2006/11/23 - 2006/11/23
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しんちゃんさん
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「大雄寺」栃木県大田原市黒羽田町450番地。歴史感あふれるお寺で「禅」の修業はいかがでしょうか?室町時代にこんな田舎に禅寺ができました。会社等での団体修行が流行しているそうです。お寺に幽霊も住んでいます!!宗派は“曹洞宗(そうとうしゅう)”本山は福井県の「永平寺」だそうです。禅問答をする「臨済宗(りんざいしゅう)と相反する宗派で、ただひたすらに“無”の座禅!宗教には疎いしんちゃんですが、大体そんな感じです。以前見学は有料だったような気がします。現在は見学無料!黒羽城址公園とともに紅葉見学、ちょっと変わったお寺を見学しました。無料で宝物収蔵庫見学もできます。(浄財として寄付はしました)お寺ですから、お墓もあります。黒羽藩主大関氏の菩提寺です。墓石の大きさは普通ではありません。
- 交通手段
- 自家用車
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国道294号線と那珂川を西に黒羽城郭を作っている山並みの一角にあります。「大雄寺」いままで“だいゆうじ”と読んでいました。正しくは“だいおうじ”と読むそうです。
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石段を登ると山門が見えます。うっそうとした杉木立です。
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平成七年開創600年記念奉安にできた「石仏羅漢像」
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山門の扁額
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「大雄寺(だいおうじ)」の地図、迷うことはありませんが概観図を頭に入れて散策しましょう。
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杉木立の中にもみじがコントラスト良く紅葉していました。
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見学者。
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「経蔵・木版一切経」徳川吉宗より寄進された木版一切経4500巻とこれらを収納した輪蔵があります。回転する収納庫です。
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「大雄寺参禅道場」と書かれた総門。ほとんどが「かやぶき屋根」です。
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総門に続く回廊とむき出しの天井、土間。総門から右側部分。
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総門から左側部分。
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これらの屋根はほとんどが“かやぶき屋根”維持費が大変でしょう!
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本堂。江戸時代以前は日本のほとんどがこんな“かやぶき屋根”のお寺ではないでしょうか?
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「おびんずるさま」お釈迦様の弟子の一人で、神通力にすぐれていたそうです。自分の体の悪い部分をなでると直るそうです。悪い部分がありすぎて大変!
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「魚板(ぎょばん)」(魚鼓)魚は日夜を問わず目を閉じないことから、修行に精進することの象徴だそうです。たたいて色々な合図としました。木魚の原型だそうです。
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「おびんずるさま」
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「葉書の木」昔はこの木の葉に文字を書き手紙としたそうです。
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葉書の木の正式名称は多羅葉(タラヨウ)です。
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「黒羽城郭図」
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栃木県宇都宮市に高校野球などで有名な作新学院があります。黒羽藩時代に勝海舟が名付けた学校があり「作新館」といわれました。廃校になりましたが、名前は継承しましたが直接的な関係ないとのことです。説明員が年表を指して説明してくれました。
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東京都荒川区南千住1-20近辺に黒羽藩下屋敷跡の大関横丁があるそうです。黒羽藩第11代藩主「大関増業(おおせきますなり)」の学問好きと藩政の改革等、著書(大関文庫)を評価されました。記念碑は荒川区第六瑞光小学校校庭の片隅にあるそうです。是非一度訪問したいですね。
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幽霊!「枕返しの幽霊」江戸時代中期、作者「古抑園鴬居(こりゅうえんおうきょ)」(寺伝)だそうです。“八方睨みの幽霊”どの角度から見ても、見られているように目が描かれています。この掛け軸の掛けてある部屋で寝ると、翌朝には寝た向きが反対になっているそうです。うなされて、ノタウチまわってしまうのか?複写ですが本物は本堂にあるそうです。
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「救世大師像(ぐぜだいしぞう)」大関増業が当時の68州からそれぞれの州から樹木をもって68体の観音像を彫刻、一体づつ桐の小箱に収めた。
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「しゃむ姫愛用葵御紋附御茶碗」第18代大関政増には徳川家康側室の娘「しゃむ姫」が嫁ぎました。詳しくはやはり、「大雄寺」に訪問して説明版を読んでください!!
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「貝葉経(ばいようきょう)」インド言語(サンスクリット語)で書かれたお経の文。貝葉とはヤシの葉の事で「貝多羅葉」(ばいたらよう)の略だそうです。二箇所の穴は綴じるための穴で、一枚ずつめくるためでもあります。
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歴代の黒羽藩主「大関家の墓石」半端でない大きさです。
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比較のためしんちゃんが立ちました。いかに大きいかが判ると思います。若い美人の女性が立てば視聴率が上がるんですが…すいません。次回の比較写真は現地にてスカウトします。
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水子地蔵
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近くの黒羽小学校の侍門。小学校のHPには「【本校の前身は安政4年(1857)に設立された黒羽藩の藩校「作新館」です。作新館の名称は,勝海舟によるものです】とあります。この門は黒羽藩主大関家の武家屋敷の門を移築して保存されています。説明員の方がここに行けば見ることができると教えてくれました。
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大雄寺近くの紅葉、一帯は黒羽城址公園・芭蕉の館・芭蕉公園等があり、散策に最適です。
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