まほろばの里・高畠町

2006/12/31 - 2007/01/02

　高畠町は山形県の東南部にあり、宮城、福島に隣接しています。「まほろば」の意味は「すぐれた立派な場所」（大辞林より）だそうです。　なるほど、遺跡や神社仏閣も多くあって、静かで落ち着いた町でした。少し変わったところでお正月を迎えたいな、と思い探したらJRが運営して、温泉がありそしてすごくリーズナブルな宿泊料で・・新幹線高畠駅に併設された「フォルクローロ高畠」に２泊しました。
　「旅行記」といえるかどうか・・ご覧頂ければ嬉しいです。
　表紙は「阿久津八幡神社」の三重塔です。

エリア 川西・高畠(山形)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

　最初に立ち寄った「材木岩」です。宮城県白石市にあり、高さが約６５メートル、県の天然記念物になっています。七ヶ宿ダムのすぐ下流にあります。

　江戸時代のお役人の住家を移設したものです。
　この一角にある蕎麦屋「なごみ茶屋」の蕎麦はお勧めです。「そばがき」も「はっと汁」も美味しいですよ。ただ、積雪地のため、残念ながら４月初めまでお休みです。材木岩の対岸にあります。

　「七ヶ宿ダム」です。日本ダム湖百選にも選ばれています。多目的ダムですが、仙台を中心とした１８０万人の水がめにもなっているそうです。

　町並みのほぼ中心部にある「本陣　安藤家」です。
　江戸時代から続く風格のある建物です。
　今も安藤家の人が住んでいるそうです。

　街道（R113）沿いにある「振袖地蔵」です。
　なにやら悲しい物語を秘めたお地蔵様のようです。
　七ヶ宿の写真はここまでです。

　いよいよ「まほろばの里」に入ります。

　「日本のアンデルセン」といわれた童話作家　浜田広介はこの町の出身で、記念館が建っています。
　年末年始は当然ながら休館でした。

　元日に街中を散策してみました。いたるところに広介の童話の主人公の石像がが建っていました。

　大きな石造りの仏像がありました。
　「大日如来像」で像の高さが５メートルもあるそうです。足を丈夫にする仏様だそうです。

　こんな面白そうなお店がありました。

　２日に米沢に出て、上杉神社に初詣をしました。
　「節約」「産業奨励」で有名な上杉鷹山公を祀った神社です。

　山形の人は礼儀正しいですね。驚きました。
　参拝するのにみんながきちんと並んで順序を待つのです。誰が整理をしているわけでもありません。
　見習いたいことです。新年早々いい気持ちになりました。