ソウル旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 夫婦で休みが合う数少ない期間でもあり海外旅行がしたい年末年始。ただ限られた予算との兼ね合いから検討すると今年も「通常の週末と航空料金があまり変わらない韓国」となりました。過去2回のプサン経験を経て今年は初のソウル。冬のソウルは東京と比べて格段に寒いということでこれまで敬遠していたわけですが、三泊四日の滞在中は幸い気候に恵まれ、体感的には東京とほとんど変わらない快適な旅でした。「大韓航空の格安航空券+明洞のホテル」は個人手配、江北エリアでも限られたゾーンしか回っていません。ホテルとレストランについては「クチコミ」で別記載しますので、観光地トピック中心に日記形式で記します。<br /><br />■1日目(移動)<br /> 1/1の行きは成田発1155−>仁川着1535の大韓航空702便。エコノミーのシートレイアウトは3−3−3。ほぼ満席。機内食は1400頃出されます。過去プサン便ではコールドミートのみでしたが、ソウル便は暖かいお皿があるんですね。と言っても量/質ともにはっきり言って大したことはなく、イカのコチュジャン炒めみたいなもののご飯添え、タクアン、パイナップル。一緒に飲むのはもちろん韓国ビールですが、供さたのは「PrimeMax」という見慣れないもの。ブランドはHITEなので新製品なのかもしれません。フライトも入国手続きも順調に済んで空港からは1605発のKALリムジンバスにて明洞のロッテホテル前まで75分くらいで到着。ロッテホテルから宿泊先の「イビス・アンバサダー明洞」までは徒歩5分、1730にチェックインしました。<br /><br />

初のソウル旅行新年三泊四日

1いいね!

2007/01/01 - 2007/01/04

22919位(同エリア25810件中)

2

5

とみ

とみさん

 夫婦で休みが合う数少ない期間でもあり海外旅行がしたい年末年始。ただ限られた予算との兼ね合いから検討すると今年も「通常の週末と航空料金があまり変わらない韓国」となりました。過去2回のプサン経験を経て今年は初のソウル。冬のソウルは東京と比べて格段に寒いということでこれまで敬遠していたわけですが、三泊四日の滞在中は幸い気候に恵まれ、体感的には東京とほとんど変わらない快適な旅でした。「大韓航空の格安航空券+明洞のホテル」は個人手配、江北エリアでも限られたゾーンしか回っていません。ホテルとレストランについては「クチコミ」で別記載しますので、観光地トピック中心に日記形式で記します。

■1日目(移動)
 1/1の行きは成田発1155−>仁川着1535の大韓航空702便。エコノミーのシートレイアウトは3−3−3。ほぼ満席。機内食は1400頃出されます。過去プサン便ではコールドミートのみでしたが、ソウル便は暖かいお皿があるんですね。と言っても量/質ともにはっきり言って大したことはなく、イカのコチュジャン炒めみたいなもののご飯添え、タクアン、パイナップル。一緒に飲むのはもちろん韓国ビールですが、供さたのは「PrimeMax」という見慣れないもの。ブランドはHITEなので新製品なのかもしれません。フライトも入国手続きも順調に済んで空港からは1605発のKALリムジンバスにて明洞のロッテホテル前まで75分くらいで到着。ロッテホテルから宿泊先の「イビス・アンバサダー明洞」までは徒歩5分、1730にチェックインしました。

PR

  • ■1日目夜 明洞のイルミネーション<br /><br /> 明洞に着いてまず印象的だったのがきらびやかなイルミネーション。数年前の年末に丸の内で1度見たことのあるミレナリオのデザインがあちこちに点在していました。韓国は旧正月ということもあるのでしょうが、まだ年末の気分もあってあちこちの飾りつけもまだクリスマスが残ってます。夫婦では今冬のクリスマスは完全にスレ違いだったので、何だか忘れ物を取り戻したみたいで得した気分。1日目の夜はカムジャタンの夕食後ちょっとコンビニで買い物したくらいで、この日は早めに就寝します。

    ■1日目夜 明洞のイルミネーション

     明洞に着いてまず印象的だったのがきらびやかなイルミネーション。数年前の年末に丸の内で1度見たことのあるミレナリオのデザインがあちこちに点在していました。韓国は旧正月ということもあるのでしょうが、まだ年末の気分もあってあちこちの飾りつけもまだクリスマスが残ってます。夫婦では今冬のクリスマスは完全にスレ違いだったので、何だか忘れ物を取り戻したみたいで得した気分。1日目の夜はカムジャタンの夕食後ちょっとコンビニで買い物したくらいで、この日は早めに就寝します。

  • ■2日目前半 Nソウルタワー/仁寺洞サムジーキル<br /><br /> 2日目はソルロンタンの朝食後、南山のNソウルタワーまでタクシーで移動。トロント、上海に次いで「世界で三番目に高い」と言っている割にはそれほど際立った高さは感じませんが、他のタワーと違って山の上に立っているからですね。そのためわざわざタワーの中でエレベーターに乗って展望台に入らなくてもタワー下でも結構な展望が望める...はずなのですが、この日の朝は雲とモヤが朝は立ち込めていて視界が良くありません。930頃着いたのですが、展望台エレベーターの運行も1000からということで、タワー下のデッキを一周しただけであっさりと南山循環バスで下山しました。またの機会には是非夜に訪れたいところです。<br /> 地下鉄の駅まで行って乗り換えて次なる目的地の仁寺洞へ。すっかり古き良き香りが失われたと聞いてましたが、メインストリートから一歩路地に入るとこの大都会の真ん中にそれでも残っているのが奇跡的なような古民家が立ち並んでおり、さすがの風情です。中心的なショッピングセンター?のサムジーキルでは、アンディ・ウォーホール(+韓国アーティストによるオマージュ)の展覧会が行われており、テナントのおしゃれ民芸品などを見ながら楽しみました。昼にこのような場所を訪れると夜のクリスマス的な印象とは異なって新年的な表示が目立ちます。特に韓国では干支はいのししではなくて、ぶたらしくよりユーモラスなイラストが多かったですね。またの機会ではこのエリアで夜に民俗酒場を訪問したいところ。

    ■2日目前半 Nソウルタワー/仁寺洞サムジーキル

     2日目はソルロンタンの朝食後、南山のNソウルタワーまでタクシーで移動。トロント、上海に次いで「世界で三番目に高い」と言っている割にはそれほど際立った高さは感じませんが、他のタワーと違って山の上に立っているからですね。そのためわざわざタワーの中でエレベーターに乗って展望台に入らなくてもタワー下でも結構な展望が望める...はずなのですが、この日の朝は雲とモヤが朝は立ち込めていて視界が良くありません。930頃着いたのですが、展望台エレベーターの運行も1000からということで、タワー下のデッキを一周しただけであっさりと南山循環バスで下山しました。またの機会には是非夜に訪れたいところです。
     地下鉄の駅まで行って乗り換えて次なる目的地の仁寺洞へ。すっかり古き良き香りが失われたと聞いてましたが、メインストリートから一歩路地に入るとこの大都会の真ん中にそれでも残っているのが奇跡的なような古民家が立ち並んでおり、さすがの風情です。中心的なショッピングセンター?のサムジーキルでは、アンディ・ウォーホール(+韓国アーティストによるオマージュ)の展覧会が行われており、テナントのおしゃれ民芸品などを見ながら楽しみました。昼にこのような場所を訪れると夜のクリスマス的な印象とは異なって新年的な表示が目立ちます。特に韓国では干支はいのししではなくて、ぶたらしくよりユーモラスなイラストが多かったですね。またの機会ではこのエリアで夜に民俗酒場を訪問したいところ。

  • ■2日目後半 貞洞劇場<br /><br /> ポシンタンの昼食後いったんホテルに帰り、この日のメインプログラムである韓国伝統芸能の常設館「貞洞劇場」へ徒歩で向かいます。ここでは冬の間は毎日1600−1700で定期公演が行われていますが、事前に予約すると1510−1530に「チャング(民族楽器の太鼓)体験」(15千W)をすることができます。この日の体験参加者はなんと我々二人のみの貸切、実際の公演のステージ場でのレッスンです。アグラで座って足の間の太鼓を左右から叩きます。講師が話すのは基本的に韓国語のみ、付き添いの会場係員も英語のみ、でしたが、教わるのは左右のスティックの持ち方、基本の叩き方(右手の叩き方が”クン”、この左手の叩き方が”タ”)、基本フレーズの繰り返し、という内容なので、特に問題はありません。もちろん譜面などはなく、フレーズは講師の口ずさみ(クン・タ・クン・タ・タ...)を我々も口でリピートしてから実際に一緒に叩いてみる、という進行。今までにない経験のため相当に苦戦しつつ、20分はあっという間に楽しく終了。多少なりとも民族打楽器に興味のある方にはお奨めできるプログラムです。<br /> 体験後はもちろん定期公演の鑑賞。ここでは客の入りは半分くらい。A席18千W、S席20千Wなのですが、客席中央も最前列から2列はA席で3列目からS席とのことでセコくA席/2列目の真ん中にしましたが、これで大正解でした。最初は箏を中心とした伝統楽器のアンサンブルで、表情豊かなメロディラインとリズムの多様な絡まりあいが印象的。で除々に踊りを交えた曲芸的な器楽演奏に移行する1時間で盛りだくさんなプログラム構成も飽きさせません。最後は(寒い日はロビーなんだろうけど)外に出て演奏者と観客が一緒になって回り踊って終了しました。次回は今回見送ったNANTAかな。<br /> 夕方はソウル駅近くの大型スーパー「ロッテマート」で買い物の後、ナクサムプルコギの夕食を取ってこの日は終了です。

    ■2日目後半 貞洞劇場

     ポシンタンの昼食後いったんホテルに帰り、この日のメインプログラムである韓国伝統芸能の常設館「貞洞劇場」へ徒歩で向かいます。ここでは冬の間は毎日1600−1700で定期公演が行われていますが、事前に予約すると1510−1530に「チャング(民族楽器の太鼓)体験」(15千W)をすることができます。この日の体験参加者はなんと我々二人のみの貸切、実際の公演のステージ場でのレッスンです。アグラで座って足の間の太鼓を左右から叩きます。講師が話すのは基本的に韓国語のみ、付き添いの会場係員も英語のみ、でしたが、教わるのは左右のスティックの持ち方、基本の叩き方(右手の叩き方が”クン”、この左手の叩き方が”タ”)、基本フレーズの繰り返し、という内容なので、特に問題はありません。もちろん譜面などはなく、フレーズは講師の口ずさみ(クン・タ・クン・タ・タ...)を我々も口でリピートしてから実際に一緒に叩いてみる、という進行。今までにない経験のため相当に苦戦しつつ、20分はあっという間に楽しく終了。多少なりとも民族打楽器に興味のある方にはお奨めできるプログラムです。
     体験後はもちろん定期公演の鑑賞。ここでは客の入りは半分くらい。A席18千W、S席20千Wなのですが、客席中央も最前列から2列はA席で3列目からS席とのことでセコくA席/2列目の真ん中にしましたが、これで大正解でした。最初は箏を中心とした伝統楽器のアンサンブルで、表情豊かなメロディラインとリズムの多様な絡まりあいが印象的。で除々に踊りを交えた曲芸的な器楽演奏に移行する1時間で盛りだくさんなプログラム構成も飽きさせません。最後は(寒い日はロビーなんだろうけど)外に出て演奏者と観客が一緒になって回り踊って終了しました。次回は今回見送ったNANTAかな。
     夕方はソウル駅近くの大型スーパー「ロッテマート」で買い物の後、ナクサムプルコギの夕食を取ってこの日は終了です。

  • ■3日目 昌徳宮/景福宮/国立民俗博物館<br /><br /> 実質最終日の3日目は「ちゃんとした観光」を中心に過ごします。お粥の朝食後タクシーで移動して昌徳宮へ。ここは「決められた時間のガイドツアーでないと入場できない」というしくみになっており、日本語の最初の回930に合わせての入場です。30人くらいなので、ガイドさんの近くにいないと拡声器を使っているとは言え解説が聴き取りにくかったのですが、解説内容も日本語もとても適切でした。平地の宮殿部分と裏側の山の部分を利用して作られた庭のコントラストが素晴らしいですね。所要はたっぷり1時間半。満足しました<br /> いったん明洞に戻ってチュオタンの昼食後、妻は1人で明洞で買い物をしてもらうことにし、私は今度は景福宮に向かいました。大変残念だったのは光化門が改装中だったこと。宮の内部は当然のことながら昌徳宮と似通っていて、かつこっちの方が新しく再建されたとあって、正直なところ(昌徳宮を見た後では)あまり見所がないように思えます。多くの人がまずは昌徳宮に行くのでゆったり見れるという良さはあるのでしょうか。しかし予想以上に楽しかったのは奥にある国立民俗博物館。縄文時代から近代までの様子を等身大の人形を使って展示してあり、入り口で借りた日本語のオーディオガイド(1千W)を聴きながらゆっくり楽しめました。国立民俗博物館の出口からの帰り道には野外の民族彫刻の展示もありこれも興味深いもの。入場料は景福宮/博物館共通ですが、博物館だけでも十二分に見合った内容でした。<br /> この後は妻と明洞で合流して、サウナとあかすり。その後でカルビチムチョンゴルの夕食、市庁前広場まで散策して最後のイルミネーションを楽しみました。

    ■3日目 昌徳宮/景福宮/国立民俗博物館

     実質最終日の3日目は「ちゃんとした観光」を中心に過ごします。お粥の朝食後タクシーで移動して昌徳宮へ。ここは「決められた時間のガイドツアーでないと入場できない」というしくみになっており、日本語の最初の回930に合わせての入場です。30人くらいなので、ガイドさんの近くにいないと拡声器を使っているとは言え解説が聴き取りにくかったのですが、解説内容も日本語もとても適切でした。平地の宮殿部分と裏側の山の部分を利用して作られた庭のコントラストが素晴らしいですね。所要はたっぷり1時間半。満足しました
     いったん明洞に戻ってチュオタンの昼食後、妻は1人で明洞で買い物をしてもらうことにし、私は今度は景福宮に向かいました。大変残念だったのは光化門が改装中だったこと。宮の内部は当然のことながら昌徳宮と似通っていて、かつこっちの方が新しく再建されたとあって、正直なところ(昌徳宮を見た後では)あまり見所がないように思えます。多くの人がまずは昌徳宮に行くのでゆったり見れるという良さはあるのでしょうか。しかし予想以上に楽しかったのは奥にある国立民俗博物館。縄文時代から近代までの様子を等身大の人形を使って展示してあり、入り口で借りた日本語のオーディオガイド(1千W)を聴きながらゆっくり楽しめました。国立民俗博物館の出口からの帰り道には野外の民族彫刻の展示もありこれも興味深いもの。入場料は景福宮/博物館共通ですが、博物館だけでも十二分に見合った内容でした。
     この後は妻と明洞で合流して、サウナとあかすり。その後でカルビチムチョンゴルの夕食、市庁前広場まで散策して最後のイルミネーションを楽しみました。

  • ■4日目(移動)<br /> あっという間の帰国日は移動のみです。ホテルを700に出て、ロッテホテルからのシャトルバス710発に乗り、空港に到着したのは815。余裕を持ったチェックイン後、空港ビル内のレストランでナクチボックンとシーフードテンジャンチゲの遅めの朝食をしっかりとりました。仁川1120発の大韓航空001便ですが、エコノミーのシートレイアウトはなんと2−5−2です。我々は早めのチェックインが出来たので窓際で幸いでしたけど。昼食が出てきたのは1220。行きとほぼ同じパターンで、豚肉とタコのコチジャン炒めのご飯添え、タマネギの酢漬け、パイナップルです。炒め物の味はこっちの方が上でした。成田着は1330。翌日の仕事始めにも差し支えない早めの帰国でした。<br /><br /> 食べたいものがまだまだいっぱいありますので、ぜひ数年以内には再訪したいものです。<br />

    ■4日目(移動)
     あっという間の帰国日は移動のみです。ホテルを700に出て、ロッテホテルからのシャトルバス710発に乗り、空港に到着したのは815。余裕を持ったチェックイン後、空港ビル内のレストランでナクチボックンとシーフードテンジャンチゲの遅めの朝食をしっかりとりました。仁川1120発の大韓航空001便ですが、エコノミーのシートレイアウトはなんと2−5−2です。我々は早めのチェックインが出来たので窓際で幸いでしたけど。昼食が出てきたのは1220。行きとほぼ同じパターンで、豚肉とタコのコチジャン炒めのご飯添え、タマネギの酢漬け、パイナップルです。炒め物の味はこっちの方が上でした。成田着は1330。翌日の仕事始めにも差し支えない早めの帰国でした。

     食べたいものがまだまだいっぱいありますので、ぜひ数年以内には再訪したいものです。

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • ちょめたんさん 2007/02/10 10:47:58
    今日は、とみさん
    部ログの表紙ちょっとねずみに見えていたのですが、可愛いニャン子チャンですね、細身で俊敏そうですね。
    韓国美味しそうなものが沢山ですね、カムジャタンというのも美味しそうですね気になります。

    とみ

    とみさん からの返信 2007/02/10 22:08:02
    RE: 今日は、とみさん
    ちょめたんさんへ

    表紙はバリ島の猫です(ウブド・プリアタン)。バリ島は犬がやたらと多い土地なのですが、時々見かける猫は何故かみんな細身で美猫なんですよね。
    韓国は今のところ冬しか行ってないので猫にはまだ出会っていないのが残念ではあります。

とみさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

韓国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
韓国最安 59円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

韓国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP