2006/10/13 - 2006/10/13
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lonparisさん
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9月に初めて行った香港に、あまりの相性の良さ、まさにピッタリ!感激/感動し、一週間後わたしは香港行きの航空券を再び手に入れていた。
-
10月13日金曜日
機内食が美味しいと評判の香港ドラゴン航空、成田発香港行きのお昼すぎの便に搭乗した。格安航空券すぎて?なぜだか一番後ろの席。
り、リクライニング出来ないのですが・・・。(T◇T)
しかも私の隣の団体は、
香港ドラゴン航空のCAたちと思われ、
この席は特典航空券並みにクラスが低いと実感せざるをえなかった。
機内食も飛び立ってから、いつくるのか待てどと来ず、眠りかけたころにきたら、きたで、選択の余地もなく
「魚しか残ってない」
といわれ開けたら日本食だった。肉はたしか「ビーフストロガノフ」。覚えている自分が怖いw
そんなフライトを終え夕方に香港到着。よかったことといえば、日本が見れたこと。本州の真上を通過していくのが天気がよかったので、見渡すことができた。
あーここは四国だーと実感したときは、瀬戸内海も四国もジオラマみたいでかわいくて嬉しかった。 -
空港ではネットでホテルを探すもののイマイチで、また重慶大厦(チョンキン・マンション)いくかー!とのんきに構えていた。これが旅はじまって以来の悲劇となる。まさか、三十路になって、海外で号泣するハメになるとは。。。
私は香港到着後、すぐに重慶大厦へ向かった。
3日間MTR乗り放題券がついたエアポートエクスプレス片道券の、
オクトパスカードを購入し、エアポートエクスプレスでむかった。九龍駅で下車、
バスに乗り換えて、各ホテル前まで送ってくれる。
いつものようにシェラトンホテル前で下車し、重慶大厦へ。
いつものトラベラーズGHへいくと、いつものおじさんがでてきて
「いっぱい。また明日朝きて」といわれ、仕方なく、上の階のパークGHにいくと
女の人が同じく「フル」だと。は?
はあ。 -
エレベーターでA楝を上から全部あたっていくことにした。していた。
全部満室で、嫌気がさし、
同じく宿を探す人がエレベータ前に集っていて、
その人たちも困っているという。
アフリカ人の人たちだった。
もうだめだとおもった。
クラクラしながら、
どこーかーねえかーと、
重慶大厦をウロウロし、C楝にいったりして、
情報交換してると、
「オールフル」
という最悪の言葉をきく。
ま、まじすか/// -
それでも再びA楝に戻り、
ウロチョロ(もう徘徊)していた私は
とある階で、
経営してないであろうゴミハウスと貸したGHを覗き込んでいたら、
正装をしたアジア人がいた。
無線をもっていた。
その人はエレベーター前にいて、エレベーターを待っていた。
私はなんて声をかけたのか覚えていないが、
多分宿を探しているとかいったのだろう。
その人は空いている宿がないか?無線で猛烈に仲間?と連絡をとりだし、彼は中国人で、フランスからきたゲストへ宿を紹介する旅行会社の人間だそう。
そのおじさんは、すごく好感がもてる人で困っている私に宿を見つけてくれた。なんとA楝のトラベラーズGHと同じ階にあるという。
私は「は?もうあかんいわれたよ」といいながらも、おじさんは長いエレベーター待ちをして、一緒にあがってくれて、行ったGHは同じ階にある別のGHだった。
中からおばさんが出てきて二人で中国語で会話し、私に
「残念だがフル」
だといった。 -
落胆した私に、彼は必死に宿を探してくれたが、
ついにとうとう、彼の口から
「チョンキン、オールフル」
という理解しがたい言葉が発せられた。
彼いわく、なんと今エレクトロうんたら国際展示会というのが催されていて、どこもかしこも、宿は満室なのだという。
あぁ。。
ランタンを、、
ただランタンを観にきただけなのに、
なぜこんな目にとおもいながら、
彼にありったけの感謝をし、
私はこんなときに限って
キャリーバッグをガラガラ持ってきた
自分を攻めながら、ランタンを観に九龍公園へ向かっていった。 -
ランタンはかわいくて、アジアぽくて、キッチュで原色がいっぱいで、みたことのない祭りだった。
-
でも宿がないのって、想像以上に切ない話で、観光どころではないのだ。
ランタン見終わったあと、現実に引き戻され、再び九龍付近の繁華街にある宿の中国語を探し、あたってくだけろで探し出した。 -
入ったらここは男性用マッサージホテルだ。
と、追い出されたり、
英語が全く通じない宿で放置プレイされたあげく、
売春宿を紹介され、
酔って道に寝ていたおっさんを宿に紹介され、
ついていった私も私だが、
放置プレイのちょっとまえ、言葉が通じず、泣いた。
香港でマジ泣きした。
おじいさんは最初すごくいい笑顔だったのに、
また「フル」といわれ
泣いた私を”風水的に悪影響”ととらえたのか?
凄いけんまくで追い出しにかかり、
泥酔して道に寝ていたおっさんを起こし、
あいつについていけといったのだ。
興味本位でついていったら、
屋台が立ち並ぶ繁華街にある雑居ビルの3階だった。
写真は香港名物・看板を修理するところ。 -
宿の中は、それぞれ個室になっていて、ピンク色のネオンが光っていた。
廊下をまっすぐ歩いていくと、突き当たりの窓から下を見下ろす。
さっきの屋台の雑踏が間近に見える。値段をきく。
まあいいが、ここは売春宿でしょ?道で泥酔して寝てたおっさんが宿主やし、
断って帰る私を、おっさんはあとをおってきて、
いい加減、あとをつけられることにウンザリしてきたわたしは、
ここぞ!とばかりにドラえもんでいうどこでもドア並みに、
これだー!!!と、MTR乗り放題のオクトパスカードを取り出し、
おっさんと離れることに成功。おっさんは切符買ってきたら、私についてきていたことだろう。そんな経験は、日本人女子なら異国の地で恐怖なのかもしれないが、
私は前々平気。むしろ、乗ったのはいいが、どこへいこうという、ことでいっぱいだった。そして空港で寝る覚悟を決めていた。 -
私は、再びあの映画館へ向かった。
ここでみたのはレオナルドディカプリオ出演の「デパーテッド」なんと今日本で上映中(2/1現在)だが、香港では4ヶ月も早くから上映されていた。
すべての荷物をおいて、ぐったりして寝た。
レイトショーだから3時に終わった。
レオ様が、演技らしい演技をしていて、本格的に役者になったなあーとおもいながら
空港バスA21へ乗り込む。
香港は空港バスが24時間走っている。
24時間、空港は開放されている。
まさに国際空港!
ここで寝たが、ものすごい人が多いように感じられた。
まさか私とおなじような宿命のかたですか?
翌朝、私は再び重慶大厦へいくこととなる。
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