2007/01/04 - 2007/01/08
6295位(同エリア8872件中)
junzさん
私にとって、子供の頃からいつか行ってみたいと思っていた所の一つ、アンコールワット!にこの正月休みで夫と行くことができました。
当初行きたかったツアーは11月に申し込んだときにはもう予約でいっぱい。でもネットで、3泊5日で、現地案内と食事がほぼ付いているツアーでリーズナブルなものを運良く発見できました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
成田午前発ベトナム航空で、ホーチミン経由
カンボジア・シェムリアップには夕方着
写真はトンレサップ湖(たぶん)の夕日
空港に現地係員の女の子が迎えに来てくれた。
空港から直接夕食のレストランへ。
出てきたのは中華料理。なぜ!?と思ったが、あとから推測すると、カンボジア料理って中華に似ているところがあったので、もしかしたら、カンボジア料理屋さんだったのかもしれない。カンボジア最初の食事はそんな料理でした。 -
翌朝、ホテルにバスが迎えに来てくれる。
ガイドさんは前日の女の子よりずっと日本語が上手な男の子。ガイドはみんな若かった。みんなシェムリアップにある日本語学校で1〜2年勉強してガイドになったらしい。
さっそくアンコール・トム遺跡へ。
写真は南大門。大型バスは通行できないので、徒歩でくぐる。
門からバイヨンまでは1km以上あるので、トゥクトゥクで移動。 -
アンコールトムの中心にあるバイヨン寺院
-
入ってすぐレリーフがたくさん。
レリーフを一つ一つ真剣に見ていたら、1日があっという間に終わりそう。。
しかし、まわりは世界各国からの観光客だらけ。そうのんびりはできなさそう。写真を撮ってるとガイドさんを見失いそうになる。 -
レリーフのある第一回廊から、第二回廊へ登ると、
観音菩薩様の巨大な顔がたくさん!
神秘的な遺跡に囲まれてアンコールに来れたことを実感する。 -
太陽が高くなってきて、どんどん暑くなってくる。
そんな中歩いて、象のテラス(写真)、
そしてライ王のテラスをまわる。
(王宮やその周りの遺跡には行かなかった。。)
午前の観光はここまで、昼食に一度街まで戻る。 -
大きな観光客向けのレストランで昼食。
手前左のエビの炒め物に、緑色のつぶつぶ、小さなブドウみたいなものが入っていて、何気なく食べたら、
たぶんそれは生の胡椒の実で、コショウ辛くって泣きそうになった。
その他ココナッツ風のカレーは甘くて、私は好きだったけど、周りの人の反応はイマイチだったかな。
一番のお気に入りは、青菜のガーリック炒め。食事の度に登場して、いつも一番おいしかった。
デザートのカボチャプリンは美味しくなかった。有名らしいので期待していたのに。。良い素材を使っているのに、あともう一手間かければ美味しくなるのに、うー惜しい、残念、という感じ。
アンコールビールはおいしかった。
瓶ビールで2.5USドルくらい。 -
午後からは、ついにアンコール・ワット!
しかし、その前に、ツアー予定表では「ホテルに戻って休憩」となっていた。なんて時間がもったいない!と思っていたけど、観光してみてわかった。乾季の涼しい時期でもこんなに暑いのだから、ホントに暑い時期なら、日中の一番暑い時間に休憩が必要なのでしょうね。
しかし、ガイドさんの計らい(策略?)で、ホテルには戻らず、おみやげ物やに行くことになりましたが。 -
アンコールワット。ついにやってきました。
-
第一回廊にレリーフが延々と描かれている。
これを造った昔の人々の方の技術は、すばらしいです。
こんな物をジャングルの中から発見した人は、本当に驚いたことでしょうね。 -
おそろしい急階段を登った、第三回廊からの眺め。良かった。
石だけでこんなに高い建造物が造れるのですね。
しかし、帰り道の「手すり付き階段」の渋滞がひどかったです。超・急階段なのに細い手すり一本しかないので、一人ずつしか降りられないから、長蛇の列。暑い中20分以上並んだ。世界遺産だけど、ここら辺はもう少し改善して欲しい。というか、ガイドが降り口はここだよというから並んだけど、手すり無しで良ければ、別の階段から下りてもいいと思われた。もちろん危険なので自己責任ですけど。私はけっこう高いところが平気なので、今度もしまた行くことがあれば、そこ以外の階段から下りようと今思う。 -
夕方、夕日鑑賞のためプノンバケンという遺跡のある小山に登る。10分以上かけて登ったのだけど、この日は曇りで夕日は見られず。頂上の遺跡からの眺めは良かったけど、アンコールワットが思っていたより遠かった。ただ、すごい観光客。地元の人達もけっこう来ていた。
乾季だからか、遺跡歩きをしていると、土埃だらけに。。。
観光の最後にガイドさんが冷たいおしぼりを用意、配ってくれて、なかなか気の利いたサービスだなと思いました。手も顔も拭くと白いおしぼりが赤茶色になってしまった。 -
夕食は、「アプサラダンスディナーショー」
お客さんは皆団体旅行の日本人で、日本風なカンボジアの鍋料理をタタミの上で食べました。デザートに揚バナナが付いていた。
ショーは、はじめに影絵芝居、その後数種類のダンス。
立派なステージ、とは言えなかったけどー、異文化交流、観光客気分を味わえました。踊っている女の子達はみんなかわいかった! -
翌朝早朝、アンコールワットの日の出鑑賞へ。
美しかった。
前日の昼間に閉じていた蓮の花が、開いていました。 -
朝日とアンコールワットのシルエット
-
朝食にホテルに戻る。
今回泊まったのはボレイ・アンコール・ホテル。
お部屋は広くて、新しくて、プールもあって、朝食も美味しくて、良かった!
中心部からは少し離れているので、近くに商店は無かったけど(そもそも街にコンビニ風な店はあまり無い)、
すぐそばにサマキ・マーケットがあり、初日の夜から水とくだものを購入できた。
ま、シャワーのお湯をガンガン使うとぬるくなるので使いすぎ注意です。ただ、別のツアーで参加されたご夫婦のお部屋は、別棟で、シャワーの水圧がものすごく悪かった、と言っていました。
夜になるとプールにジャクジーの泡が出てくるのだけど、水は冷たいです。
まだスパは建設中らしく、残念。 -
朝食後、バスで約1時間、バンテアスレイ遺跡に向かう。
シェムリアップ近郊の道路は整備されていて、快適だったのだけど、
少し郊外に出ると、バスがジェットコースターになったかのように揺れまくっていた。
バスの一番後ろに座ってせいもあるだろうけど、何度かお尻が座席から離れるくらい、飛んだ。
乾期で土の道はデコボコのまま固まっていた。
もし雨期だったら、どろどろで、また大変なんだろうなあ。。
写真はバスからの眺め。
農耕牛で、田んぼを耕してた。水田が多かった。
水牛の放牧や地鶏なども見れた。 -
バンテアイスレイの入り口のレリーフ。
赤い石が、青空バックで美しい。 -
ここは「東洋のモナリザ」と呼ばれるレリーフが有名なところ。
しかしそのレリーフは保護のためか、ロープが張られて近づくことができなかった。遠くから眺めた。 -
小さい遺跡だけど、全体的にレリーフが細かくて、キレイに残っていて、
バンテアイスレイ、気に入りました。
バスに揺られて行くだけの価値ありです。
晴れててキレイだったけど、日なたが暑かった。
日陰を探しながら見学。 -
昼食に一度町まで戻り、(バイキング形式の大きなレストランで、ホテル休憩省略のため、ゆっくり食事できた)
午後からまた遺跡周遊。
最初はプリアカン遺跡。
入り口から通路などは整備されているのだけど、
立ち入り禁止の方をのぞくと石の山。
これを組み立てる人々はすごい。今も昔も。 -
プリアカン
2階建ての遺跡はアンコールでここしか無いらしい。
2階建てなのに、階段は無いそうです。 -
東メボン
遺跡の四隅に4匹の象の彫刻 -
プレループ
東メボンと同じ四角い遺跡、登るの大変。
このころにはだいぶ疲労感があった。 -
タプローム
樹木が遺跡を侵食していることで有名なところ。
ガイドさんによると、「天空の城ラピュタ」のモデルになった遺跡らしいです。
確かに、そんなイメージでした。 -
タプローム
根っこがすごい。
植物、というか、自然の力って、本当にすごい。
いつか現代人が滅んでも、緑で覆ってくれるだろうか。
この日の観光はここで終了。
夕食をレストランでいただき、ホテルに戻る。 -
最終日、トンレサップ湖へ。
観光船に乗ってクルーズ。
しかし船着き場のあたりは湖の水がくさいぞ。 -
こんな少年も一人でボートを操る。
水上家屋を見るのは始めてで、興味深く観察。
湖の上で、にわとりや犬や猫まで飼っていた。
湖を進むと臭いは気にならなくなる。(鼻が慣れたのかな) -
途中、小さな集落を通過しようとしたら、
水上家屋が水路を塞いでいて、観光ボートでは通れなくなっていた。
そしたら、そこの住人、子供達がみんなで力を合わせて、水上家屋をボートの上から手で押してくれて、10分以上かけて通れるようにしてくれた。
家を手で押して動かすなんて、見てて面白かったけど、
なんか、お邪魔しちゃってごめんなさいって感じでした。 -
湖が開けたところに出ると、ものすごい勢いで手こぎボートが近づいてきて、缶ジュースやビールを買わないか、と差し出してくる。そのスピードにびっくり。
発泡スチロールの箱に氷が入っているらしく、飲み物はまあまあ冷えてた。ビールでも1本1ドル。
この写真の子は、タライにうまく乗って近づいてきて写真を撮らせ、チップをちょうだい、と言っていた。タライ技はすごかった。 -
観光用の休憩所&土産物屋に到着、トンレサップ湖でとれたエビをいただく。
エビは無料、飲み物代だけ払う。缶ジュース1ドル、缶ビール1.5ドル。
おいしかったけど、隣に座ったツアー参加の方は、まだ旅が続くので、おなか壊したら困るので食べない、と言う。茹でてあるから大丈夫では?と言ったけど、この湖の水で茹でたんだよ、と言われ、納得。
でも私と夫は気にせず食べ、大丈夫でした!
エビはやはりおいしいです。 -
その後、オールドマーケット観光。自由行動で45分くらい。
マーケットは活気があって、楽しいところです。
ただ、カンボジアのお土産を見てみると、コレといったものがない。
隣国なのでタイとベトナムに似ているのは仕方ないのだろうけど、どちらにも行ったことがある私には、めずらしいものがあまりない。どの店も置いている物も似ているし。ベトナムみたいにかわいい物が少ないし。
あと、めずらしく日本語を話す女の子がいて、かなりのボッタクリな値段を提示してきてビックリした。日本語で話しかけてくる現地人はやはり要注意ですね。
なんだかんだ文句を言いつつ、安いシルクストールを買いました。3つも買ったので、もっと値引けそうだったのに、夫に邪魔され、あまりできなかった。うー残念。 -
午後から自由行動。
まずランチを、ホテル近くのレストランでいただく。
店構えが中華っぽくて、あまり期待してなかったけど、東南アジア料理屋さんで、おいしかった。 -
お土産物探し&観光に、プサールーという町で一番大きなマーケットまで、ホテルから1kmなので歩こうと思ったけど、暑くて断念。
ホテルからすぐのサマキマーケットを見てみるが、小さくて、お土産物はあまりない。
スイカは山のように積んであった。 -
サマキマーケットのスウィーツ屋さん。
食べてみたかったけど、ちょっと火が通ってない物は心配だし、おなかいっぱいなこともあり断念。
シェムリアップには、ガイドブックを見る限りだけど、スーパーマーケットが無かった。スーパーマーケットが大好きな私にはショックなことでした。。
冷蔵庫が普及してないので、生鮮食品を毎日マーケットに買いに行くとガイドさんが言っていた。 -
前日にフロントにレイトチェックアウトを聞いてみると、18時までで25ドルだったので、申し込んでおきました。
なので、マーケットから早めに戻り、プールで軽く泳いだ後シャワーを浴び、さっぱりして、深夜便で日本へ帰国となりました。
本当はスパにでも行きたかったのだけど、なんか、バリと比べてしまって、良さそうなところがなくて、やめちゃいました。
カンボジアは私が今まで訪問した観光地の中で一番「遅れている」国だな、と感じました。言葉が悪いですが。それが悪いことではない!と思いますが。
でも、もしまた数年後に訪れたら、ずっと発展していそうな勢いがありました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- イーハンさん 2007/05/16 23:57:24
- junzさん訪問いただきお礼申し上げます。
- アンコール遺跡の旅を拝見しました、私も一生に一度でもと思いアンコールを見ました、すばらしい石造寺院に声もなくただじーっと見てるだけで、感動の連続でした、まだまだ見ていない遺跡も沢山あり次回のシェムリアップ行きを早急に考えてますが、今、中国に”はまって”まして(笑)いっそのこと北京から鉄路ハノイ、ハノイからプノンペン、プノンペンからバスでシェムリアップ、もしくは香港からバンコクウェイズでシェムリアップ・・・と他愛もない事を真剣に考えてます・・・後の旅行記をゆっくりと拝見させていただきます。
-
- むんさん 2007/03/03 22:04:40
- アンコールワット&トンレサップ湖!
- junzさん、こんにちは!はじめまして。
アンコールワット! とても神秘的ですね!
特に朝日に浮かび上がる姿は神々しさを感じますね。
写真を通してもこれほどインパクトを受けるので、その場に
立ったときの感動はどれほど大きいものかと思いを馳せながら、
いつか行ってみたいものと思っています〜。
そしてトンレサップ湖、これまたいいですね〜!
写真を通して伝わってくる昔ながらの東南アジアの光景、
都市化してしまうところが多い中で、とても魅力を感じました。
- junzさん からの返信 2007/03/20 17:07:39
- RE: アンコールワット&トンレサップ湖!
- コメントありがとうございます。
そしてお返事遅くなってすいません。
朝日のアンコールワットは本当に綺麗で、
早起きして毎日見に行きたいくらいでした。
トンレサップ湖はただの湖なのかな?と期待しないで行ったので、
その分新鮮に感じられ文化のギャップを楽しめました。
アンコールワット、おすすめします。
機会がありましたらどうぞ!
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