北朝鮮レストラン　柳京飯店　長野の親分衆延吉へ

2007/01/19 - 2007/01/19

２００７年０１月１９日（金）北朝鮮レストラン・柳京食堂にて食事会がありました。発起人は長野から来られた河本龍男さんと延辺の日系企業・延吉日晃科技開発有限公司のオーナーM社長さん（本社長野県）です。

延辺柳京食堂
住所：延辺陽光ホテル１階
電話：０４３３−２５６−７１１１
※２００７年６月現在は旧世紀ホテル２階にあります。

エリア 延吉(中国)

１９：００集合

私は１５分前に到着。中央舞台では北朝鮮服務員が歌を歌っていました。

テーブル席を見ると長野親分衆御一行様のお姿、さっそく御挨拶。みなさん延辺日本人会の会員です。

左から

■M社長

M社長は英語圏への留学も経験されており、そのレベルも通訳並みとのことです。グループにはいくつかの企業があるのですが、そのCEOです。

社団法人２１世紀ニュービジネス協議会の大連事務所所長でもあります。　http://www.21cnbc.jp/


■同社　マーケ＆セールスグループ　マネージャー
管野真弘さん　
今回が初めての海外。その出張先がなんと延辺。とても記念？すべきことだと思いました。熱烈歓迎です。管野さんはソフトな印象でしたが、営業を始めたらきっとものすごい勢いで燃え上がる方のようにお見受けしました。貴社の発展お祈り申し上げます。

■延吉日晃科技開発有限公司
朴　昊極　経理
グループ企業が延辺で経営する会社です。

そして、今回の発起人兼幹事
■長野の親分様　河本龍男社長
河本社長と延辺との関係は深く、２００６年４月に延辺日本人会が発足する時には大変お世話になりました。上記M社長が延吉に会社を設立するようになったのも河本社長の勧めによります。日本の若い青年実業家に延辺を紹介しておられます。

今回は延辺テレビ局チャリティ事業部に１万元寄付されるために延辺を訪問。当日テレビ局でその放送録画があったよう１月２７日の放映予定です。寄付により地元の貧困に喘ぐ子供達に勉学の機会が提供されることになります。

延辺訪問後は大連長野県人会にも参加されるということです。松方弘樹似のダンディな親分様です。

入り口入りすぐ左手にあるコーヒーの自動販売機

柳京飯店は２００５年１０月頃までは国貿ショッピングセンターの北側、新興街のコスモホテル隣にありました。その年年末にはクローズを確認していたのですが２００６年現在の場所に移転となりました。私はこの日初めての入店。

場所は人民路と太平路の交差する地点にあり、徳銘ホテルの向かい側になります。ふつうタクシーの運転手さんに“陽光大厦（ヤン　グアン　ターシャー）”と言えばわかります。

演出は１８時から始まるそうです。

久しぶりの北朝鮮レストラン。雰囲気、空気が違います。

平壌風キムチ　

さっぱりとした味です。延辺の複数の朝鮮族御夫人に聞いたところでは“北のキムチはおいしい”という評判、評価をしています。

チヂミやユッケ、カクテギどれもおいしく頂きました。

中央はフレンドリーな柳京飯店のキムヨンスン　トンム。ユーモアもありとても接待が上手な方でした。

その左側はこの１月に会員になって頂いた石塚社長。太公網科技発展有限公司
石塚　行惟　経理、総括センター長
http://www.95177.com/
河本社長（右）とともに今年還暦、年男“金豚”だそうです。

石塚社長の話によれば延吉経済開発区内にはまだ私の知らない日系企業が数社あるようです。次回の延辺日本人会総会は２００７年０４月１４日（土）なのですが、新メンバーの加入が期待されます。

その他“あっ”と驚く興味深い話題が出て盛り上がったのですがここは中国内とはいえ北朝鮮領域内なので・・・秘密です（笑）。またこの日お店を紹介したいと思い写真を撮ったり、まだ来ない参加メンバーに電話をしたりと店内を行ったり来たりしていたのですが、見る人によってはとても怪しい行動に映ったようで・・・だったようです。

以前よく延辺に来られていた“延辺の暴れん坊さん”は、当時とても苦労されていました。この地域には表に出ない人たちがあちこちで活動されていますので・・・お元気にされているのでしょうか？○ニ○ロのカバンが懐かしいです（涙）。

以後２０時頃から特別に演出して頂いた服務員さんの写真です。

日本の曲もありました。“津軽海峡　冬景色〜”

お客さんのすぐ近くに来てくれます。

お客さんのリクエストがあれば演奏してもらえ、また歌も歌えます。

そこでわがテーブルのある方が“釜山港へ帰れ”をお願いしてみたのですが、

『すみません。韓国の歌なので私は知りません』

・・・知らないものはしょうがありませんね。

最後に注文したのは平壌冷麺

当日はみなさんお疲れ様でした。

二次会は延辺で一番高級なカラオケ店へ移動。

到着後、私がエレベーターに乗り先に部屋の予約に出かけました。カラオケの階に着くと朝鮮族従業員が“いらっしゃいませ。何名様ですか？”と朝鮮語で聞いてきました。

受け答えしていると“韓国の方ですね。こちらへどうぞ”紹介されたのはなんと８００元の部屋。前回６名出来た時は３００元でした。←それでも延吉では高すぎ、今回はもっと高すぎ〜あんた何言ってるの！

他の部屋はないかと聞いても今はないの一点張り、しかたなくエレベーターの方に歩いて行くと後続部隊が上に上がってきました。そして皆さんに事情説明。帰りましょうか。

ここで地元のＫさんが登場。私に代わって交渉開始。数分後・・・

“少々お待ち下さい。今２００元のお部屋を準備中です”え、何それ？

そして部屋に入ってまたびっくり。通された部屋は前回来た時の３００元の部屋よりも広かったのです。何なのよ。それ〜

カラオケでは１時間半余り、還暦ペア様のとてもとても上手な歌を中心に各自持ち歌を披露。

私が歌った歌は“老婆老婆　我　愛　イ尓”
http://www.dxgzs.com/gq/show.asp?id=989
※音が出ますので注意して下さい。

そしてここでも見ました、確認しました延辺のカラオケ御自慢の“まったく接待しようとしない小姐たち”。当地では普通のカラオケ店はチップ５０元で、時間は基本的に無制限、何時間でもOK。この高級カラオケ店は少し豪華な雰囲気なのでチップは１００元。情報では他の中国の地域よりかはかなり安いとのことですが、延吉のカラオケはサービスゼロ点なんです。

今回は１時間ただ座っているだけで、接客なし、愛想笑いなし、話しかけることもなし、延辺だから日本語も話せない、それで１００元もらってました。なにそれ、５０元でも１００元でも内容変わらないではないか。払った人がかわいそうだあ。

旅行者の皆様、延辺に来て夜遊ぼうと思わないで下さい。カラオケではいつもこんな感じです。

こうして二次会終了。

三次会は成宝ホテル１６階の日本式バー“北国の春”へ。私と延吉在住の友人はイチゴのフレッシュジュースを頼みました。いつもお世話になっているNさんは日本酒を。“延吉で日本酒が飲めるなんて最高です〜”。御満足頂けたでしょうか？

四次会　水がきれいな健康ランド“清水洞”。え〜とここに到着したのは深夜１時半頃。シャワー、足裏をして就寝。疲れた〜


長野の親分衆の皆さん当日は御馳走になりました。また延辺を御訪問下さい。お待ち致しております。　　　　

この旅行記へのコメント （2）

• sailingさん 2007/02/05 16:40:56

  何時もながら感心させられます。

  表題どおりこのページの編集者Sさんには何時も感心させられます。
  同席させて頂き、会話に花を咲かせていらっしゃるのに、翌日又は翌々日にはこのような詳細で分かりやすく、且つユーモアも交えたページを目の中りにする時、Sさんの容貌を思い浮かべ、あの体の何処に「このパワーと繊細さ」が隠されているのか。
  洞察力、観察力は人それぞれですが、彼は多分体全体がアンテナになっているのかもしれません。
  かといって、痩せ型、長身（アンテナ用に長く）では有りません。
  どちらかと言うと「ずんぐりむっくり」です。（失礼）
  
  今回長野の親分衆と同席させていただき誠にありがとうございました。
  本当に楽しいひと時で、是非次回もお誘いください。
  
  最後に、総経理とのご紹介でしたが、役職は「経理、総括センター長」で各センターの管理をさせていただいております。
  今年は延吉センターを拡大するために暫くは延吉通いとなりますのでよろしくお願いいたします。

  enyasuさん からの返信 2007/02/09 22:17:15

  趣味のブログです

  sailing様
  
  私の旅行記はただただ趣味の日記風ブログです。４travelさんではイレギュラーな会員です（笑）。
  
  延辺でお会いできました事は本当に嬉しく思っております。今後ともよろしく御願い致します。