ソウル激安ツアー2万6千円也

2003/05/31 - 2003/06/02

2003年前半は、SARSが猛威を揮った影響で、海外旅行客が激減。その恩恵で、SARS非対象国のツアーも激安となり、ソウル往復＋ホテル2泊で2万6千円というものを見つけ、友人と参加した(原油高でFuel Surcharge＋1、2万円取られる昨今とは隔世の感がある)。私は5回目、友人は2回目のソウルなので、「戦争と平和」をテーマに回ってみた。

エリア ソウル(韓国)

まずボートで漢江下り。6月の初夏、さわやかな風が心地いい。

梨泰院近くにある、戦争博物館へ。表には韓国軍の飛行機が展示され、中には、戦争当時の庶民の悲惨な生活を再現したジオラマが。

2003年6月1日土曜日のこの日の夜、サッカーの日韓戦があり、私と友人は、韓国人が大勢集まるソウル新聞社前広場で観戦。

我々は、
「デーハンミンググ！ダダッダダンダン！」
の渦に巻き込まれた。
小心者の我々は、周囲に日本人であることを悟られまいと、観戦中は日本語で会話を一言も交わさなかった。

翌6月2日日曜日。前日購入した切符で北朝鮮が掘った南侵用の第三地下トンネルへ。
いったん臨津江駅で全員下車。
ホームにある観光案内所で、ツアーを申し込み、セキュリティチェックを受ける。

臨津江駅から北の都羅山駅へ延伸したばかり。

トンネルツアーの参加証。

臨津江駅を出発し、臨津江を渡る。

都羅山駅で列車を降りて、バスに乗り換え都羅山統一展望台へ。
すると、北朝鮮領の開城市が一望できた。
(撮影禁止で滞在時間も2、3分と限られたので写真はなし)
あわただしくバスに乗り、トロッコ列車に乗り換え第三地下トンネルへ。
(ここから先も撮影禁止)

その代わり、トロッコ列車の乗り場に、構造図が在ったので一枚。

最後の晩餐は、豚の三枚肉で。

夕食後、南山タワーを登り、夜景を楽しむ。
国境からわずか50kmしか離れていないとは思えない発展振りを実感。

北方向にパノラマ写真を撮ってみた。

ホテル付近の街並み。南大門付近のせいか、都心でも庶民な雰囲気。