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◎1月6日(土)晴れ<br />起きたら7時過ぎ。いそいそと支度を始める。今日は万里の長城へ行く。8時半にフロントに行かねばならない。8時にバンケットルームに行く。気づいたのだが、ビュッフェの場合、自分で配膳する時間が含まれるので、結構時間がかかる。食べ終わったのが8時半だった。今日も炒飯ははずせない。キャベツやほうれん草のソテーにコーヒー2杯。今日のおかゆは粟。はじめて食べたが、食べやすかった。部屋に戻ろうとフロントを通り抜けようとしたら、すでに劉さんがいた。“ごめん。10分待って”と言うと、“ゆっくり支度して”とのこと。部屋に戻り歯磨きをし、劉さんのところへ。車、劉さんの言っていたとおり綺麗だった。フォードだったかな。運転手さんにご挨拶“ニーハオ”出発。劉さんから本日の予定について説明がある。これから十三陵を一時間ほど見学の後、翡翠工場へ。その後昼食。昼食は飲茶なのだそうだ。そして万里の長城の八達峰へ行き、頂上に登る。“その後ティータイムを設けました。お茶は好きですか?”とのことで。後は好きなところまで送ってくれるらしい。1000元、いつ払おうか迷ったがどうせ払うんだと思って徐に差し出した。はあ・・・高い。でも何も考えないでいろいろなところへ行けるし、前日は歩きどおしで疲れていたのでよしとするしかない。北京市内は高速道路が円状に走っている。一番内側から2号、3号となっている。1号は故宮の外壁にあたるらしい。2号線より内側は太和殿より高い建物を建ててはいけないのだそうだ。なので、3号、4号あたりに近づくと高層マンションが増える。そういうところは日本同様家賃が非常に高いので、一部のお金持ちが住むのだそうだ。市内はベンツやBMWなんかも結構走っている。十三陵近くになるとあたりは農村地帯であった。でもしかし、ここも北京市内なのである。<br />十三陵到着。ここはお墓である。明の時代の皇帝・皇后の墓が13集まっている。お墓の場所は風水で決めたらしい。劉さんの説明を聞く。地下宮殿にも入る。復元されたものだが、棺とか玉座とか展示されている。皇帝の象徴は竜、皇后は鳳凰なのだそうで、それが石でできたそれぞれの玉座に彫られている。そんなこんなで一時間経過。後でガイドブックを見るともっといろいろと見学できるところが満載だった模様。ちょっと残念。津語の翡翠工場なんてどうでもいいからもっと見学させてくれればよかったのに。翡翠工場は特にコメントなし。観光客のためのよくわからん施設。一応国立という事もあり、オリンピックに向けて3分の2は改装中でオープンしていたのはその残りだったが、とても駄々広かった。でもって昼食。これまた観光客というか中国人以外をターゲットにしたレストランに連れられる。大型バスが何十台も停まれる駐車場と大きな建物。1階がお土産店で2階がレストランだ。そこで飲茶。メニューは豚のスペアリブの蒸し物、牛肉とピーマンのオイスター炒め、チャーシュー饅、焼餃子、大根餅、春巻、炒飯、餡饅である。燕京ビール20元は別料金。一人ムシャムシャ食べる。向かいの席はカップルだ。ビールに気を良くしたのか、よく喋る男性。隣は長テーブルになっていて日本人団体客だ。みんな松花堂弁当みたいなのを食べてる。おっさんがめちゃめちゃ酔っ払っている。その向こうの丸テーブルもみんな日本人だ。親戚みんなでとかそんな雰囲気である。何もみんなで1月の北京に来なくてもねえ〜とか余計なお世話的思いをめぐらせつつ食べる。お味は普通。牛肉が久しぶりだったのでそればっかり食べる。ピーマンが肉厚で巨大だ。蒸したスペアリブもまあまあ。デザートにはみかんが出た。そうこうしていると劉さんが出発を20分遅らせて欲しいと現れる。結構ですよ。しばしボーッとする。1時20分頃1階に下りてみる。劉さんがいた。また車に乗り込み20分ほどで八達嶺に到着。入り口近くのトイレに駆け込む。ビール大瓶1本がきているらしい。レストランのトイレで、ドアを開けたら“きゃあ〜“って中に人がいた。しかも日本人らしかった。こっちがきゃあじゃ!トイレに入ると並んでいるのかと思いきや、番人?みたいな女子3人がいてずっとトイレで喋っていた。チベット系?のカラフルな衣装だった。で、トイレへ。ガイドブックにあったとおり、どこへ行ってもトイレットペーパーはない。よかった。前日、新世界デパートで失敬してきたトイレットペーパーが1ロールリュックに入っているのだ。便器の向きも和式に関しては日本と逆。ドアの方を向く。車を降りたときに劉さんが”ここからは自由行動ですよ“と言っていたので、”ん?“と思った。案内はしないらしい。下で待っているので一人で登って来いということだ。とりあえず劉さんには入り口で写真を撮ってもらい、そいじゃねと。”一番上まで無理して行かなくていいよ。4番目の城楼までいけばいいよ。いや、そこまで行かなくてもいいよ。“とか言われつつ登山開始。最初はてくてくと歩く。風が強すぎてまともに呼吸ができない。耳がもげそうに痛い。坂も結構急だ。登っている途中で気づいた。ワタシは高所恐怖症だった。よって約800mごとにあるという城楼に着くまでは一切後ろを振り返る事ができなかった。下りも大変なんだろうなあ〜とテンションを下げつつ登る。怖いので手すりから手を放すことができない。相変わらず臆病者である。そして4番目と思われる城楼に到着。ラクダがいる。結構可愛い。みんな写真を撮っている。ここで。またもやトイレになってしまった。チ、チクショウ、と思いつつも我慢しながら登るのはきついので、トイレらしき看板の指す方へ。”オジョウサン、イチゲン、イチゲン“とオヤジに言われ、一元払う。”アリガト“仮設トイレに入る。しばし見つめてしまう。縁が広めのバケツにビニール袋が被せてある。だけだ。リュックからトイレットペーパーを取り出し縁に敷き詰めてみる。だめだ。風に煽られてうまく敷けない。くーっ。腹筋に力を込め、お尻をつけないようにして用を足した。ピンチは去った。トイレットペーパーを随分散らかしてしまったがそんなことはもう知らん。登山道へ戻る。また登る。そして出発から2時間弱ほどで頂上に。頂上に来た証明書やキーホルダー、缶コーヒーなんかが売られていた。コーヒー飲みたかったけど高そうだからやめた。みんな写真を撮っている。日本人の女性が興奮冷めやらぬ感じで中国人観光客に写真を撮ってもらっていた。日本語でお礼を言っている。その人にワタシも写真を撮ってもらった。みんな写真を撮るとあっさりと下り始める。もっと頂上に来てしばし景色を眺めるとかそういうことはないのかな。そういえばさっきの興奮していた女性も興奮の割には写真撮ったら速攻下っていたな。とか思いつつ頂上の景色を楽しむ。中国人の青年に写真を撮ってくれと頼まれた。うまく撮れたかな?と確認して頂いていると、なんと次はワタシの写真を撮るのだそうだ。おお、結構ですよ、何枚でも是非どうぞ。と笑顔でポーズを決めるワタシ。それでは下りましょうかとその青年と一緒に途中まで下る。彼は3人でやって来ているのだそうだ。下りも怖かったが青年が一緒だったのでちょっと心強かった。そうだ。メールアドレスを交換しようとリュックの中からお財布を出そうと立ち止まる。ちぇ〜名刺一枚もないよ。つか、気づいたら青年がいなくなっている。あーあ、せっかくオモチダチになろうと思ったのによう。まあしょうがねえな。と諦めて坂を下り続ける。下っている途中幻想的な写真が撮れた。ナイス。”○○サーン!“遠くで劉さんの声が。”おお劉さん!行って来ましたよ、頂上まで”と彼女に駆け寄る。“心配しましたよ〜。○○サンより遅く登った人が戻ってきているのに○○サンが来なかったので。他のガイドに‘アナタノオキャクサンマダ?’と言われましたー”とのことである。ごめんごめんと言いつつ、関所の休憩所でお茶をすする。と、隣に座った年配の日本人ご夫婦。どこまで行ったのかと言うので、頂上と答えた。そのご夫婦は少しも登ることなく写真を撮ったのみなのだそうだ。そりゃそうですよね、と思う。フランスの偉い人が来ているのだそうで、リムジンを数台見かけた。車に乗る。あー暖かい。次はティータイムだそうで。これまた観光客のためのお茶店に連れて行かれる。途中オリンピック公園を通り、建築中のメインスタジアムを見た。お茶なんかどうでもいいんだけどな・・・と思いつつ、お店に入ると専属のお姉さんが中国茶の作法をレクチャーしてくれて、お茶をいれてくれる。<br />ウーロン茶・プーアール茶・ジャスミン茶・ライチ茶。しつこく買うように勧められる。トイレに逃げて出てきたところで劉さんが迎えに来ていた。助かった。帰ろうとする私にダメ押しでさっきのお姉さんが“お茶要らないの?”と言ってくる。要らないの。劉さんの面子もあるのかなと思い、“劉さん、飲んだだけで買わなくて悪いね。”と心にもないことを言ってみる。本日の日程終了。当初は王府井だったが、やっぱり崇文門に送って欲しいと伝える。運転手はぶつくさ言っていたが、送ってもらう。車の中で劉さんといろんな話をした。北京でマンションを購入しようとすると東京よりも高いとか、劉さんの弟さんの話。今二人で同居していて生活費は劉さん持ちなので、“奴には責任感がない”のだそうだ。将来は故郷の桂林に大きな一戸建てを建てるのが夢だそうで。やがて崇文門に着いた。もうあたりは薄暗くなっている。いったん車を降りるが、劉さんと写真を撮るために車内に戻って運転手さんに撮ってもらう。劉さん今さら髪形を気にしている。二人とも一日ありがとう。さようなら。<br />二人と別れ、まずは新世界超市へ向かう。また惣菜コーナーを漁る。もう最後だし、高いといっても100円そこそこだしという事で、欲望のままに買物をする。昨日の筑前煮みたいなのの辛いバージョンらしきもの、芥蘭のおひたし、牛肉ともち米のはさみ煮など。紹興酒も。5年物で20元。安いですね。パンコーナーでひき肉入パン的なものを買う。その横では麺をオーダーメードで味付けして袋に入れて売っていた。すごく美味しそうだったけれど、注文の仕方がわからないので眺めているだけだった。その後は崇文門菜市場へ。昨日のタンドリーチキンを買うのだ。3つ買って日本に持ち帰ろう。散々うろついた挙句、まずは豚足を買う。13元くらいだったかな。その後に気になっていた魚のから揚げを買う。“少量(シャウリヤウ)”と書いたメモを見せるとお姉さんが笑う。6切れほど入れていただいたところでストップをかける。9元くらいだったろうか。で、例のお肉屋さんへ。すると昨日売ってくれた女の子が私に気づく。お店のお兄さんに“この人昨日も来た”というような事を言っているようだ。お兄さんも微笑んでいる。私も笑う。“Where are you from?”“Japan“などど会話を交わす。”他にも何か女の子が英語らしき言語で話してくれたのだが、何を言っているのかわからなかった。するとお兄さんが“お前の英語大丈夫かよ?”みたいな感じで女の子をからかっている。3つのタンドリーチキンを受け取りお店を出る。歩きながらふと思う。ばかばか、なんで写真を撮らせてもらわなかったの!一人旅は出会いが楽しいのだ!といそいそと市場へ戻る。そしてまずは豚足のお姉さんに”Picture ok?”というと豚足の写真は撮ってもよいが、ワタシはだめだと恥ずかしがって隠れる。無理やり写真を撮る。強引でいやな客だ。写真もピンボケだ。次にお肉屋さんに向かう。お兄さんが気づいてくれる。カメラを差し出し写真を撮りに戻ってきた事をアピール。すぐに女の子に声をかけて写真撮りたいんだってさと伝えてくれているようだ。いい感じだ。女の子の写真を撮って、見せてあげる。“so cute!” というと女の子は照れている。可愛い。と、筆談。まずは”明日日本に帰るがまた北京に来たい”と書く。女の子は“迎”と。素晴らしい。21歳なのだそうだ。名前を聞き忘れた。2度握手を交わし、手を振る。お兄さんの写真も撮りたかったのだが、めちゃめちゃ店が混雑している。接客中のお兄さんをパチリ。フラッシュに気づいて微笑んでくれる。さいなら。また来るよ。<br />一旦ホテルに荷物を置きに行こうと思ったけれど、またもや面倒くさいし寒いしでそのまま地下鉄に乗り王府井へ。切手とハガキとさそりが目当てだ。地上へ上がるとすぐに北京飯店が目に入ったので、そこで買うこととする。フロントへ行き、あらかじめメモしておいた4.5元の切手という文字を見せる。無事買えた。大通りを歩いていると大きな書店があった。そこでハガキという意味の中国語のメモを見せる。店員さんが案内してくれた。10枚くらい入って10元。終了。蠍を食いに行く。屋台街に到着し、蠍のお店のお兄さんに1つくれと合図。から揚げになって串刺しになっているのを再度揚げなおしてくれる。15元払うい。”Picture ok?”と言うと“ok〜ok!”と陽気な返事が返ってきた。お兄さんに“スマイルスマイル!”というとポーズをとってくれた。ナイス。蠍を食い、ホテルへ帰ろうと歩き出す。初日の屋台のおじさんを探したが見当たらなかった。帰り道、超市という看板が出ているビルに入ってみた。超市とはスーパーの事だから覗こうと思ったのだ。間違いの始まりだった。入り口ドアを入ると超市は地下で閉店している。戻ろうとしたらドアのところにいるお兄さんがギャーギャー言ってくる。このドアから外へは出られないらしい。仕方なくエレベーターを登るしかない。2階はオフィスっぽい。さらに上がるとゲーセンとか怪しげな雰囲気になってきた。途中からはエレベーターすら止まっている。上はホテルらしい。かなり上まで来た段階でフロアに出てみる。プールバーがあり、そこの店員さんにゼスチャーしてみる。案内されたのはトイレ。違う。外に出たいのだ。非常階段に案内される。ひたすら降りる。薄暗くてめちゃめちゃ怖い。2階まで降りたところで立ち入り禁止というような看板がある。でも1階まで降りれば何とかなるかも・・・と降りてみた。真っ暗で怖すぎる。2階へ戻りオフィスのお姉さんに“? want to go outside.”と言ってみる。向こうへ行けば階段があるというようなことを教えてくれたように思う。なさそうだが行ってみる。エレベーターがあった。それに乗り1階で降りると出口と矢印で標されている。非常ドアのようなそれを開けると外に出られた。でも裏口で薄暗くて怖い。慌てて小走りで明るいほうへ。ホッ。助かった。なんだよもう。最後の最後で。まったく怖いったらない。<br />最後の夜なので王府井からホテルまで歩いてみる事にした。初日の夜のように。薄暗いけれど人通りはある。相変わらずトロリーバスはライオンの唸り声のようなエンジン音で走っている。10時近かったので食堂を覗くとお客さんの横で店員さんたちが食事を取っている。みんなで賄いを食べるというよりはそれぞれ違ったものを食べている。鍋ごと抱えている人もいた。変な自転車が停まっていたので写真を撮っていると、観光客で英語が通じると思われたのか、マレーシア系の団体にエンターテイメントはどこだ?と聞かれた。知らん。劇場を探しているのだろうか。ごめんよ。崇文門西大通りに着いた。イルミネーションが綺麗。ホテルに着いた。即行シャワーを浴びる。はあ今日も楽しかった。とお惣菜をガサゴソ。チキンは昨日の残りもある。筑前煮風は同じような味だった。魚のから揚げを食べてみた。スパイスがまぶされている。大ぶりの白身魚のぶつ切りだ。淡水魚かな。泥臭さを消すためにスパイスが効いている。美味い。豚足は・・・大陸的お味だった。スパイスの効いていない味が欲しいなと思った。ひき肉パンをちょっとちぎって食べてみた。これが一番食べやすかった。紹興酒もあけてみた。明日は帰国だし、今日大酔っ払いにはなれぬ・・・と水割りにして飲んだ。ワインみたいで美味しい。テレビからは聞き心地が好きな中国語が流れている。お酒もお惣菜も美味しい。夜が更けてゆく。最後の夜。<br />1時30分頃。そろそろベッドへ。お休みなさい。<br />

北京に行ってまいりました。3日目

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2007/01/04 - 2007/01/07

3551位(同エリア5347件中)

1

22

ishichocoさん

◎1月6日(土)晴れ
起きたら7時過ぎ。いそいそと支度を始める。今日は万里の長城へ行く。8時半にフロントに行かねばならない。8時にバンケットルームに行く。気づいたのだが、ビュッフェの場合、自分で配膳する時間が含まれるので、結構時間がかかる。食べ終わったのが8時半だった。今日も炒飯ははずせない。キャベツやほうれん草のソテーにコーヒー2杯。今日のおかゆは粟。はじめて食べたが、食べやすかった。部屋に戻ろうとフロントを通り抜けようとしたら、すでに劉さんがいた。“ごめん。10分待って”と言うと、“ゆっくり支度して”とのこと。部屋に戻り歯磨きをし、劉さんのところへ。車、劉さんの言っていたとおり綺麗だった。フォードだったかな。運転手さんにご挨拶“ニーハオ”出発。劉さんから本日の予定について説明がある。これから十三陵を一時間ほど見学の後、翡翠工場へ。その後昼食。昼食は飲茶なのだそうだ。そして万里の長城の八達峰へ行き、頂上に登る。“その後ティータイムを設けました。お茶は好きですか?”とのことで。後は好きなところまで送ってくれるらしい。1000元、いつ払おうか迷ったがどうせ払うんだと思って徐に差し出した。はあ・・・高い。でも何も考えないでいろいろなところへ行けるし、前日は歩きどおしで疲れていたのでよしとするしかない。北京市内は高速道路が円状に走っている。一番内側から2号、3号となっている。1号は故宮の外壁にあたるらしい。2号線より内側は太和殿より高い建物を建ててはいけないのだそうだ。なので、3号、4号あたりに近づくと高層マンションが増える。そういうところは日本同様家賃が非常に高いので、一部のお金持ちが住むのだそうだ。市内はベンツやBMWなんかも結構走っている。十三陵近くになるとあたりは農村地帯であった。でもしかし、ここも北京市内なのである。
十三陵到着。ここはお墓である。明の時代の皇帝・皇后の墓が13集まっている。お墓の場所は風水で決めたらしい。劉さんの説明を聞く。地下宮殿にも入る。復元されたものだが、棺とか玉座とか展示されている。皇帝の象徴は竜、皇后は鳳凰なのだそうで、それが石でできたそれぞれの玉座に彫られている。そんなこんなで一時間経過。後でガイドブックを見るともっといろいろと見学できるところが満載だった模様。ちょっと残念。津語の翡翠工場なんてどうでもいいからもっと見学させてくれればよかったのに。翡翠工場は特にコメントなし。観光客のためのよくわからん施設。一応国立という事もあり、オリンピックに向けて3分の2は改装中でオープンしていたのはその残りだったが、とても駄々広かった。でもって昼食。これまた観光客というか中国人以外をターゲットにしたレストランに連れられる。大型バスが何十台も停まれる駐車場と大きな建物。1階がお土産店で2階がレストランだ。そこで飲茶。メニューは豚のスペアリブの蒸し物、牛肉とピーマンのオイスター炒め、チャーシュー饅、焼餃子、大根餅、春巻、炒飯、餡饅である。燕京ビール20元は別料金。一人ムシャムシャ食べる。向かいの席はカップルだ。ビールに気を良くしたのか、よく喋る男性。隣は長テーブルになっていて日本人団体客だ。みんな松花堂弁当みたいなのを食べてる。おっさんがめちゃめちゃ酔っ払っている。その向こうの丸テーブルもみんな日本人だ。親戚みんなでとかそんな雰囲気である。何もみんなで1月の北京に来なくてもねえ〜とか余計なお世話的思いをめぐらせつつ食べる。お味は普通。牛肉が久しぶりだったのでそればっかり食べる。ピーマンが肉厚で巨大だ。蒸したスペアリブもまあまあ。デザートにはみかんが出た。そうこうしていると劉さんが出発を20分遅らせて欲しいと現れる。結構ですよ。しばしボーッとする。1時20分頃1階に下りてみる。劉さんがいた。また車に乗り込み20分ほどで八達嶺に到着。入り口近くのトイレに駆け込む。ビール大瓶1本がきているらしい。レストランのトイレで、ドアを開けたら“きゃあ〜“って中に人がいた。しかも日本人らしかった。こっちがきゃあじゃ!トイレに入ると並んでいるのかと思いきや、番人?みたいな女子3人がいてずっとトイレで喋っていた。チベット系?のカラフルな衣装だった。で、トイレへ。ガイドブックにあったとおり、どこへ行ってもトイレットペーパーはない。よかった。前日、新世界デパートで失敬してきたトイレットペーパーが1ロールリュックに入っているのだ。便器の向きも和式に関しては日本と逆。ドアの方を向く。車を降りたときに劉さんが”ここからは自由行動ですよ“と言っていたので、”ん?“と思った。案内はしないらしい。下で待っているので一人で登って来いということだ。とりあえず劉さんには入り口で写真を撮ってもらい、そいじゃねと。”一番上まで無理して行かなくていいよ。4番目の城楼までいけばいいよ。いや、そこまで行かなくてもいいよ。“とか言われつつ登山開始。最初はてくてくと歩く。風が強すぎてまともに呼吸ができない。耳がもげそうに痛い。坂も結構急だ。登っている途中で気づいた。ワタシは高所恐怖症だった。よって約800mごとにあるという城楼に着くまでは一切後ろを振り返る事ができなかった。下りも大変なんだろうなあ〜とテンションを下げつつ登る。怖いので手すりから手を放すことができない。相変わらず臆病者である。そして4番目と思われる城楼に到着。ラクダがいる。結構可愛い。みんな写真を撮っている。ここで。またもやトイレになってしまった。チ、チクショウ、と思いつつも我慢しながら登るのはきついので、トイレらしき看板の指す方へ。”オジョウサン、イチゲン、イチゲン“とオヤジに言われ、一元払う。”アリガト“仮設トイレに入る。しばし見つめてしまう。縁が広めのバケツにビニール袋が被せてある。だけだ。リュックからトイレットペーパーを取り出し縁に敷き詰めてみる。だめだ。風に煽られてうまく敷けない。くーっ。腹筋に力を込め、お尻をつけないようにして用を足した。ピンチは去った。トイレットペーパーを随分散らかしてしまったがそんなことはもう知らん。登山道へ戻る。また登る。そして出発から2時間弱ほどで頂上に。頂上に来た証明書やキーホルダー、缶コーヒーなんかが売られていた。コーヒー飲みたかったけど高そうだからやめた。みんな写真を撮っている。日本人の女性が興奮冷めやらぬ感じで中国人観光客に写真を撮ってもらっていた。日本語でお礼を言っている。その人にワタシも写真を撮ってもらった。みんな写真を撮るとあっさりと下り始める。もっと頂上に来てしばし景色を眺めるとかそういうことはないのかな。そういえばさっきの興奮していた女性も興奮の割には写真撮ったら速攻下っていたな。とか思いつつ頂上の景色を楽しむ。中国人の青年に写真を撮ってくれと頼まれた。うまく撮れたかな?と確認して頂いていると、なんと次はワタシの写真を撮るのだそうだ。おお、結構ですよ、何枚でも是非どうぞ。と笑顔でポーズを決めるワタシ。それでは下りましょうかとその青年と一緒に途中まで下る。彼は3人でやって来ているのだそうだ。下りも怖かったが青年が一緒だったのでちょっと心強かった。そうだ。メールアドレスを交換しようとリュックの中からお財布を出そうと立ち止まる。ちぇ〜名刺一枚もないよ。つか、気づいたら青年がいなくなっている。あーあ、せっかくオモチダチになろうと思ったのによう。まあしょうがねえな。と諦めて坂を下り続ける。下っている途中幻想的な写真が撮れた。ナイス。”○○サーン!“遠くで劉さんの声が。”おお劉さん!行って来ましたよ、頂上まで”と彼女に駆け寄る。“心配しましたよ〜。○○サンより遅く登った人が戻ってきているのに○○サンが来なかったので。他のガイドに‘アナタノオキャクサンマダ?’と言われましたー”とのことである。ごめんごめんと言いつつ、関所の休憩所でお茶をすする。と、隣に座った年配の日本人ご夫婦。どこまで行ったのかと言うので、頂上と答えた。そのご夫婦は少しも登ることなく写真を撮ったのみなのだそうだ。そりゃそうですよね、と思う。フランスの偉い人が来ているのだそうで、リムジンを数台見かけた。車に乗る。あー暖かい。次はティータイムだそうで。これまた観光客のためのお茶店に連れて行かれる。途中オリンピック公園を通り、建築中のメインスタジアムを見た。お茶なんかどうでもいいんだけどな・・・と思いつつ、お店に入ると専属のお姉さんが中国茶の作法をレクチャーしてくれて、お茶をいれてくれる。
ウーロン茶・プーアール茶・ジャスミン茶・ライチ茶。しつこく買うように勧められる。トイレに逃げて出てきたところで劉さんが迎えに来ていた。助かった。帰ろうとする私にダメ押しでさっきのお姉さんが“お茶要らないの?”と言ってくる。要らないの。劉さんの面子もあるのかなと思い、“劉さん、飲んだだけで買わなくて悪いね。”と心にもないことを言ってみる。本日の日程終了。当初は王府井だったが、やっぱり崇文門に送って欲しいと伝える。運転手はぶつくさ言っていたが、送ってもらう。車の中で劉さんといろんな話をした。北京でマンションを購入しようとすると東京よりも高いとか、劉さんの弟さんの話。今二人で同居していて生活費は劉さん持ちなので、“奴には責任感がない”のだそうだ。将来は故郷の桂林に大きな一戸建てを建てるのが夢だそうで。やがて崇文門に着いた。もうあたりは薄暗くなっている。いったん車を降りるが、劉さんと写真を撮るために車内に戻って運転手さんに撮ってもらう。劉さん今さら髪形を気にしている。二人とも一日ありがとう。さようなら。
二人と別れ、まずは新世界超市へ向かう。また惣菜コーナーを漁る。もう最後だし、高いといっても100円そこそこだしという事で、欲望のままに買物をする。昨日の筑前煮みたいなのの辛いバージョンらしきもの、芥蘭のおひたし、牛肉ともち米のはさみ煮など。紹興酒も。5年物で20元。安いですね。パンコーナーでひき肉入パン的なものを買う。その横では麺をオーダーメードで味付けして袋に入れて売っていた。すごく美味しそうだったけれど、注文の仕方がわからないので眺めているだけだった。その後は崇文門菜市場へ。昨日のタンドリーチキンを買うのだ。3つ買って日本に持ち帰ろう。散々うろついた挙句、まずは豚足を買う。13元くらいだったかな。その後に気になっていた魚のから揚げを買う。“少量(シャウリヤウ)”と書いたメモを見せるとお姉さんが笑う。6切れほど入れていただいたところでストップをかける。9元くらいだったろうか。で、例のお肉屋さんへ。すると昨日売ってくれた女の子が私に気づく。お店のお兄さんに“この人昨日も来た”というような事を言っているようだ。お兄さんも微笑んでいる。私も笑う。“Where are you from?”“Japan“などど会話を交わす。”他にも何か女の子が英語らしき言語で話してくれたのだが、何を言っているのかわからなかった。するとお兄さんが“お前の英語大丈夫かよ?”みたいな感じで女の子をからかっている。3つのタンドリーチキンを受け取りお店を出る。歩きながらふと思う。ばかばか、なんで写真を撮らせてもらわなかったの!一人旅は出会いが楽しいのだ!といそいそと市場へ戻る。そしてまずは豚足のお姉さんに”Picture ok?”というと豚足の写真は撮ってもよいが、ワタシはだめだと恥ずかしがって隠れる。無理やり写真を撮る。強引でいやな客だ。写真もピンボケだ。次にお肉屋さんに向かう。お兄さんが気づいてくれる。カメラを差し出し写真を撮りに戻ってきた事をアピール。すぐに女の子に声をかけて写真撮りたいんだってさと伝えてくれているようだ。いい感じだ。女の子の写真を撮って、見せてあげる。“so cute!” というと女の子は照れている。可愛い。と、筆談。まずは”明日日本に帰るがまた北京に来たい”と書く。女の子は“迎”と。素晴らしい。21歳なのだそうだ。名前を聞き忘れた。2度握手を交わし、手を振る。お兄さんの写真も撮りたかったのだが、めちゃめちゃ店が混雑している。接客中のお兄さんをパチリ。フラッシュに気づいて微笑んでくれる。さいなら。また来るよ。
一旦ホテルに荷物を置きに行こうと思ったけれど、またもや面倒くさいし寒いしでそのまま地下鉄に乗り王府井へ。切手とハガキとさそりが目当てだ。地上へ上がるとすぐに北京飯店が目に入ったので、そこで買うこととする。フロントへ行き、あらかじめメモしておいた4.5元の切手という文字を見せる。無事買えた。大通りを歩いていると大きな書店があった。そこでハガキという意味の中国語のメモを見せる。店員さんが案内してくれた。10枚くらい入って10元。終了。蠍を食いに行く。屋台街に到着し、蠍のお店のお兄さんに1つくれと合図。から揚げになって串刺しになっているのを再度揚げなおしてくれる。15元払うい。”Picture ok?”と言うと“ok〜ok!”と陽気な返事が返ってきた。お兄さんに“スマイルスマイル!”というとポーズをとってくれた。ナイス。蠍を食い、ホテルへ帰ろうと歩き出す。初日の屋台のおじさんを探したが見当たらなかった。帰り道、超市という看板が出ているビルに入ってみた。超市とはスーパーの事だから覗こうと思ったのだ。間違いの始まりだった。入り口ドアを入ると超市は地下で閉店している。戻ろうとしたらドアのところにいるお兄さんがギャーギャー言ってくる。このドアから外へは出られないらしい。仕方なくエレベーターを登るしかない。2階はオフィスっぽい。さらに上がるとゲーセンとか怪しげな雰囲気になってきた。途中からはエレベーターすら止まっている。上はホテルらしい。かなり上まで来た段階でフロアに出てみる。プールバーがあり、そこの店員さんにゼスチャーしてみる。案内されたのはトイレ。違う。外に出たいのだ。非常階段に案内される。ひたすら降りる。薄暗くてめちゃめちゃ怖い。2階まで降りたところで立ち入り禁止というような看板がある。でも1階まで降りれば何とかなるかも・・・と降りてみた。真っ暗で怖すぎる。2階へ戻りオフィスのお姉さんに“? want to go outside.”と言ってみる。向こうへ行けば階段があるというようなことを教えてくれたように思う。なさそうだが行ってみる。エレベーターがあった。それに乗り1階で降りると出口と矢印で標されている。非常ドアのようなそれを開けると外に出られた。でも裏口で薄暗くて怖い。慌てて小走りで明るいほうへ。ホッ。助かった。なんだよもう。最後の最後で。まったく怖いったらない。
最後の夜なので王府井からホテルまで歩いてみる事にした。初日の夜のように。薄暗いけれど人通りはある。相変わらずトロリーバスはライオンの唸り声のようなエンジン音で走っている。10時近かったので食堂を覗くとお客さんの横で店員さんたちが食事を取っている。みんなで賄いを食べるというよりはそれぞれ違ったものを食べている。鍋ごと抱えている人もいた。変な自転車が停まっていたので写真を撮っていると、観光客で英語が通じると思われたのか、マレーシア系の団体にエンターテイメントはどこだ?と聞かれた。知らん。劇場を探しているのだろうか。ごめんよ。崇文門西大通りに着いた。イルミネーションが綺麗。ホテルに着いた。即行シャワーを浴びる。はあ今日も楽しかった。とお惣菜をガサゴソ。チキンは昨日の残りもある。筑前煮風は同じような味だった。魚のから揚げを食べてみた。スパイスがまぶされている。大ぶりの白身魚のぶつ切りだ。淡水魚かな。泥臭さを消すためにスパイスが効いている。美味い。豚足は・・・大陸的お味だった。スパイスの効いていない味が欲しいなと思った。ひき肉パンをちょっとちぎって食べてみた。これが一番食べやすかった。紹興酒もあけてみた。明日は帰国だし、今日大酔っ払いにはなれぬ・・・と水割りにして飲んだ。ワインみたいで美味しい。テレビからは聞き心地が好きな中国語が流れている。お酒もお惣菜も美味しい。夜が更けてゆく。最後の夜。
1時30分頃。そろそろベッドへ。お休みなさい。

  • 明の十三陵

    明の十三陵

  • 地下宮殿の棺。赤いのね。

    地下宮殿の棺。赤いのね。

  • 万里の長城

    万里の長城

  • 下のほうは人が多いです。

    下のほうは人が多いです。

  • 途中にいた記念撮影用のラクダさん。

    途中にいた記念撮影用のラクダさん。

  • 結構急な坂です。

    結構急な坂です。

  • 景色がいいです。

    景色がいいです。

  • 上のほうに行くと人が少なくなります。

    上のほうに行くと人が少なくなります。

  • あまりに急勾配で下るのも大変みたい。

    あまりに急勾配で下るのも大変みたい。

  • ここを下ります。

    ここを下ります。

  • ある程度下りてきてから振り返ってみました。<br />写真の右上が八達嶺から行ける頂上です。

    ある程度下りてきてから振り返ってみました。
    写真の右上が八達嶺から行ける頂上です。

  • ジェットコースターのような乗り物。<br />これで一気に下まで行くこともできます。

    ジェットコースターのような乗り物。
    これで一気に下まで行くこともできます。

  • レールの上を走っていきます。

    レールの上を走っていきます。

  • 建築中のオリンピックメインスタジアムです。<br />鳥の巣をモチーフにしているそうです。

    建築中のオリンピックメインスタジアムです。
    鳥の巣をモチーフにしているそうです。

  • 豚の足や耳を売っています。<br />いかに柔らかく煮ているか、箸をブスブス突き刺して<br />アピールしていました。

    豚の足や耳を売っています。
    いかに柔らかく煮ているか、箸をブスブス突き刺して
    アピールしていました。

  • お肉屋さんの女の子。かわいい。

    お肉屋さんの女の子。かわいい。

  • ゲテモノを売るお兄さん。<br />笑顔が素敵です。

    ゲテモノを売るお兄さん。
    笑顔が素敵です。

  • 川海老のから揚げという感じです。

    川海老のから揚げという感じです。

  • バイクなのか自転車なのか。

    バイクなのか自転車なのか。

  • 自分のアパートより広い部屋でやりたい放題。

    自分のアパートより広い部屋でやりたい放題。

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  • ajiajiroさん 2007/01/26 22:30:41
    超力作ですね!
    ishichocoさん、你好!

    楽しく拝見(拝読?)致しました。
    北京での見るものすべてに興味津々という感じが伝わってきて好感度が大です。

    ただ、私のような年配者には改行のほとんどない長文の文章は読むのがとても大変なのです。
    もう少し改行とか、一行開けるとかしていただけると読みやすいかなと感じました。

    また、写真に関係のあるエピソードなどはその写真のところに書いていただければより判りやすくなるのでは無いでしょうか?

    年寄りの余計なお節介…ご容赦下さい。

    では、また。     再  见   (^_^)/~

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