2004/03 - 2004/03
19位(同エリア25件中)
漣さん
ある晴れた英国の休日。ふらりと散歩に出かけた旅行者一人。驚愕の高さを誇る入場料を払い、のんびり散歩と思いきや、上空に迫り来る灰色の雲。
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気が付くと灰色に取り囲まれている。しまったと思った瞬間、突然吹き付ける暴風雨。
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カメラも雨を浴び、レンズが濡れてしまう。風はますますその勢いを増して襲い来る。
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とても外にいられないと、思わず飛び込んだ大温室。鉄と硝子の華奢な姿からは想像も付かない、突然の暴風雨に全く動じない見事な建築。
外からの風の音も全く中には届かない、熱帯雨林の世界が広がる。
思わずシャッターを切ったその瞬間、充満した水蒸気が一瞬にしてカメラを曇らす。 -
温室でしばし待つこと十数分。脅威は去り行き、降りそびれた雨粒がぽつり、ぽつりと空から落ちるのみ。
ほっと一息、外に出て散策再開。 -
英国式庭園の中に突然現れた中国風の塔。ミスマッチの妙というものか、奇妙でありながら風景に馴染んでいる
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その直ぐ近くに見えた日本風の山門。え〜と、この国ってアジアだっけ。
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世界中の植物を集め造園された、世界最高峰の植物園、キューガーデンは以下の基準で世界遺産に登録されている。
()18世紀以降、キュー植物園は植物学の分野における世界中の科学・経済の交流に密接に関連してきており、そのことは所蔵品の豊富さに反映されている。
庭園の景観・建築の特徴はヨーロッパ大陸やずっと離れた地域への多大な芸術的影響を反映している。
()キュー植物園は多くの科学分野、特に植物学と生態学の前進に大きく貢献した。
()チャールズ=ブリッジマン・ウイリアム=ケント・ランスロット“ケイパビリティ”ブラウン・ウイリアム=チャンバースら王室お抱えの庭師によって造られた風景庭園や大規模建造物群は国際的な影響力を持つことになった運動の始まりを映し出している。
※ユネスコのHPに記載されているものの私訳です。 -
油断していたその時、再び吹き荒ぶ嵐。再び迫り来る灰色。
ロンドンの空は暗すぎる。
(ここは厳密にはロンドン市内ではないって言う突っ込みは受け付けません)
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