欧州・バックパッカーの旅【４９】　キプロス･ラルナカのフラミンゴ

2006/10/29 - 2006/10/29

１０月２９日から冬時間でギリシャは１時間遅くなった。おかげで朝もゆっくりして、アテネ１２：１５発の飛行機で１３：１５キプロスのラルナカ着。イスラエルのテルアビブへの出発時間２２：３５までラルナカを観光した。２９日は日曜日だったのでローカルバスが運休しており、空港から近いソルト湖に行った。塩水の湖にはフラミンゴがたくさんいて、ピンクの姿を湖面に映し出していた。フラミンゴは動物園で見たことがあるのだが、自然の中の姿を見るのは初めて。もっと近づいて見たくなって塩湖が干上がって白い塩をふいている泥地の中に入った。湖岸の土は固くて普通に歩けるのだが、フラミンゴから５０ｍほどのところまで進むと足元はやわらかい泥で靴が見えなくなるほど沈んでしまった。写真を撮って湖岸に戻ろうとしたが沈んだ足が抜けずあやうく泥沼の中にころびそうになった。なんとか持ちこたえて後ろを振り向くと、湖岸に１０人ほどの野次馬が集まってこっちを見ている。私がころぶのを期待しているのか、泥沼から戻れなくなることを心配してくれているのかは解らないが黙って見ている。これはころんだら笑いものになると思って、よろよろしながら必死で靴が見えなくなった左足を抜き出し、新しい足場に左足を置いて、左足が沈みこむ前に右足を慎重に抜き出して少しずつ後ろに進み、なんとかころばずに湖岸にたどり着いた。ほっとして野次馬を見ると、がっかりしたのか、安心したのか、皆黙ってこちらを見ながら去っていった。
ソルト湖は周辺の光景もきれいで１８１６年に建造されたイスラム教で３番目に重要なモスクと言われるハラ・スルタン寺や夕日も美しかった。
１０月２９日、２２：３５発の飛行機でイスラエルのテルアビブに２３：３０に着いた。
（写真はソルト湖のフラミンゴ）

エリア ラルナカ(キプロス)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 100万円以上

ラルナカ空港。

ソルト湖に映る空港管制塔。

ソルト湖にいたたくさんのフラミンゴ。

ソルト湖に映えるラルナカの街並み。

飛び立つフラミンゴ。

ソルト湖に映えるラルナカの街並み。

白い塩が浮かび上がった湖畔

列になって並ぶフラミンゴ。

仲の良いフラミンゴ。

ソルト湖の夕日。

ソルト湖の夕日。

夕日に映えるハラ・スルタン寺

ソルト湖の夕日。

夕日に映えるハラ・スルタン寺

ソルト湖の夕日。

リゾート地ラルナカの海岸。

人がいないラルナカのビーチ。

人がいないラルナカのビーチ。

ひっそりしたラルナカのビーチ。

この旅行記へのコメント （2）

• ralphinさん 2007/02/03 01:20:38

  フラミンゴ！

  こんばんは。
  キプロスでは自然のフラミンゴに出会えるんですね！
  キプロスに生息していたとは、全く知りませんでした。
  おっしゃる通り、動物園でしか見たことないですよね〜。
  かなり貴重な体験されたんですね。
  ビーチも綺麗だし、人がそんなにいないのも良いですね。
  キプロスは悲しい事ばかりじゃないんですね。
  ralphin
  

  さすらいおじさんさん からの返信 2007/02/03 15:28:50

  RE: フラミンゴ！

  ralphinさん
  
  キプロスのフラミンゴはきれいだったし、心が和みました。
  11月はシーズンオフだったので人が少なく、
  ゆっくり観察することができました。
  ラルナカのビーチ、ソルト湖はギリシャ系キプロス人の観光収入の目玉になっているようです。