キルナでオーロラ（2/3）

2006/12/17 - 2006/12/20

この日はサーメの文化体験。
写真のクマは、アイスホテルのどこかに寒そうに立っています。訪問された方は探してみてください（すぐわかりますけど）。

エリア キルナ(スウェーデン)

12/19、キルナ滞在２日目。
今日はサーメ人の文化体験のアクティビィティ。リパンからタクシー20分、向かったのはあのアイスホテル。着いたのが開始直前なもので、急いでアイスホテルの防寒着に変身！かなりゴツい防寒着に皮のミトンです。
　集合場所に行くとサーメの衣装を着た本日の案内人"ステファンさん"が迎えてくれました。アイスホテルからサーメ人の村へスノーモービルで移動。といっても後ろにつなげたソリに乗って引っ張られていったのです。まぁ排ガスと冷気を顔と全身に受けながら10分ばかし･･･。防寒着が霜で真っ白に。
　写真中央がステファンです。

　村に着いて、まずはトナカイハント。サーメ人になったつもりで投げ縄で捕まえます。

うまくかかると、このようにゲット♪
サーメ人は大きな輪にしたり縦長にしたり、自由自在に操れるんだとか。トナカイは銃なんぞ使わず全て生け捕りだそうで。
　この中の３頭を使って、トナカイぞりレースを実施。トナカイをつないだソリに１人ずつ座らされ、掛け声とともにトナカイがダッシュ！見かけとは全く異なりかなり速い。でもすぐにトナカイはバテて止まってしまい、道端の雪を食んで休憩（＾_＾；）
実はトナカイ本人もわかっててテキトーにやってるんだろうか･･･。

さて、レースで冷えた身体をテント小屋（コタ）で暖めます。中でガンガン焚き火です。ちょっとけむい。

軽い昼食という感じで、ステファンがトナカイ肉を調理中。この肉を薄いパンにはさみ、ベリーのジャムをのせてパクつきました。ちょと生っぽかったかな。ベリーのジュースは◎でしたが、コーヒーはまずかった〜。焚き火でケトルにお湯を沸かし、そこへコーヒー粉をざざーっと。もう見るからに苦そうで、飲んだら全くそのとーりでした。
　焚き火を囲んで、皆さんでとりとめもなく談笑。オーストラリア人やらイギリス人やら、いろいろな国から来ますね、アイスホテル。私たち以外は宿泊客のようでした。こうやってのんびりと過ごすのが楽しみなんでしょう。
　こうやってサーメ文化を満喫？して、再びスノーモービルで凍えながらアイスホテルに戻りました。

さぁ、せっかく来たんだ、アイスホテル、とばかりにあちこちウロウロしてました。あちこちまだ製作中で、ショベルカーが走り、チェンソーの音が響いていました。

ところで帰りのタクシーってどうなってるんだろう、はて?????
私もうかつでしたが、全く確認していませんでした。往復のタクシー代はサーメのアクティビティ料金に当然含まれています。往路のタクシーでも降車時には払ってないしね。
　とりあえず主催会社に電話。向こうの手違いでタクシー手配がされていなかったようでした。２０分ばかり、写真の椅子（＠レセプション）でボーっとしてました。北欧家具、すわり心地はなかなかよいです。
　お、黄色のキルナタクシー到着。ようやく帰れます。さて夜に備えてスーパーで水買って帰ろう。

　部屋でちょいとお昼寝（もうすっかり暗かったですけどね）。部屋で簡単に夕食を済ませて、いざ、オーロラ見物へ。
　
　オーロラ劇場につくと昨日と同じ位置から光の帯がのびていました。この日は雲が多く、19時から1時間ほどで切り上げました。明日に期待･･･。