タオルミーナ《2006年11月》

2006/11/19 - 2006/11/27

２００６年１１月１９日〜２７日まで南イタリアを旅してきました。パレルモに２日、タオルミーナに２日、ナポリに４日間滞在しました。そのうちのタオルミーナ・カターニア編です。

エリア タオルミナ(イタリア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

パレルモから電車でタオルミーナへ向かいました。まずはパレルモからメッシーナまで約４時間、シラクーサ行きに乗り換えて更に約１時間でタオルミーナ到着です。

パレルモ−メッシーナ間は２等車の自由席でしたが、飛行機並のシートでした。さすがシートの布一枚、壁紙一枚とってもかっこいいイタリアンデザイン。因みにメッシーナ−タオルミーナ間は個室。同席したイタリア人のおじさん＆おばさん息する間もないほどずーっと喋ってました。

タオルミーナジャルディーニ駅に着いたのは夕方の１６頃。すぐに夕暮れをむかえました。ホテルはＭＯＮＴＥ　ＴＡＵＲＯというとてもモダンでサックを背負った私たちにはもったいないほどのホテルでした。

ホテルのロビーです。バラを形どったイスがとてもおしゃれ。これぞ日本に居て思うイタリアの形といった感じでした。

これもロビーです。生けてあるお花も飾ってあるオブジェもハイセンスでした。

このステキな町に着いて初めての食事はピッツェリアにしました。何せココはリゾート地。どこの店の前に出てるメニューを覗いても値が張るので…。１品目はカルツォーネ。この写真を撮ってナイフをザクッっとした直後、火傷覚悟のあっつ〜いトマトソースとキノコとモッツァレラチーズが土石流のようにどばっときました。

ピザはカプリチョーザをセレクト。気まぐれピザというわけでいろんなものが入ってました。

カポナータ。パンにのっけて食べるとハーモニーです。おいしいです。この店はピッツェリアなのにピザがあんましおいしくなくて、残念な店でした。あまりオススメでないこの店は、カターニャ門近くのウンベルト通り海側沿いに店につづく道がありました。

次の日の朝、ギリシア劇場に足を運んでみました。どうやって運んできたんだろう…と思うほどたくさんの石で出来た立派な劇場。観客席に座るとイオニア海が見える素敵な劇場でした。現在でも夏季には催し物があるようです。

イタリア人の友人に会うためにカターニヤまでバスで行きました。もうすぐクリスマスなので街にはちらほらクリスマスの飾りがありました。味のある建物にかわいいリース。いいですね。

待ち合わせ場所のドゥオモです。とても立派な建物です。彫刻がすごい。イタリアはどこへ行っても素敵な建物があって羨ましいかぎり。

この写真に写ってるゾウの像はドゥオモの前の広場にあります。これをハチ公的な目印にして待ち合わせました。

友人アーレ君が車でわざわざ連れて行ってくれた黒い砂浜。彼いわく、シチリアには３種類の砂浜があるそうで。１つは黒であと２つはたしか黄色と白って言ってたかな…。この黒い砂浜は冷え固まった溶岩でできてるそうで、本当に真っ黒です。粒も粗いです。

ありがたいことに車にてタオルミーナまで送ってもらっちゃいました。ついたころにはもう真っ暗。高台からの夜景です。きれ〜い。

翌日の朝。もう、ナポリへ向かう日。早いです。昼ごろの電車だったので、９時からゴンドラに乗ってイソラ・ベッラへ行ってみました。この写真はイソラベッラ側から撮った写真です。

思いっきりの逆行で、黒いイソラベッラが撮れました。珍です。青く美しいイソラベッラへは午後から行くのが正しい。そう実感しました。（笑）また行こうっと。

イソラベッラを後にし、ホテルをチェックアウト。寸前に撮ったこの写真が滞在中最も青く輝いてました。きれい過ぎるぅ。日本の汚い海とどこかでつながってるだなんて思えませんね。
ナポリ編につづく