2007/01/17 - 2007/01/18
970位(同エリア1478件中)
ニーコさん
[遍路]
祈願のために、弘法大師修行の遺跡である四国八十八ヶ所の霊場を巡り歩くこと。またその人。
大師と共に巡るという意味からつねに遍路は「同行二人(どうぎょうににん)」である。そして締めくくりには、大師の聖地、高野山に詣でる。
「お遍路」という言葉、なんとなく知ってはいましたが、私の周りのほとんどの人達と同様に、全く自分とは関わりの無い事柄でした。ほんの1ヶ月前までは…。
そんな私がなぜか、2007年初めから「お遍路」始めちゃいました。
特に深い理由や、目的はないんです。
昨年11月ぐらいにNHKでやっていた江口洋介が出ていた、お遍路をするドラマ「WALKERS」の影響も少しはあったかもしれません。
それから、先月高知に行った際、お遍路さんの姿を見かけたから、ということもあるかもしれません。
なんとなく気になり始め、年末に「四国八十八ヶ所めぐり」というお遍路ガイドブックを買い、読んでいるうちにどんどん具体的に行きたくなってきました。
なんとなく何かを成し遂げたい、という気持ちもあったりして。
いつもの仲間に声を掛けてみたところ、2人とも乗り気になり、思い立ってから1ヶ月も経たないうちに、こんなにも早く実現することができました。
それにしても私達の「にわかお遍路」は、真剣に参拝している方から見たら「お前らにお遍路する資格はねえっ!」って怒られちゃいそうです。
でも、この先続けることによって、何かが変わるかもしれない、何かいいことがあるかもしれない…なんて甘っちょろいことを考えつつ、壮大な「スタンプラリー」を楽しみたいナ♪と非常に不謹慎に思っております。
記念すべき最初のお遍路は、1泊2日の予定。
朝1番の飛行機で高松に入り、レンタカーを借りて、いざ出発!
1番から23番までの札所は、阿波の国、徳島県にあります。
あれ?そういえば私、今まで徳島県には1度も行ったことがなかったなぁ。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
-
徳島初上陸!
まずは腹ごしらえ〜♪
記念すべき最初の食事は、「徳島ラーメン」を食べることにしました。
「中華そば いのたに」は横浜のラーメン博物館にも出店している、徳島ラーメンの有名なお店だそうです。
「中華そば いのたに」
住所:〒770-0903 徳島県徳島市西大工町4-25
Tel: 088-653-1482
営業:10:30〜17:00 月曜定休(祝・祭の場合翌火曜日)
アクセス:徳島駅より眉山下の阿波踊り会館へ向かい、直前の交差点を右折、徒歩10分。いのたに 本店 グルメ・レストラン
-
中華そば肉入り中盛り、550円也。
魚介類と野菜をたっぷり煮込んだ醤油豚骨スープに自家製麺、具は豚バラ肉。
中盛りは量少なめで、少し物足りないくらいでした。
横でホカホカの山盛り白飯を一緒に食べている人がいて、美味しそうだったなぁ。
絶対ご飯に合う味。 -
寄り道をしてしまった為に、第1番札所 霊山寺に着いたのは13時半ぐらいでした。
形から入る私達。
まずは「お遍路グッズ」を揃えます。
霊山寺の門前にある「門前一番街」でお買い物。
お店の人に聞きながら、ひとつづつ「あーでもない、こーでもない」と選んでいきます。
「やっぱり金剛杖のカバーと輪袈裟と数珠の色はコーディネートしなくちゃね。」 -
私の買ったガイドブック、昭文社「四国八十八ヶ所めぐり〜お大師さんと行く遍路18コース」の「服装と用品」のページ。
ちゃんと予習をしていましたので、必要なものはチェック済み。
お店で買ったのは、白衣(びゃくえ)、金剛杖、輪袈裟、数珠、経本、納札(おさめふだ)、頭陀袋(ずたぶくろ)、お賽銭入れ、納経帳。全部で14000円程…。 -
頭陀袋。
商品名「改良版 さんや&パック」。
ウォータープルーフで、たくさんポケットが付いていて、ロウソク、線香、ライター、ペンを入れるケースも内蔵されていて、これは便利!
作りも相当しっかりしています。
お遍路グッズも日々進化しているのでしょう。
これが確か2600円で、買ったものの中で1番高かった気がします。
いや、違った。納経帳(お札入れ付き)が1番高かった。3000円ぐらいだったかな。 -
★第1番 竺和山 霊山寺(りょうぜんじ)
装備を全て整えて…いよいよ記念すべき第1番札所へのお参りです。
ここは「発願(ほつがん)」のお寺です。
ガイドブックの「参拝の方法ひと通り」を参考にして、ふむふむ…「山門(仁王門)ので一礼」。
記念撮影を済ませ、一礼をして、中に入ります。第1番札所霊山寺 寺・神社・教会
-
門に下がっている提灯にも「四国第一番 霊山寺」。
ワクワク。
門を入ると、左側にある手水場で「心身を清め」ます。手を洗い、口をすすぎます。 -
鯉の泳ぐ池の向こうに(門から入ると右手)、大師堂があります。
本来は本堂→大師堂の順で参拝しますが、初めてでよくわからず、まずこの大師堂でお参りをしてしまいました。
お参りの方法は、納札箱に氏名、住所、日付、願い事を書いた札を入れ、灯明(ロウソク)、線香、賽銭をあげ、読経します。 -
多宝塔。
この霊山寺は、天平年間(729〜749年)に聖武天皇の勅令によって行基(ぎょうき)が開基した古刹で、本堂には弘法大師の作と伝わる釈迦如来像が安置されている。 -
鯉の泳ぐ池に、かわいく並んでいるお坊さんの像。
向こう側は仁王門。 -
大師堂で売っていた、お願いローソク。小100円、大300円。
ロウソク、線香はとりあえずそれぞれのお寺で現地調達すればいっか、とお店で買わずに来たのですが、1本100円って高い!
まぁ、これは「お願いローソク」で普通のものより倍以上は高いとはいえ…。
しかも、本堂と大師堂、各1本づつ、各寺で2本づつ買っていったら、結構な値段になります。
プラスお賽銭、墨書と朱印をもらうのに300円。
お遍路にはとにかく小銭がたくさん必要です。
事前にある程度用意しておいたほうがよいでしょう。
あと、ロウソク、線香も先にまとめて買っておいた方が経済的&面倒くさくないです。 -
本堂。
この右手奥に納経所(墨書と朱印を頂く所)があり、そこでお遍路グッズも売っていますし、参拝の仕方も教えてくれます。
「初めてなんですが、参拝の方法を教えて下さい。」と尋ねていったら、数珠の持ち方、お経の唱え方(経本のどの部分を読めばいいか)など親切に教えて下さいました。が、すでにグッズを門前のお店で買っていたことに関しては、「ここで買って欲しかった」と少し皮肉っぽく言われてしまいました。
でも、ここの「グッズ」は門前のお店に比べると種類が少なくて、しかも若干高かったです。
門前のお店で買っておいて良かった、と思ってしまいました。
ちなみにここの納経帳には、もうすでに1ページ目にこのお寺の墨書と朱印が入って売っています。 -
霊山寺、本堂。
ここのご本尊は「釈迦如来」。ご本尊によって読むお経が一部異なります。
第1番札所にて、無事参拝を終え、納経帳に墨書と朱印を頂きました。
手書きの墨書を頂くと、なんかテンション上がります☆ -
「門前一番街」の名物、こしひかりと粟をブレンドして作った焼餅「あわくった」。
よもぎ入りの方には粒あん、プレーンの方にはこしあんが入っています。
注文すると、焼いてくれます。
温かくて、ふわっとモチモチで、美味しい☆
まだ1番札所しか行っていないのに、もう休憩〜f^_^; -
★第2番 日照山 極楽寺(ごくらくじ)
第1番札所の霊山寺から約1kmの近さ。
ご本尊は弘法大師が刻んだとされる「阿弥陀如来」で秘仏。
秘仏とは:
「開帳以外の時は厨子の扉を閉じたまま祀られている。元来、礼拝のための偶像である仏像を扉を閉じた厨子等に納め「秘仏」とすることは、東アジアの仏教圏の中でも特に日本に顕著な現象である。秘仏には、まったく公開されない「絶対の秘仏」も一部にあるが、特定の日に限って公開(「御開帳」「開扉」などと称する)を行うケースが多い。」
Wikipediaより。第2番札所極楽寺 寺・神社・教会
-
長命杉。
弘法大師が自らの手で植えたと伝えられている。樹齢は1100年以上であり、その太い幹に触れると長寿を得るということである。
触るの忘れちゃった…。 -
長命杉。(反対方向から)
立派な木ですねー。 -
長命杉を左に見て、階段を上ったところに本堂があります。
大師堂はその右手奥。 -
バスツアーで来ている団体の人達。
「先達(せんだつ)」の人が音頭を取って、みんなで読経しています。
「先達」とは巡拝ツアーなどの引率者で、遍路の経験が豊富で、巡拝のしきたりや札所の由来に詳しい人のこと。
白衣(びゃくえ)にはノースリーブのベストタイプもあるんですねー。 -
★第3番 亀光山 金泉寺(こんせんじ)
第2番札所から西へ約2.5km。
ご本尊は「釈迦如来」。金泉寺 寺・神社・教会
-
金泉寺、本堂。
このお寺では、写真の通り、参拝しているのは私達だけでした。
日も暮れてきたからか…
そもそも、1月の中旬の平日にお遍路をしている人は少ないのでしょう。 -
「金泉寺は創建当時『金光明寺』と号した。あるとき、付近は水不足に陥り、村人たちは苦しんでいた。この地を訪れた弘法大師が、寺の境内で井戸を掘ると水が湧き出した。大師の清水は、村人には黄金の水に見えたという。そこで寺名を『金泉寺』と改めた。」
-
今も残る「黄金の井戸」。
井戸の中を覗き込んで、水面に自分の姿が映ると、あと3年は死なないそうです。
無事に姿が映り、ほっと一安心。 -
★第4番 黒巌山 大日寺(だいにちじ)
5番札所、地蔵寺を過ぎてさらに坂道を上ったところにある。
ご本尊は弘法大師が刻んだといわれる「大日如来」。大日寺 寺・神社・教会
-
大日寺、山門から、正面に本堂を見る。
-
大日寺、本堂。
この右手に大師堂があり、本堂と大師堂をつなぐ廊下には、江戸時代の西国三十三ヶ所の観音像が安置されている。(拝観可能) -
大日寺、大師堂。
日も暮れて寒くなってきました。
時刻はもう16時40分。
納経所は17時には閉まってしまいます。
第5番、地蔵寺はここから近いので、できれば今日中に地蔵寺まで行ってしまいたい。
急いで納経所で墨書・朱印を頂き、地蔵寺に向かいます。 -
★第5番 無尽山 地蔵寺(じぞうじ)
第4番から車で5、6分。
滑り込みセーフで地蔵寺に到着しました。
嵯峨天皇の勅命で弘法大師が開基したと伝わり、ご本尊は甲冑を身につけた「勝軍地蔵菩薩」。源義経をはじめ武士たちの信仰を集めたという。地蔵寺(徳島県板野町) 寺・神社・教会
-
地蔵寺、本堂。
とりあえず、急いで参拝をして、納経所に向かいます。
良かった、間に合った!
墨書と朱印を無事頂いて、今日の参拝は終了〜。
1日目、スタートが遅かった割には、第5番まで行けました。 -
地蔵寺の弘法大師像。
-
地蔵寺、大師堂。
この日の宿は、ここから車で30分程の「セントラルホテル鴨島」を予約しています。(JR徳島線鴨島駅すぐ)
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この旅行記へのコメント (3)
-
- etukoさん 2007/01/24 10:12:01
- こんにちは
- 嬉しく懐かしくつい見させ頂きました。
今東京でバンドをやっている三男が東京に行く前一緒に行った徳島の札所だったので思い出しました。
これからも投稿される日を楽しみにしております。
- ニーコさん からの返信 2007/01/24 15:57:30
- RE: こんにちは
- etukoさん
ご訪問頂き、ありがとうございます。
かなり遊び半分の「お遍路」ですが、この先も続けて行きたいと思っています。
また来月辺りには、11番から続きを行こうと予定していますので、また旅行記UPします。
よろしければ、また見にいらして下さい。
私の母も「お遍路行きたい」と言っています。
四国遍路は、願をかけるという目的だけではなく、魅力ある四国という土地をぐるっと一周できるというところも大きな楽しみのひとつだと思います。
ニーコ
- etukoさん からの返信 2007/01/24 18:34:07
- お返事有難う御座いました。
- 私が始めたお遍路を思い付いたのは亡き母が行きたいと言っていてのでそれならばと二十年ほど前に行きだしたのですが香川県を全部と愛媛県を少し廻って母がガンになっているのが分かり断念しました。
母が亡くなってずっとそのままに成っていてのですが三年ほど前に残りを廻りました。
少しでも一緒に廻れたことが今は良い思いでと成っています。
どうぞお気を付けて楽しくお遍路をして下さい。
楽しみにしております。
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