High Palace ,The Monastery

2007/01/02 - 2007/01/02

ナバテア人の王都ペトラは、ヨルダン随一の観光地として、また、インディー・ジョーンズ／最後の聖戦(Indiana Jones and the Last Crusade)の撮影地としても世界的に有名です。

犠牲祭壇ーエド・ディルー王宮墳墓群
１日で回りましたが、ちょっとハードかも。

エリア ペトラ(ヨルダン)

• 交通手段: タクシー

朝８時にスタート
ホテルで早々に朝食を取り、歩いてゲートまで向かいます。
今回は１日で犠牲祭壇ーエド・ディルまで観たいのでガイドを雇います。

通常はエル・ハズネーローマ劇場ー中心街の凱旋門、列柱通りあたりで昼食をとり、王家の墳墓など観て、戻るルートでしょうか。

突然エル・ハズネに出てきた！

シークを出てきたところ。

エル・ハズネ（エルカズネ、アルハズネ） El Khazneh

アラビア語で宝物殿という意味だが、実際のところはナボダス1世の墓かファラオの宝庫とか、はっきりしないらしい。
鉄分を含む岩は、日が当たると薔薇色に見えます。

まだ早いのか、陽が当たってませんね。
ちょっと上までは陽が当たってます・・・

冬の９時前ではダメのようです。

ペトラの４分の３はまだ地下に眠ったままだよ、と説明をうける・・・

三角の下にはバラが、その下の真ん中に彫られたバッカスの杯。

円盤状の丸いギザギザしたものは太陽を表すらしい。
この、壺の部分あたりに宝物が隠されていると信じ、ライフル銃で破壊したアホがいたらしい。

中央の像、豊穣の角を持つ女神は、ペトラの偉大なる女神エル・ウッザです。
エル・ウッザはギリシャ神話のアフロディーテに例えられます。

エル・ハズネの内部
(映画インディー・ジョーンズでは太陽の神殿)

中はただの空洞ですが、見事なマーブル模様が見られます。

アウター・シクの谷間の道をローマ劇場の方へ進む。

この辺りは岩に彫られた17基の墳墓があります。

岩山にかなりの数の穴居が造られていています。
これがナバタイ人庶民の住居だという。

ここも岩肌がきれいなマーブル色でした。

ローマ劇場の手前を左に折れ、犠牲祭壇へと登ります。

こんな道を登ります。
早歩きで15ー20分位でしょうか。

やっと見えました。

犠牲祭壇(High Place of Sacrifice)

ナバタイ人の極秘の聖地です。
ここで神に生贄を捧げていたようです。
ナバタイ人の宗教慣例では、岩＝神々の住まいと考えていたとのこと。

ここからは、ペトラセントラル（中心街）が一望できます。
こんな砂漠に３万人もの都市を建設できたのは、あの水利技術があったからだろうか。
貴重な水を集めるため、何十ものダムや貯水槽を作り、
全部で１９本ある支流からシークに流れるように調節していた。

尾根伝いに数１０メートル先に少しだけ降りれます。
そこがView Point。岩の先端まで行けます（要注意）。

右奥には、ワディ・ムーサの町も見えます。

＜View Point＞
ここから別ルートで降ります。
通常のルートは一旦元来たルートに戻り、犠牲祭壇を超えて反対側に行くように降りていきます。
現地の人しか通らないルートですが行ってみることに^^
ちょっときついし危険な場所もあるみたいなことも言われました。

戻らずぺトラセントラル方面にそのまま進み、ローマ劇場の横にまっすぐ下りていきます。
ぺトラセントラルと王宮墳墓群を正面に見ながら居ります。

道がありません^^;

こんな感じで道なき道を真下に降りて行きます。

アル･フブサ山に刻まれた王家の墳墓群

わぉ
ここからの眺めは素晴らしい

平然と眺めていますが、すぐ先は断崖絶壁です。
知らずにのぞいたら、おもわず　・・・

おおおぉぉーっと！！！！
危ねぇーーー！


これ撮るのに、たまちゃんが縮みあがっちゃいましたよ！

足場がなくて、何度も飛び降ります（TOT）

王宮墳墓群がよく見えます。

ナバタイ人の住居跡

楽しかった

Colonnaded St
列柱道路まで降りてきました。

キャメルロック。

トラヤヌス帝の凱旋門 Triumphal Arch

ナパタイ大神殿
カスール・アル・ビント Qasr Al-Bint Firaun

そのまま、モナストリーまで登ります。

けっこうアドベンチャーな気分！

さすがに、この辺りまでくると疲れてきました(TOT)
甲斐駒の黒戸尾根を思い出す？

エド・ディル(モナストリー・The Monastery))


エル・ハズネよりも一回り大きい。
この周辺の岩には硫黄が含まれているため、黄色い感じ。

見上げると大きい！！

向かって左側から、登れるらしいのですが、
ガイドに聞いたところ、
数年前にアメリカ人が落ちて死亡したらしく、それ以来禁止になったので、登るのはダメとのことでした。

中には、何もありません。

ゆっくりと、エド・ディルを眺めながら、アラビックコーヒーをいただく。
至福のひと時・・・

向かいの土産物屋さんの左側から登ってみると、こんな感じです。

viewの看板があるので、ぐるっと裏へまわってみる。
ハイプレイスの方が眺めがいいです。

撮ってくれと?、ポーズをとるガキンチョ。

そのお姉ちゃん。