パタゴニアへ (1) ブエノスアイレス

2003/12/26 - 2004/01/02

ブエノスアイレスとパタゴニア

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

正月休みを使って、会社の友人とパタゴニアに行った。
友人は休みが少しずれていたこともあり、関西の実家から直接アルゼンチンへ行くので、現地集合となった。
私は成田からSan Fransisco, Miamiと乗り継いで、Buenos Airesへ。
ブエノスアイレスは96年、まだ学生の時に南米を回った時に立ち寄ったが、その時はただブラジルからペルーへの通過点でしかなかった。
しかし、今は違う。
アストル・ピアソラの音楽に出会ってからは。
私にとって、神様的存在。
それまではチャイコフスキーが一番だったが、流石にお墓まで行きたいなんて思いもしなかった。
ネットで調べたところ、Buenos Aires郊外のJardin de Pazと言う墓地にあると分かったので、空港到着早々、拙いスペイン語で行先を伝え、タクシーに乗り込んだ。
30分ほど揺られ、Jardin de Pazに着いた。

入り口の管理事務所で所在を尋ねた後、隣の花屋で供花を買った。私個人の勝手な思い込みで赤い花が似合う、と思い、カーネーションを買った。花屋を出て、番地をあてにうろうろしていると、管理人がゴルフカートに乗せてくれ、番地まで案内してくれた。それは、周りに沢山ある墓と同じ、5、60cmの白い大理石板に”ASTOR PANTALEON PIAZZOLLA 12.3.1921-4.7.1992”とだけ彫られたシンプルなものだった。

Buenos Airesに戻り、タンゴ発祥の地、Boca地区へ。

Bocaといえば、Boca Juniors。 Caminitoの端から寂れた街を数ブロック北へ進み、スタジアムへ。
1階はミュージアムになっており、入り口にいきなりマラドーナの大写し写真が。