【南米4週間】ほろ酔いのカファジャテ

2006/12/22 - 2006/12/22

サルタからの日帰りツア−1日目はカファジャテ。
本当はカチの予定だったのに前日に急遽変更になりこちらに参加する事になった。朝、写真の車で現れたのはガイド兼ドライバーのディエゴ。「ディエゴってもマラドーナじゃないよ」と定番と思われる自己紹介からホテルや旅行会社を回って他の参加者を拾っていく。
今回の参加はイングランド人サイモン、スペイン人エステル、ブエノスアイレスから来たエリザと私の4人。ってことはこの車にディエゴも含めて5人乗り。ちょっと詰め込み過ぎじゃないか？
そして英語ガイドと思っていたのにディエゴは英語出来ないし！でもそれは旅の神様が見方の私だけあって、スペイン語の出来るサイモンが通訳してくれました。「言葉が出来ない国に旅をするなんて日本人はすごいね」と褒めてるのかけなしてるのかよくわからないお言葉をゲット。

エリア その他の観光地(アルゼンチン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円

サルタの主力産業は観光。そして次にタバコなんだそうです。なのでサルタを出発してからしばらくはタバコ畑が広がってるのを見る事が出来ます。

道路脇に立っていた木にサボテンが。うわぁっ！サボテン！と思って撮ったけどこの後アンデスのあちらこちらでサボテンを見かけることに…でも木が生えているのは低い所だけなんで、こういったのが見れるのはこの辺りまで。

アルゼンチンの国鳥セアカカマドドリの巣。もちろん鳥もいたんですが動きが速いのと小さいのとで撮れず。
ディエゴはおしゃべりで色んな事を話してくれているのだけどスペイン語だからわからない。サイモンがかいつまんで教えてくれるけど、やっぱりこういう時って言葉が出来るといいなーって思う。

カファジャテまでの道は全部舗装されていて快適でした。見える風景はずっとこんな感じ。晴れていて日差しは強いもののサラッとしているので長袖でもそんなに暑いと感じなかった。でもエステルは「暑くないの？」（彼女はキャミソールにビーチサンダル）って不思議な顔だったけど。

真ん中にあるのがタイタニック岩。
こういった見所の展望台には焼き物屋さんが出現。この辺りの土を使った焼き締めの器を売ってました。特に絵を書いたり形を派手にしたりといったお土産文化が入っていないので、いたってシンプル。色は鉛筆の芯のような鉛色。

ワイナリーに1件立ち寄ってからカファジャテの街でお昼。ワイナリーでは「少しだけ！」と量を抑えてもらったものの、やっぱり空きっ腹には効く。
帰りに酔わなきゃ良いけどなー。そんなに呑めないと言ったら、サイモン「知ってる！アジア人は酵素が少ないから呑めない人が多いんだ」、エリザ「でも日本酒があるじゃない？」、私「呑める人と呑めない人がいるの」
出されたワインは軽いタイプでした。おつまみのヤギのチーズも美味しかった。

お昼はロクロをチョイス。ちょっと油っぽかった。

カファジャテは町中工事中で、観光化が進んでるんだなーって思った。でもシエスタはちゃんと取るらしく、昼食時はレストランは空いているもののお土産物屋も閉まっている所が多い。っていうか町に人がいない。やる気があるのかないのかよくわからない感じ。

そんな町でがんばるピカチュウみたいな人。
この後、ロンリープラネットにも載っているアイスクリーム屋でワインのアイスクリームを食べてみようとディエゴが連れて行ってくれたけど、開店してる時間なのに閉まってた…

帰り道はワイン博物館に立ち寄って、昔のワイン作りのお勉強。とにかく日差しが強いけど建物の中はひんやりしていて気持ちいい。
外にはぶどう畑、内には樽が並んでいて、ワインも販売していますが、現在は博物館として使われているだけ。

ここでも試飲あります。もうなめるだけになっている私。
そして事件発生。エリザのカメラのフイルムが終わり、替えのフイルムを買いたいけど近くのガソリンスタンドにもなくカファジャテに戻る事に。車で10分もかからない所で良かった。

そして私はワインのアイスクリームを食べる事が出来たのでした。ちゃんと赤ワインの渋みもあって美味しかった。

帰りは同じ道を帰るんですが、光の加減で朝きれいに見える岩と午後きれいに見える岩が違うので、午後は朝飛ばした岩を見ながら帰ります。
これはアザラシ岩。

いよいよカファジャテ観光の目玉「悪魔ののど笛」です。イグアスにもよって来た私としては、この名前多過ぎと思ってしまうけど、水が岩を削っで出来たっていうのにはすごいなーと感心するばかり。気が長い話です。

中に入ってみるとこんな感じ。とにかく大きいし、離れて見れないから写真は撮りにくいです。
ここからはおしゃべりしながらサルタへと帰っていくだけ。
とにかく雄大な景色とワインが好きな人にはお勧めのツアーです。