2004/03 - 2004/03
65位(同エリア77件中)
漣さん
大航海時代。遠洋航海に漕ぎ出した船乗り達。周囲に何も無い海、位置を測る為に必要とされた標準時刻を知らせる時の通達者。
テムズ川を眼下に見る小高い丘にそれはある。
そこは世界の出発点。経度零度地点、グリニッジ。
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キューガーデンで風雨に晒され、散々な結果になったので今度こそはと淡い期待をこめてやって来た。
まずは観光案内所を探そうと散策していると、目に飛び込んできた大型帆船、カティ・サーク号。現在ではもうこの船の勇姿を見ることは叶わない。 -
カティ・サーク号の直ぐ近辺に観光案内所を発見。その入り口の敷石が世界遺産の碑になっていた。
グリニッジは以下の基準で世界遺産に登録されている。
()()()()グリニッジの公的・私的建造物群と王立公園はその発展の重要な段階におけるヨーロッパ建築と自然と文化を協和的にまとめ上げる景観の創造に向けられた高い価値を有する人類の芸術的・学術的努力の証拠を有する優れた全体効果を作り上げている。
※ユネスコのHPに記載されているものの私訳です。 -
旧王立海軍学校。左右対称の写真を撮ろうとしてもどうしても歪んでしまう。完全な対照形ではないのか?
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内部は荘厳な雰囲気が漂う。
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地図を見ると道路の向かい側にあるクイーンズハウスの裏手の公園に目指す天文台があると。
広い公園だなくらいに思って、思いっきり通り過ぎてしまったが、そこだったとは。
公園内の小高い丘を登りきるとグリニッジの眺望が開ける。 -
振り返ると焦げ茶色の煉瓦の姿が印象的な建造物が迎える。
旧王立天文台、世界の標準時刻を伝え続ける。 -
天文台の入場料は何とロハ。ロンドン塔、ウェストミンスター、キューガーデンと世界有数の入場料の高さが旅行者を苦しめる英国はロンドンにおいて、心が休まる瞬間。
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中に入る前から気になっていた人だかり。皆の目の先を辿ると視覚で捉えた経度零度線。
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見所の多くが入場料タダという懐に優しい町。百円感覚でポンドを使い、財布の中まで灰色に染め行くロンドンに疲れた際は是非、心のオアシス、グリニッジへ。
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