1999/09/09 - 1999/09/14
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gruenさん
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ヘレンキームゼー城に引き続き、ルートヴィヒ2世の城めぐりは続く。前回の旅でも訪れたノイシュヴァンシュタインとリンダーホーフ。冬には見られなかった風景や空気、空の色と木々の緑。季節が変わると始めてくる場所に思える。そんな新しい発見を繰り返しながら、たっぷりゆっくり2つの城を堪能する旅だった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- オーストリア航空
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今回はルートヴィヒが幼少時代の多くを過ごした城、ホーエンシュヴァンガウ城から。父王マクシミリアン2世によって建てられた城で、外観は黄色く小高い丘の上に建てられている。馬車で行くこともできるけど、すごく近いし、階段を登っていくルートもあるので、チケット売り場の後ろ辺りから階段で行くことにした。
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この角度からの城は、ノイシュヴァンシュタインの西側部分に似ている。建築様式としてはこちらはネオゴシック、ノイシュヴァンシュタインはロマネスクと異なるけれど、やはりデザイン上は、この城と離れられなかったのかもしれない。
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でこぼことした外観。そのためか内部も少し薄暗い。光が入ってもあちこち陰になってしまうからかな。天井も低い気がした。部屋もそれぞれそんなに広くない上に、大人数で見学するため余計に狭く感じた。
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中庭にあるライオンの噴水。ヴィッテルスバッハ家の印であるライオンはあちこちに登場する。
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中庭の白鳥の噴水。シュヴァン(白鳥)ガウ(台)というだけあって、あちこちで白鳥がモチーフとして使われている。とりわけルートヴィヒはこの白鳥に囲まれた場所で過ごし、それに加え白鳥の騎士であるローエングリンに憧れを抱いたため、彼の白鳥好きに拍車がかかったんだろうと思う。
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ホーエンシュヴァンガウ城の中庭からノイシュヴァンシュタインを望む。
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さらにアルプ湖とシュヴァン湖を散策してみることに。
シュヴァン湖へはホーエンシュヴァンガウ城を越えてオーストリア方面へしばらくすると右側の林の中へと続く道を進む。湖に着くまでにもせせらぎがいくつもあり、時おり差し込む日差しが反射して美しかった。シュヴァン湖周辺は散策を楽しむ人が多く、すれ違う人と挨拶を交わしていると、1周回ったところで同じ人にあった。また会ったわねと声をかけてくれた婦人と少し話をして、今度はアルプ湖へ。ちなみにシュヴァン湖は1周1時間ほど。 -
アルプ湖1周は、シュヴァン湖と同じくオーストリア方面へ進み今度は左側の道を進む。ただ、かなり分かりにくかった。なんとなくで進んで、ちょうど対岸というところで撮った写真。
遠く遥か向こうにノイシュヴァンシュタインが見える。アルプ湖は1周1時間半ほど。どちらの湖も透明度が高く泳いだりボート遊びを楽しむ人がたくさんいた。 -
ホーエンシュヴァンガウの観光案内所の前からシュヴァンガウ方面を向かって歩いて行くと真横からノイシュヴァンシュタインを眺めることができる。
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ノイシュヴァンシュタインを眺めていると、すでに夕方になっていた。ふと反対方向へ目をやると、どこからかフワ〜っともやが出てきた。なんとなく不思議な感覚になり、しばらくその風景を見つめていた。
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翌日、今度はノイシュヴァンシュタインへ。
宿の前から見える城を写真に収めいざ。
今回は、城の正面に向かって左側、峡谷側から城を目指す。 -
狭い通路を急流を横に見ながらどんどん進む。こちらもあまり人がいない。自然を満喫しながら進むのは本当に気持ちがいい。
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途中にある小さな滝。でも迫力は充分。
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城の裏手側に出る。この角度がホーエンシュヴァンガウ城の一部分と似ている。
城の内部へ入るのは後にして、マリエン橋へ。 -
バイエルンの平野をバックにノイシュヴァンシュタインが映える。白鳥が羽を休めるように見えるこの角度がやっぱり一番美しいのかな。
ルートヴィヒの母であるマリー王妃の命で架けられたこの橋。マリー王妃もよくこの場所からこの眺めを満喫したらしい。もちろん、まだ城のなかった頃。ルートヴィヒは、城中の明かりを灯させ、闇夜に浮かぶ城をこの橋から眺めて楽しんだらしい。 -
マリエン橋を渡り、テーゲルベルクへ向かう山道を進む。つまり登山。観光客が進むような道ではない、ので、行ってみようと思われる方は、それなりの装備で行ったほうが賢明。
可能であればテーゲルベルクまで行ってみようと無謀にも登山開始。でも、途中で先がどれほどかも分からないので、1時間ほど登山したところで引き返した。
ただ、登山したおかげで、ガイドブックにもない風景を見ることができたし、登山家たちと挨拶しながら登れたのは楽しい思い出。
左の湖がアルプ湖。右の湖がシュヴァン湖。シュヴァン湖右側の白い部分は、ノイシュヴァンシュタインに使われている石を切り出した部分。 -
この角度の写真もお気に入りの一枚。緑色の台地に白く浮かぶ姿がきれい。頑張って登った甲斐があった。
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ホーエンシュヴァンガウに3泊して、今度はリンダーホーフのあるオーバーアマガウへ。
電車を乗り継ぎ、バスに乗って到着。
翌日リンダーホーフへ向かった。前回、冬に訪れたときには見れなかった噴水も気持ちいいくらいに水しぶきを上げている。 -
リンダーホーフ内はフラッシュ無しでの撮影が許可されている。前回来た時もそれぞれ各部屋の写真を撮った。でも、今のようにデジカメでなくフィルムカメラだったため帰国後、写真を現像してピンボケ写真の多さにがっかりした。
今回はその点を踏まえ、しっかりわきを締めて写真を撮ったので、ピンボケにならずに済んだ。今はもうデジカメ時代、こんな失敗も懐かしい。 -
マイセン焼きのシャンデリア。
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今や値段の付けられないほど貴重な象牙のシャンデリア。
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ワーグナーのオペラ、“タンホイザー”に登場するヴェーヌスの洞窟を再現した人工の洞窟。
写真にある貝の小船に乗り、青と赤に交互にライトアップされた中、お気に入りの音楽を聴きながら白鳥にえさをやる。これがルートヴィヒの楽しみの一つだったらしい。 -
城を背に庭園を眺める。城の名前の由来となった菩提樹の樹がそびえ、階段庭園が続く。その中段中央にマリーアントワネットの胸像がある。ヴェルサイユ宮殿のプチトリアノンを模して造られたというこの城も、望んでも得られなかった絶対王政への羨望が見て取れる。
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オーバーアマガウ2泊目に泊まった宿。
あちこち探し回って、ようやく観光案内所で紹介してもらった。1泊目の金額を告げると、その金額で宿泊を交渉してくれた。とても安く、ツインの部屋に一人で泊まることができた。観光する間、荷物を預かってもらったりと親切にしてもらった。部屋も清潔で広々としていて、ベッド、シャワー、食事すべてにおいて快適に過ごすことができた。また来たいなと思うのは、やはりそこで触れた人の温かさのせいだと思う。
オーバーアマガウを後にして、列車でウィーンに向かい、帰国の途に着いた。
ハプニングから始まったこの旅も、最後にはいろんな人の親切ばかりが身にしみた旅になった。1ヶ所に数泊してじっくりゆっくりその土地を味わうことができたのは一人旅のいいところかな。
それでもまた同じ場所に行きたいと思う。新しい発見をするために。
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