2006/12/23 - 2006/12/23
357位(同エリア528件中)
Johnnieさん
- JohnnieさんTOP
- 旅行記353冊
- クチコミ89件
- Q&A回答3件
- 592,858アクセス
- フォロワー6人
2006年に新婚旅行でイタリアへ訪れました。
ミラノ→ベネツィア→フィレンツェ→ローマ→ナポリ
という5都市周遊ルートです。
急遽参加した現地ツアーで、ナポリ・ポンペイへ。ナポリはバスから10分降りただけで、すぐにポンペイ遺跡へと向かう。そして、クライマックスにふさわしい景色を目にしたのである。
-
12/23【ポンペイ・マリーナ門付近】
昼食後、ポンペイ遺跡へ。ツアーの為、現地ガイドさんが遺跡を案内してくれた。マリーナ門近くの入口から入る。一歩足を踏み入れた瞬間にため息が出た。そこには約1900年前とは思えない街並みがあった。 -
12/23【ポンペイ・マリーナ門】
奥に見えるのがマリーナ門。大きな門と小さな門が並び、小さな門は人専用、大きな門は馬車などの専用だったらしい。マリーナ門というくらいなので、昔はこのすぐ近くまでが海で、この辺りが港だったらしい。石造りの坂道を登り、門をくぐり町の中へ。 -
12/23【ポンペイ・アポロ神殿】
マリーナ門をくぐり町へ入ると、はっきり、車道と歩道が分けられた道が、まっすぐに延びている。左手には、ヴェスーヴィオ火山を背景にしたアポロ神殿がある。 -
12/23【ポンペイ・アポロ神殿】
中央にある大理石で作られた見事な祭壇と、いくつもの円柱に昔の姿を想像させられる。弓を射るアポロ像は残念ながらレプリカで、本物はナポリの博物館にあるらしい。 -
12/23【ポンペイ・フォロ周辺】
アポロ神殿からすぐにフォロといわれる生活の中心地がある。広大な広場を囲むような形で建物がある。壁、階段、入口など、誰かが出てくるのではないかという雰囲気がある。 -
12/23【ポンペイ・フォロ周辺】
白くきれいに残っている部分は大理石で作られている。また、メイン通りの車道部分では、大きな石の脇に、ところどころ小さな大理石が埋められている。それは、月明かりでも道が分かるようになんだそうだ。古代人の知恵にとても驚いた。 -
12/23【ポンペイ・フォロ周辺】
見事に彫刻された、フォロの脇にある建物の門?柱?である。大理石を使用した言わばカメオのようなものである。華やかな図柄がとてもすばらしい。 -
12/23【ポンペイ・市場前の両替屋】
市場の横の同じ間取りの建物は、両替屋らしい。発掘時に様々な地域のコインが発見されたからだ。もちろんこのコインもナポリの博物館にあるという。 -
12/23【ポンペイ・市場内のいけす】
市場内の真ん中には石の小さな柱のようなものが丸い形をして残っている。これは、木製のいけすを支えていた枠らしい。このいけすを囲むように、たくさんの店が立ち並んでいたのであろう。 -
12/23【ポンペイ・市場内のフレスコ画】
市場内のフレスコ画には、魚や肉などが描かれており、ここに市場があったというのに納得ができる。それにしても、古代の繁栄ぶりが手に取るようにうかがえる。 -
12/23【ポンペイ・市場近くのカウンターバー】
石の台に、直径が30センチぐらいの丸い口の瓶のようなものがはめられているこれは、今で言うとカウンターバーのようなものだったらしい。 -
12/23【ポンペイ・凱旋門】
フォロからまっすぐヴェスーヴィオ火山のほうへ行ったところにこの凱旋門がある。まだまだ、先まで街並みが続いているのだが、ツアーのためここを右折・・・残念。 -
12/23【ポンペイ・お金持ちの家】
裕福な層が住んでいた地域にあった家では、壁にフレスコ画が描かれており、さぞかし贅沢な生活をしていたのではないかと思う。 -
12/23【ポンペイ・水道管】
こんな昔に水道管があるなんて・・・お金持ちの家にあったのが、この鉛製の水道管。残っていたことにもびっくりであるが、この時代の文化と技術に驚かされるばかりである。 -
12/23【ポンペイ・お金持ちの家の中庭】
お金持ちの家には中庭があり、そこには池があった。さすがお金持ちという感じである。単なる池なのか、いけすなのか、貯水用なのか、残念ながら、その用途まではわからなかった。 -
12/23【ポンペイ・パン屋】
左にあるレンガ造りのところがパンを焼く釜で、中央にあるのが、小麦を挽いた石臼である。釜の部分は今でも使えそうな感じがした。 -
12/23【ポンペイ・パン屋近くのカウンターバー】
今も昔もみんなさんお酒好きなんですね。2ヶ所目のカウンターバー。先ほどのところに比べて、大きなお店のようである。 -
12/23【ポンペイ・娼婦の館近く】
通りの右奥に見える2階建ての家が、娼婦の館。通りに面した2階の窓から娼婦が顔を出し、お客さんを呼び込んでいたらしい。 -
12/23【ポンペイ・娼婦の館】
娼婦の館にあった石製のベッド。布団を敷いても、堅くて、冷たそうである。館の内部には、エロティックなフレスコ画も残っている。当時は、主に外国からの商人などを相手にしていたらしい。 -
12/23【ポンペイ・スタビアーネ浴場】
ちょっとしたスパリゾートぐらい広い浴場で、この写真は浴場の中庭?である。身分の低い人たちが浴場で働き、利用していたのは庶民以上の人であったらしい。 -
12/23【ポンペイ・スタビアーネ浴場】
いくつかの浴槽があったのか、部屋が分かれているようである。この時代には、すでに水道管があるくらいなので、給湯の設備もどのようにしていたのかとても興味がある。 -
12/23【ポンペイ・スタビアーネ浴場】
いわば脱衣所。壁が四角く切り抜かれていて、浴場を利用する人が荷物を入れておいたらしい。この場所の天井もとても凝った模様を見ることができた。 -
12/23【ポンペイ・オデオン座】
舞台に向かい客席が扇状に、階段状に広がったオデオン座。あまり大きな劇場ではなかったが、古代の人々の数少ない娯楽の一つだったのであろう。 -
12/23【ポンペイ・大劇場の横】
オデオン座の隣りにあるのが、大劇場。近くまで行くことができなかったが、遠くから見る限り、形を残していないようである。規模的にはオデオン座の倍以上かと。 -
12/23【ポンペイ】
劇場横を通り、遺跡の外周を経て出口へと。整備され、緑が多く雰囲気がガラリと変わってしまうが、その緑の向こうには壁のような、城壁のようなものを見ることができる。 -
12/23【ポンペイ】
約1時間半、ポンペイ遺跡を満喫し、ここまで足を延ばして本当によかったと思う。ガイドさんの説明を聞きより理解を深められたと。しかし、後からマップで確認したところ、今回見学したところは遺跡全体の2割にも満たないところで・・・次、訪れる際は、相当な時間がかかると思うが、全体を歩いてみても良いと思う。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
26