2006/03/10 - 2006/03/10
548位(同エリア740件中)
ダイサクさん
『31日目 Nos Vemos 南米!!』
この日記は3月15日のお昼に書いている。
この日は午前10時に起床、10時半にCHECK OUTし、荷物を預けてカミ・ニートへ行く!カミ・ニートはカラフルな色使いの建物が立ち並び、デザイナーが集まる街として有名なお洒落な雰囲気の街である。宿から歩いて30分程で、ボカ地区のカミ・ニートへ到着。そこら辺のお店でお土産にボカの帽子や飾り物などを購入。石橋はアルゼンチンのサッカー代表のユニホームを買っていた。
そこらの道でタンゴをやっていたりするお洒落な街は散歩にもってこいの場所だった。そこでホットドックと紅茶で休憩しながら、ゆっくりとした時の流れに浸っていた。本当に今日で南米旅行は終わるのだろうか。 途中、小さな絵を買ってから、ボカ・スタジアムへ行く。ボカはリバープレートと並ぶアルゼンチンを代表する2大人気サッカーチーム。ボカ・スタジアムでのサッカー観戦は予定が合わなかったので、代わりにスタジアムに併設された記念館に立ち寄る。壁には歴代ボカに所属した選手の写真が飾ってあったので、2人で日本代表高原の写真を探しだす。高原の写真を探しだして満足した私達は、タクシーをひろって宿へ戻る。そして荷物をまとめて再びタクシーに乗り込み空港へ。
Duty Free Shopでワイン4本、チョコレート(母に頼まれた)、香水(CDの海外限定もの)などを買って飛行機へ。その後、サンチアゴ、トロントで乗り継ぎを経てようやく日本へ着いたのは3月12日の夕方18時だった。石橋とはここでお別れ。ずっと一緒にいたからか、日暮里の改札で別れる時は何だか信じられない気持ちだった。「本当にありがとう!お世話になりました。」「ありがとうね。ほんとにお世話になりました。」
そして中央線に乗り込み、静かな車内で南米の地で聴いた音楽を再び聴きながら旅後の余韻に浸る。ついに学生時代最後の楽しみが終わってしまったんだという寂しさと、無事に日本に帰ってこれたことへの安堵の気持ちに挟まれながら、スタート初日からの時間を振り返っていた。
国立駅で降りてから、バスに乗り込み実家への道を進む。心穏やかになる道のり。そしてバスを降りて、家に入る。「ただいま~!!」自然と顔が満面の笑顔になる。同じく満面の笑顔の母と落ち着きながらも嬉しそうな父が出迎えてくれ、私の2006年南米2人旅が終わった。
今回の旅を振り返る。自然と前回の初海外インド一人旅と比べることになってしまう。やはり、インドの旅の方が濃く、思い入れが強い旅であることは間違いない。インドの旅が、“旅”だとするならば、今回の南米は“旅行”だったと思う。前回の一人旅は何もかも自分一人でやったし、下痢や呼吸困難にもなったことから、苦労の分だけ充実感や達成感があった。今回は南米とはいえインドと比べれば経済やインフラが発展した国が多く、チリ・アルゼンチンの大都市は日本の都市と全く変わらなかった。もちろん食事などの物価は日本よりも安いが。
では、今回の旅の何が良かったのか。それこそ、挙げれば色々あるだろう。それは例えば、前回のインドと比較して、完全な旅程で贅沢な旅を満喫できたことである。やはりペルーナスカの地上絵、マチュピチュ、チチカカ湖、ボリビアのウユニ潮湖、チリ・アルゼンチンのパタゴニアの氷河、アルゼンチンのイグアスの滝等は死ぬまでに一度は見ておきたい場所だと感じていたし、本当に見れて良かったと思っている。また、チリやアルゼンチンには美人が多く、料理もインドに比べて本当においしかった。
しかし、何よりもインド一人旅に比べて良かったのは間違いなく相方石橋との思い出、絆であると言える。青春真っ盛りの大学時代から社会人へとなろうというこの時期に、遥か彼方の地球の裏側で日本と変わらずくだらないバカ話をしたり、時に真剣に将来のことを話したり、現地での数々の出来事や出会い、感動や興奮などの様々な感情、そして高山病等を共有してこれたこと。
これらの全てが本当に貴重な財産だ。今回の南米旅行はもう2度と体験できないが、共に振り返る相手がいるのだ。そんな人生の貴重な体験を振り返る際に“相手がいる”ってことは本当に幸せだと思う。そんな相方の石橋に改めて感謝したい。
そして、インドと同じく、南米にはまた必ず行くだろうと思う。その時はスペイン語を今よりももっと上達させて、もっともっと向こうの人と話せるようになっていたい。 その時までChao !Nos Vemos 南米!! -終わりー
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 航空会社
- エアカナダ
-
あれからもうすぐ1年
(写真はカミ・ニート地区) -
あの2人旅を思い出すとふと思うことがある
-
「あんなに楽しい旅行はもう2度とできないのではないだろうか」
-
それがあの南米旅行の価値なんだろうと思う。
-
あの年齢でのあの2人でのあの旅はもう2度と体験できない、
-
そこに価値があるのだ。
-
次はどこに行こうか。
-
そんな考えを巡らせることができることこそ、また価値があるのだろうと思う。
-
旅の終わりは、その次の旅の始まりなのだ。
(写真はアラスカ上空) -
次はどこに行こうか。
-
新たな旅はもう始まっている。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。約9ヶ月かけてようやく南米旅行記が完成しました。次の旅行は今年のG.Wですかね。旅行記更新のほう、いつになるかわかりませんが、また見に来てやってください♪
ではでは。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ペコちゃんさん 2007/01/21 23:24:52
- お帰りなさぁ〜い?(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
- >旅の終わりは、その次の旅の始まりなのだ。
最後まで、素敵な言葉をアリガトウです♥
次の旅、その次の旅、そのまた次の旅。
かわらない少年のような気持ちと、
前へ前へと進み、かわっていく「たび日記」。
ゆっくりでいいからぜった〜い、更新してくださいね〜(o→ܫ←o)♫
- ダイサクさん からの返信 2007/01/22 00:10:47
- RE: お帰りなさぁ〜い?(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ
- ペコさん
嬉しいコメントありがとうございます。
少年のような気持ちはもう変わることはないでしょう笑
自分でも今後この旅行記は更新していきたいと思っていますので、
またお暇なときにでも見に来てやってください。
ぺコさんの旅行記も楽しみにしております。
ではでは。
ダイサク
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