2006/12/31 - 2006/12/31
196位(同エリア251件中)
のださん
今日は11時台の列車に乗って紹興まで行く予定です。
もっと早めの時間にしたかったのですが、6時台しかないと言われ、あまり早すぎるということで、11時台にしました。
昨晩知り合ったIさんと一緒に朝食を摂ることに。
今日はマリオットホテルの前の十字路をそのまま北上して、適当なところに入りました。
私は炒飯と焼き餃子を注文。
Iさんは麺類です。
私が今旅行で学んだのは、1人でいるときに何を注文すればいいか迷ったら、炒飯か麺類にしておけば無難だ、ということです。
少なくともまずくはないから、腹は満たせます。
この焼き餃子は、皮が硬くてまずいです。
それにしても、こいつらは金を払っている客に対して謝謝すら言わない。
ここまで客に対してえらそーな国民を、私は寡聞にして知りません。
国外にあるチャイナタウンにいる中国人でも、お礼くらいは言うぞ。形だけでも。
- 交通手段
- 鉄道 自転車
-
Iさんと別れ、ユースホステルに戻ります。
昨日お会いしたOさんからは、手続きがあるから、1時間くらい前に行ったほうがいい、と言われていました。
どうせユースホステルにいても大してやることはないから、早めに行くことにしました。
ここには3日に戻ってくる予定ですが、当然一旦チェックアウトします。
人民広場から上海南までは、1号線で20分くらいでした。
上方の表示を見ていけば、迷うことなくたどり着けます。
エスカレーターがあります。
ここから上に行け、ということですので、上に行ってみます。 -
すげえ・・・
空港みたいな駅です。
実際、手荷物検査の機械に手荷物を通す必要があります。
日本でここまでする鉄道駅ってありましたっけ? -
軟座専用待合室に入ります。
軟座の表示には"First Class"と書かれています。
チケットは安かれどファーストクラスだそうです。
ここから直接プラットフォームにはつながっていないようです。
ここに入るときにチケットにハサミを入れますが、一旦外に出て戻ってくることは可能なのでしょうか?
多分可能なのでしょうが、トラブルが怖かったのでじっとしていました。
Oさんがおっしゃっていた手続きなるものは特にありません。
何のことだったのでしょうか?
チケットを事前購入していれば、あまり早く来る必要もない、ということが判明しました。 -
15分くらい前になると、ゲートが開いて、プラットフォームに降りていきます。
15分くらい前には駅に着いていたほうがいいということでしょうね。
軟座はまあまあ快適です。
トイレも付いていて、覘いてはいませんが、きれいそうな感じがします。
車内では、時々小姐がお湯を持ってきます。
ティーバッグやカップラーメンを持っていれば入れてくれるというわけですね。
飛行機みたいに、普通のドリンクサービスまでしてくれればいいのに。
気が利かない連中です。
列車の旅ほど旅情をかき立てるものはありません。
しかし、のどかな田園風景を思い描いていましたが、普通に人が住んでいる家が多くて、大して面白くありません。 -
定刻よりやや遅れて紹興に到着です。
まあ仏の顔と言われるくらい超温厚な私ですから、ちょっと遅れるくらい、どうってことありません。
まずはチケット売り場に行って、今夜行く予定の杭州までのチケットを購入することにします。
結構人が多いですね。
電光掲示板に行き先と時間が表示されるので、私は並んでいる間に20時台の列車番号を2つメモして、これを見せることにしました。
多分観光すればこれくらいまでかかるでしょう。
ところで、ここまで来るときに特快に乗ってきましたが、杭州東には停まりましたが、杭州は素通りしました。
もしかして、特快は杭州駅には停まらないのでしょうか? -
「杭州まで」と言ったら、やはり20:12発の上海行き特快は杭州には停まらないそうです。
20:46発の杭州行き快速にしました。
Nというのが快速らしいです。
杭州で泊まる予定なのは、西湖そばのユースホステルです。
杭州東駅でもいいかもしれませんが、無難に杭州駅にしておきました。
杭州駅からであれば、ユースホステルまでは歩いてでも行けるでしょう。 -
ここで荷物を預けられるようです。
どうしようか、不安です。
何せ相手はあの中国だからなあ、無事に返ってくるだろうか?
しかし、大きい荷物を持って観光するのはあまりにもしんどかったので、信じて預けることにしました。
何やらごちゃごちゃ質問してきましたが、何を言っているのかわかりません。
とりあえずうんうん頷いて、今しがた購入したチケットを見せると、預かってくれました。
料金は5元です。
緊張していたのか、「押金(保証金)はいらないのか?」みたいなことを訊きましたが、いらない、と言われました。
そりゃそうだよな、自分の荷物を預けるのにそんなものが必要なわけがない。
何を頭のおかしいことを訊いているのでしょうか私は?
この時点でもう14時を過ぎていました。
ちょっと辛いが、昼飯は抜きでいきましょう。 -
12月9日の世界ふしぎ発見で、上海とその近郊の特集が放映されました。
そこで吼山の映像が流れました。
これを実際に見てみたいと思い、まずは吼山を目指しました。
郊外にあります。
タクシーで行けば、行ったはいいが帰りの足がなくなる可能性がある。
バスはどうでしょうか?
長距離バスのチケット売り場の小姐に訊いてみたら、106・107のバスで行くと書いてくれました。
しかし、探してみても、それらの乗り場がどこかわかりません。
うろうろしていると、三タクのおっさんが客引きに来ました。
うっぜー。
とりあえずこのおっさんに乗り場を尋ねてみると、ちょっと遠くにあるらしい。
もうよくわからないので、残念ながら吼山行きはあきらめることにしました。
画像は、世界ふしぎ発見の1シーンです。
実際に見たかったなあ。
三タクのおっさんはまだしつこく売り込んできます。
無視して自分で市内観光することにしました。
新個人旅行の地図にレンタサイクルと書いてあるので、駅前にあるらしいその場所を探して、自転車で行くことにしましょう。 -
自転車やバイクが並んでいるところを見つけましたが、ホントにここがレンタサイクルの場所なのかという感じです。
そこの小姐に、会話本に書かれている「自転車はどこで借りられますか?」にあたる一文を見せました。
すると、ここだと言う。
いろいろ説明してくれますが、当然全く聞き取れませんので、書いてもらいました。
私がよく使った言葉として、「清写一下」(書いてください)があります。
これは結構使えます。
書いてもらえば、おぼろげながらもわかります。
自転車は1時間1元、押金が200元です。
盗難には注意しろ、とも言っているようです。
「小心」「盗」みたいな字が見えましたので、多分そういうことでしょう。
自転車はぼろいです。
タイヤの空気をチェックしました。
最低でもパンクさえしなければいいです。
常識人である私は、普段は夜間に無灯火運転している輩を見ると蹴り倒したくなりますが、この自転車にはそもそもライトすらついていません。
この国ではこれが普通なのでしょう。 -
紹興は田舎臭いところが残っていると聞いていましたが、驚くほど都会で、もしかしたら上海よりも空気は汚れているかもしれません。
都市はどこもこんな感じなのでしょうね。
文句を言っても仕方ないので、まずは府山公園にある越王殿を目指します。
紹興は春秋時代越の都だったところで、郊外には「会稽の恥」で有名な会稽山があります。
駅から解放北路という道を南に下り、勝利東路という通りにあたると右折します。
左手に城市広場というところが見えてきます。 -
新個人旅行の小さな地図ではちょっとわかりにくい。
渡るべきところを通り過ぎてしまいます。
ちょっと戻って、小さい道を入っていくと、何やら入り口らしいところを発見しました。
目立たないところに自転車を止めて、上に上がってみました。
何もなかった。
どうやら間違えていたようです。 -
気を取り直してもう少し戻り、先ほどの城市公園まで来ました。
この道を入ってみることにしましょう。 -
突き当りまで来て、ここからどう行けばいいのかわかりません。
そこに立っている軍人服のおじさんに、地図上の「府山公園大門」という文字を見せます。
すると、何を言っているかはわかりませんが、ジェスチャーで判断すると、そこの橋を渡ってぐるっと回っていけ、みたいなことらしいです。
橋を渡ってみると、路面がガタガタしています。
ここをこの自転車で行くのか・・・
地図によると、この道は環山路というようです。
信じて進んでみることにします。
この道は、人々の生活臭が漂ってきて趣があります。 -
比較的にぎやかな通りに出てきました。
これは府山横街というのでしょうか?
だとしたら、近くまで来ているということです。 -
地図にも載っている蒸香閣というレストランもありましたので、これで合っています。
着きました。
自転車が並んでいるところに私も置かせてもらって、左にあるチケット売り場で越王殿のチケットを買います。
8元です。
府山公園に入るのは無料です。 -
まず手前に越王台が見えてきます。
それを抜けていくと越王殿です。
越王台にも入ることができますが、まずは越王殿に行ってみることにします。 -
越王殿につきました。
何があるのでしょうか?
上がってみましょう。 -
上がって、南の方を見下ろしてみます。
眺めは悪くない。
越王句践はこうやって下を見ていたのでしょうか? -
あら、句践さん、屈辱に耐えている様子がよくわかります。
呉王夫差に追い詰められて、会稽山で命乞いをするわけですね。
夫差さんに忠誠を誓いながら、心の中では「せいぜい吼えてろ、今に刺してやるぜ。」
「臥薪嘗胆」と書かれていますが、臥薪は夫差のエピソードであり、句践に絡んでいるのは嘗胆の方です。
部下に対して「肝が、肝がにげえええよ!!!! もっと苦い肝を持ってこんかい!!!」と言いながら肝を嘗めたくる。
変態としか思えません。
そもそも肝を嘗める以外に他に方法が(以下略) -
写真が暗くて申し訳ありません。
フラッシュを忘れてしまったようです。
ちなみに、中国では、観光名所の建物内でも、電気をつけていないことも多いです。
句践さん、勝ち誇っております。
ついに会稽の恥を雪ぎました。
この画は、世界ふしぎ発見にも出てきました。 -
右にいるのは夫差です。
范蠡の策により送り込まれた西施を見ながら悦に入っております、越だけに。
西施に骨抜きにされた夫差は、功臣の伍子胥に自害を命じます。
左にいるのが伍子胥です。
伍子胥は、「呉が滅ぶのを見届けてやる!」と言い残して自刎してしまいます。 -
句践は、「苦は共にできても楽は共にはできない」という、ちょっと嫌な性格です。
それを見抜いていた范蠡は、有頂天になっている句践を見て、密かに越を脱出します。
自分が散々利用しまくった西施を伴っていますね。
一説では、その後西湖のほとりで暮らしたとか。
呉を滅ぼされてしまった夫差は、伍子胥の予言が見事に的中してしまったのを目の当たりにし、「あの世で伍子胥に合わせる顔がない。」と言い、顔を隠しながら自刎します。
その様子が上のほうに描かれています。
句践はかつて自分が命を助けられたように、夫差の命まではとりたくなかったようですが、夫差はこれ以上生き恥を晒すことを拒否したわけですね。
この辺りの時代が好きな人にとっては、ぞくぞくするような画かもしれませんね。 -
越王殿を後にし、越王台まで戻ってきました。
せっかくだからここにも上がってみます。 -
中には資料が掲げられています。
そのうちの一部。
左から越王句践、范蠡、そしてもう一人の重要人物である文種です。
范蠡が越を脱出する際、文種に対し、「狡兎死して走狗烹らる」(功があった者も、用がなくなれば粛清される)と言って警告し、逃げるよう勧めました。
しかし文種は逃げなかったため、句践に殺されました。
この范蠡の言葉は、現代も国語辞典に掲載されるほどです。
高祖劉邦に対しての韓信にも、同様の言葉が当てはまります。
府山公園には、文種の墓があるという掲示がありましたが、探してみてもそんなものはありません。
中国人のいい加減さがよく表れています。 -
越王台から南を向いています。
-
公園をざっと散歩した後、府山直街という道を南下することにします。
いかにも中国の道という感じがしていいですね。
紹興にはあまり見るべきものはなさそうです。
世界ふしぎ発見に出ていた「投醪河」という河にかかっているらしい橋を見に行くことにします。
世界ふしぎ発見によると、越王句践はこの河に紹興酒を流して、家来に飲ませたそうです。 -
途中で、鶏の皮をはいで干しているのを見つけました。
こういうのを見ると、中国に来たなあ、という気持ちになります。
上海でもあるのかもしれませんが、私は見かけませんでした。 -
画像は世界ふしぎ発見の1シーンです。
これと同じものを見ようと思いましたが、見つかりませんでした。
まあ、これに関しては、別に見なくてもいいかな。 -
汚い空気を吸いながら自転車を走らせます。
魯迅中路に着きました。
紹興重要人物筆頭に挙げられる魯迅。
しかし私は故居や記念館には入りませんでした。
この通りを入っていって、有名な咸亨酒店に行くことにします。
臭豆腐の臭いが、ぷんぷん漂ってきます。 -
咸亨酒店に着きました。
またもや三タク連中の客引きがうざい。
ここでも注文の仕方がよくわかりません。
恥を忍んで、日本人観光客に付いているガイドに訊こうかと思いました。
見ていると、例のフードコートのシステムのようです。
つまり、カードにある程度チャージして、後で清算。 -
紹興酒、茴香豆、そして店頭で揚げている油炸臭豆腐を注文しました。
まずは臭豆腐。
普通の臭豆腐は私には合わないが、これはマシなほうです。
それでもうまいというほどではない。
半分くらい残しました。
次に茴香豆。
これもうまくはない。
1人には量が多すぎます。
ほとんど残しました。
そして紹興酒。
これはさすがにうまい。
飲んでみると甘いですね。
しかし、酒には強くなくて、普段飲み慣れていない私には、これはちょっと度が強い。
私は自転車で来ています。
飲酒運転には多少目をつぶってもらうとしても、ふらふらで帰るわけにはいかない。
ここまで来て、泣く泣く3分の1くらいしか飲まずに残すことにしました。
本場で紹興酒を飲んだということで良しとしましょう。
まあ、何て薄っぺらい観光でしょう。 -
咸亨酒店を後にしたのが17時半くらい。
他には行くところもないので、駅に戻って自転車を返すことにしました。
辺りはすっかり暗くなっています。
自転車は3時間借りたので3元。
押金もちゃんと返ってきました。
さて、これからどうしようか?
出発までは3時間もある。
近くにファーストフード店のようなものも見当たらない。
仕方ないので、待合室に行くことにしました。
預けていた荷物もちゃんと返ってきました。
この駅には軟座専用待合室はなさそうです。
上海南とは大違い。
待合室に入ると、私のチケットを見たらしいねえちゃんが、すごい剣幕でまくし立てます。
何を言っているかわからないので無視です。
しかし、頭の悪い私は、ここであることに気付きませんでした。
そう、チケットの変更をして、早い時間帯の列車に乗る、ということです。
後日の蘇州編でも述べますが、空席があれば変更は可能です。
あのねえちゃんはそのことを言っていたのでしょうか?
18時台のものは無理でも、19:03発のものがありました。
ああ、何て馬鹿だったんでしょう!
私はここで長時間の無駄を過ごすことになりました。 -
出発時刻が近づいたら、あそこが開いて、プラットフォームへ移動するようです。
上海南の待合室とは違い、ここはガラが悪い。
ボーっとしていても仕方がないので、会話本でも開いて勉強することにします。 -
出発が近づきました。
この時間帯になると、閑散としています。
暖房も入らないので寒く、私の心も冷え切っています。 -
やっと乗りましたが、空席がかなり多い。
時期にもよるかもしれないが、ひょっとして、早めにチケットを購入する必要はないのではないか?
中国の列車はすごく混むと聞いていたから、早めに買っておいたが、実際はそうでもなさそうです。
変更できるにしてもその手間がかかるし、バスという代替手段もあります。
特に今回のような比較的近距離のものに関しては。
定刻より約15分遅れて杭州駅に到着。
まあ仏の顔(以下略)
タクシーでユースホステルに行こうと思い、タクシー乗り場に行くと、ずらーっと並んでいます。
マジかよ・・・
あまりにも長時間かかりそうだったので、上のほうに上がっていって、そこでタクシーを拾おうと思いました。
しかしこれが大誤算。
なかなかつかまらず、やっとつかまって、さあ行こうと荷物を載せようと思ったら、島田洋七に似たその運転手が、100元でどうだ、と言ってきやがりました!
なめてんのか!
さすがの私も殴りたくなりましたが、ぐっと抑えて、タクシーはあきらめて歩いて行くことにしました。
新個人旅行の地図にしたがって行けば、着くだろう。 -
西湖大道という通りを真っ直ぐ行って、南山路という通りにあたればもうすぐ、という場所です。
これがまた遠い!
大きい荷物を背負いながら、途中からは小走りです。
相変わらずの都市部の排ガス空気を吸いながら。
肺が苦しくてしょうがない。
30分くらいかかって、やっと着きました。
このときすでに22時半。
22時に着くよん、と事前には伝えていました。 -
予約していたのはドミトリーですが、シングルが空いていれば変えてもらおうと思いました。
あいにく今夜は空いていないそうです。
明日空けば変えることはできる、と言われました。
4人部屋です。
まあまあきれい。
ここはお湯が出るのは7:00〜2:00am。
汗だくの身体をシャワーできれいにし、寝ることにします。
外はカウントダウンの騒ぎでうるさくてしょうがない。
この部屋の宿泊客は特に関心がないのか、年明けの瞬間は眠っていました。
私もあまり興味はないが、初めて年末年始を国外で過ごしているなあ、という程度です。
暦なんて人間が勝手に決めたもので、1日の価値は24時間、1月1日でも誕生日でも他の日でも変わりません。
年が明けたから何かが変わるわけでもありません。
ただし、こんな考えばかりしていると、人生がつまらなくなることも確かです。
外の騒ぎも、年が明けて20分くらいしたらおさまりました。
しかし私のベッドの上で寝ていた、多分カナダかどこかの出身の女、いびきがうるさい。
ドミトリーは諸刃の剣です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
紹興(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37