８：００ホテルのレストランで、
結構なボリュームの朝食をいただきました。
朝食後に本日のボートツアーを予約しておいて、
１０：００に観光に出発！
出発する頃には雨が上がってました。

まずはノリスポイント近くにある
ビジターセンターを訪れてみました。
地図などをもらってテーブルランド方面へ。

ロッキーハーバーから
テーブルランド方面に行くには、
ディアレイク方面にだいぶ戻ることになります。
途中、入り江になっている箇所がきれいでした。

テーブルランドが見えてきました。
大昔に北米大陸とユーラシア＆アフリカ大陸が
衝突した時に出来た山なんだそうです。

双眼鏡で大昔を垣間見るってのも
いいかもしれませんね。

ここからトレッキングもできます。
今回は時間が無いので行きませんでしたが、
ピッチャープラント（食虫花）などの
珍しい植物が見られるんだそうです。

ロッキーハーバーに戻る途中、
ウッディポイントに立ち寄ってみました。
カナダの灯台はかわいいのが多くて好きです。

対岸がノリスポイントなので、
ロッキーハーバーも近いはずなんですが、
車で帰るとなると入り江に沿って
大回りをしなければなりません。

入り江の真ん中辺りでしょうか？
引き潮の時間帯だったようですね。

一旦入り江から離れて山間に入ります。
テーブルランドは結構遠いのです。

山間と言っても高い山はありません。
こんな感じでのどかなもんです。(^^)

ノリスポイント側に戻ってきました。
湖（ってゆーか入り江だから海？）の水は
空の青さを反射してとてもきれいです。

でも近寄ってみると、、、
とっても赤茶色で錆びたような色をしています。
鉄分が多いんだそうです。
そう言えば水道水も錆び臭かったかも。

ノリスポイントに到着しました。
さっき寄ってきたウッディポイントは写真の右側で、
遠くに見えるのはテーブルランドだと思います。

グロスモーン山がくっきり見えました。
明日はちょっぴり登ってみようと思います。

ウエスタン･ブルック･ポンドの
ボートツアーに参加します。
ここから船着場まで３ｋｍ歩きます。

このような湿原地帯を歩いていきます。
向こうに見えるのがフィヨルドです。
１万５千年前に氷河の侵食で出来たんだそうです。

【撮影：azuさん】

あまりにも壮大な風景に圧倒されました。
壮大すぎて写真に収まりきりません。
数億年前、
１つの大陸だった北米とユーラシアが離れた時、
大陸の間に海が出来たその時代の化石が、
このフィヨルドで発掘されているんだそうです。

数百メートルもの高さの崖から
ところどころ滝が流れ落ちています。
スケールの違いを感じざるを得ません。

【撮影：azuさん】

あっという間の２時間でした。
このツアーはお勧めです♪

再び３ｋｍの道のりを歩いて
駐車場まで戻ります。

だいぶ陽が落ちてきました。
こちらの海はセントローレンス湾です。

私が毎年３月に会いに行っている、
竪琴あざらしの赤ちゃん達は、
この海を泳いで北の海へと旅立つのです。
ちょっと感動・・・。

陽が落ちてきたので夕陽を見るため、
途中で見つけた灯台に立ち寄りました。
たぶん　Lobster Cove Head
という場所にある灯台だったと思います。

灯台周辺を１人で散策していたら海岸下に、
ベンチがたくさん並べてある場所がありました。
どうやらサンセット見学用みたいです。
でも残念ながらこの角度だと崖に邪魔されて
肝心な夕陽が見えなかったので、
ベンチには座らず石ころの上に登って見学しました。