南イタリア一人旅　ソレント編

2005/05/29 - 2005/05/30

3日目
勝手知ったるローマからいよいよナポリ方面に移動。
列車の指定を取っておいたので、時間に間に合うようにテルミニ駅に行くも、待てど暮らせど列車は来ない…。やっと来たと思って乗り込むと、今度はずーっと出発せず。車内はメチャ暑いし。こういう時、日本ではうるさいほど車内アナウンスを流すけど、イタリアではほとんど無いんですねぇ。車掌さんがまわってくると、尋ねたい人は尋ねるというシステム（？）のようです。旅行記なんか読むと、皆さん現地の人に言葉がわからなくても身振り手振りで色々聞いたりしてますが、生来内気な私はこんな時も尋ねる勇気がありません。じっと一人で耐えるのみ…。イタリア語だってちょっとは分かるのに。同じコンパートメントに日本人のおじさんもいたのに。これを書いてる2007年のテーマは「旅先で人に話しかけよう！！」に決定。

それにしても、イタリア人はよくしゃべります。
車内で待ってる間中、乗り合わせた人同士でしゃべりまくり。途中でケータイでもしゃべり、静かにしていることがありません。しゃべっている内容もこれまたすごい。この時はじめて出会った人同士なのに「私は○○出身で今は××で働いてるけど、里帰りする途中」だとか。「私はずっと△△の劇場でチケットを売り続けて４０年。やっとリタイアした」など。でも素晴らしいのはそのチケット売りのおばさんに対して、若い人たちが「素晴らしい！長年ご苦労さま〜」みたいに尊敬の言葉を返していたこと。日本ではあまり交わせない会話ですよね。
ちなみにイタリア人はコミュニケーション好きなため、ケータイは発達していてもメールはあまり人気がないそうです。

エリア ソレント(イタリア)

ナポリでヴェスーヴィオ周遊鉄道に乗り換え、ソレントに到着。表紙の写真はホテルの部屋です。リゾート地らしくシングルの部屋などない模様。この部屋も実はこんなベッドが2台とサブベッドが2台。一人で泊まるには贅沢というより場違いか…。
この写真は部屋のシャワールーム（カプセル？）

ソレント名物巨大レモン。

皮が肉厚ですね。
どうやら皮を（白い部分）食べるらしいです。
白い部分はあまり味がなく、中身はすっぱい普通のレモンでした。