キューバ危機？＠ハバナ

2006/12/03 - 2006/12/03

　こんな飛行機、かつて乗ったことない。

　思った以上にクバーナ航空の飛行機はボロかった。ロシア製のようだが、間違いなくかなりの年代もの。肘掛すらない椅子も所々にある。僕の席は既に違う人が座っていた。キャピタルアテンダントは空いている席に座っておけとのジェスチャー。左隣の列の３人は前の空いている座席を倒して足を乗っけて寛いでいる。飛行機はそのまま離陸体制に入った。さすがはキューバだ。

　いざ出発。オンボロ飛行機が滑走路を加速していくと、白いケムリが床から流れ出してきた。排気ガスのようだが、少し焼けた匂い。本当にこれで飛べるのだろうか？不安とケムリが機内に充満するなか、とりあえず飛んでみました的に、飛行機はフワッと浮いた。他の乗客はケムリの量があまりにも多いので写真をパシャパシャ撮っている。あのー、離陸直後は飛行機のコンピュータに影響するんで、カメラは控えたほうがいいんでない。とにかくケムリを吸い込まないよう仰ぐのに精一杯。

　このまま安定飛行に入ると思いきや、気流の影響で大揺れが続く。他の乗客は騒ぎ出すと思いきや、和やかーなムード。この揺れのなか、ジュースを出すか！まともに真っ直ぐ歩けないのに、トイレに行く客すらいる。左隣の列の３人はミュージシャンらしく、アカペラで歌い始めた。

　もうこの先にあるキューバという国がこのフライトだけでよーーーくわかりました。神様、もうハバナに着陸しなくていい。早く、僕を安全な陸の上に戻してください。まだこの若さでカリブ海の藻屑に成りたくはない！

エリア ハバナ(キューバ)

機内の写真。マジで前が見えない

カピトリオ。ローラースケートや空手で遊ぶ子供たち。

カピトリオからみた町並み

カピトリオ

カピトリオのなか。

旧市街のまちなか。60年代のアメ車が普通に走っている

旧市街のおばちゃんたち。

小学校

八百屋さん。ものが何処に売っているか非常にわかりづらい

ヘミングウェイのモヒートで有名なラ・ボデギータ。映画「マイアミバイス」でも登場したが、あれは実際はドミニカ共和国でロケされた模様

ココタクシー。通常のタクシーと値段変わらず。

カストロのパロディ

有名なラパエリアのパエリア。高い割りにそんなにいうほど美味しくない。