![地中海の歴史や十字軍の歴史にもっと触れてみたいと思って、レンタカーでキプロスを旅することにしました。<br />「エミレーツ航空に乗ってみようかなぁ」という軽い気持ちだったのですが、成田→名古屋→ドバイ→ラルナカ(往路)ラルナカ→ドバイ→関空→羽田(復路)というながーい旅になってしまいました。。。それに、冬のキプロスは結構風が厳しかったので、車の中にいる時間が長くなってしまったような。。。<br /><br />山編(トロードス地方・内陸の村・南北ニコシア)<br />海編(パフォス・リマソール・ラルナカなど)<br />に分けてみました。よろしかったら海編もどうぞ。<br /><br />写真はトロードス地方の入り口のlofou村です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/11/53/650x_10115345.jpg?updated_at=1168004757)
2006/12/25 - 2006/12/30
28位(同エリア41件中)
riaさん
地中海の歴史や十字軍の歴史にもっと触れてみたいと思って、レンタカーでキプロスを旅することにしました。
「エミレーツ航空に乗ってみようかなぁ」という軽い気持ちだったのですが、成田→名古屋→ドバイ→ラルナカ(往路)ラルナカ→ドバイ→関空→羽田(復路)というながーい旅になってしまいました。。。それに、冬のキプロスは結構風が厳しかったので、車の中にいる時間が長くなってしまったような。。。
山編(トロードス地方・内陸の村・南北ニコシア)
海編(パフォス・リマソール・ラルナカなど)
に分けてみました。よろしかったら海編もどうぞ。
写真はトロードス地方の入り口のlofou村です。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス レンタカー
- 航空会社
- エミレーツ航空
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今回の宿は、リマソールから車で山30分ちょい登ったところにある、lofou村にあるアグロヴィーノにしました。途中、ガードレールも無い細い山道を行くので、初めは緊張しましたが、本当に眺めがよく、いい所ですよ。
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シャワー・キッチン付き、暑いくらいの気持ちのいいベッドと木の梁の天井の田舎の家です。冬だったのででちょっと寒かったけど、くつろげる宿でしたよ。
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理由その1
窓からの眺めが最高! -
理由その2
オーナー一家のもてなしが最高!
朝食と夕食(料金別)は彼らのタベルナで頂きます。農家風のつくりで、暖かい暖炉もあるし、雰囲気最高です。 -
到着した25日は、クリスマスの特別メゼでした。
田舎風サラダもチーズもクスクスもラムもターキーも・・・ほんとにたっぷりのお皿がでました。
なのに、悔しいことに体調最悪、熱が出てほとんど食べられない(涙)本当に残念でした。 -
冬は5時半には真っ暗になりました。
山肌にへばりつくように家々が建っているので、夜景はこんな感じです。オレンジ色の柔らかな明かりが優しいですね。 -
村の入り口には「温泉」も湧いています。
ここから南を見ると、リマソールの海が広がっています!山地に住んでいても海を見られるなんて、いい所だ! -
トロードス方面に登る途中にラニア村があります。
芸術家の村として有名でイギリスからの移住者も多いらしいですよ。
村についたら虹が出迎えてくれました! -
現役の井戸がありました。
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ブーゲンビリアがきれいです。
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山の村は坂道ばかりなので、郵便配達はきついのですね。村の中心の郵便局のそばに、各家庭への「郵便箱」がありました。
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こんなレトロな車も現役です。
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やぎがのどかに草を食んでいます。
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彼らのお乳から、あのおいしいハルミチーズが作られるのですね。フレッシュチーズもおいしいし、ヨーグルトベースのドレッシングもおいしいです。ここにいつと、ついつい乳製品を食べ過ぎます。
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レフカラ村に行く途中、Minas修道院に寄りました。見学したところは女子修道院で、高齢の修道女がのんびり信仰に生きていました。
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レフカラ村は、きれいなところでしたが、観光地化されてしまっていて・・・
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上の村と下の村に分かれています。なんとなく下の村の方が個人の商店が多いような気がしました。
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こんな雰囲気のある小路が続きます。
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ブラックオリーブの木がいたるところにあります。
こんなに大きな実なんですね。 -
ニコシアにやって来ました。高速道路を北上してくると、目の前の山肌にトルコの国旗が迫ってきます。すごいアピールですね。
シャラコスタワーの屋上からは南北のニコシアが見渡せます。いいー眺めです。(でも、北側はトルコだと考えると、複雑ですね。) -
聖ヨハネ大聖堂
内部に一歩踏み入って、本当に驚かされました。すばらしい18世紀のフレスコ画であふれています。写真は撮れないけど、一見の価値ありです。
この奥のビザンチン博物館に所蔵されているイコン群も素晴らしかった! -
オスマントルコ時代の豪商の家が見学できます。
調度品も揃っていて、とてもいい家でした。
2階の出窓からは、教会が正面に見えて、過ぎし日の優雅さが伝わってきます。 -
ファマグスタ門(ベネチア時代の門)
辺りが寂れていてちょっとびっくりしましたが、門は重厚な感じがしました。個人的には、もうちょと古い時代の雰囲気のほうが好きかなぁ。 -
城壁沿いに歩いていくと、国連マークや有刺鉄線が目に付きます。和平はまだまだなんですね。
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国連のチェックポイントを通り、緩衝地帯をぬけ(ラドラパレスホテル前)、トルコ側国境でパスポートを見せ、別紙ビザにスタンプを押して入国になります。思ったより本当にあっけなく、北側に行けました。
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北ニコシアにある、昔の隊商宿を改装したショッピングセンター。各小部屋に伝統産業などのお店が軒を連ねています。ただ、開いている店が少なかったような。。。
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一番のお目当ては、セリミ・モスクです。十字軍の時代に聖ソフィア寺院として建てられ、その後モスクになったので、フランスゴシック的な様式が見られて、おもしろい場所です。
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紋章と十字架はしっかり削り取られていましたが、雰囲気は十分残っています。
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入り口部分上部の聖人像は、きれいに削りとたれていますね。でも、周りの彫刻は比較的良く残されていました。
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内部の様子はまるっきり「教会」です。そこに礼拝用の絨毯が敷き詰めてあって、内陣にアラビア文字が飾られているって、本当に不思議でした。
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ミラーブはやはり立派です。イスラムの聖なる色である緑で、きれいに飾られています。
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後陣には、島の東海岸にあるサラミスの古代遺跡方持ってきた4本の大理石の柱が立っています。手前の車もレトロでした。
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すぐ近くには、やはりカトリックの聖カテリーナ教会をもとにしたモスクがあります。この内部には何もありませんが、ファザードの彫刻が見事です。
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北ニコシアはバザールあり、モスクありとトルコそのものでした。ここ、ダルビッシュ・パシャ・マンションでは、オスマントルコ時代の生活の様子が、人形つきで説明されています。当時の建物もよく修復されていて、結構おもしろかったです。
入場料はもちろんキプロスポンドでも大丈夫でした。 -
大体の場所はレンタカーで安全にまわれましたが、さすがに最高峰のあたりは雪が積もっていました。かなり離れているようなので、キッコー修道院には、リマソール出発のバスツアーで行ってきました。
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ホント、モザイクがあざやかでした。キンキラでどうかなぁと思っていたのですが、実際に行ってみると、最盛期の修道院の雰囲気がわかって、よかったです。改装されるということは、「生きている」証拠でもあるんだなぁと思いました。
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この修道院に、コンスタンティノープルから聖なるイコンがもたらされた歴史が、堂々としたフレスコ画で描かれています。
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下の階の回廊には、最大のモザイクが飾られています。製作に1年かかったとか。
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この正面の小さな建物が礼拝堂です。狭いながらにも、イコンやフレスコ画があふれ、シャンデリアもたくさんあります。写真を取れないのが残念です。
写真左手、階段の下辺りに修道院で作ったワインなどを売るお店があります。また、階段を登っていくと博物館の入り口があります。木彫りの聖具などがすばらしかったですよ。 -
この日は雪が積もっていたか落石で、上までいけませんでした。上には、キプロス共和国初代大統領のお墓があるそうです。
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このツアーのしめは、オモドス村観光です。
教会を見て、ワインの試飲をして、散策して帰ってきます。思わずコマンダリアを買ってしまいました。 -
コマンダリアはいくつかのワイナリーで作られています。キッコー修道院のが好きかなぁ。
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