2006/09/01 - 2006/09/01
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houjun2さん
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8月29日午前3時
JR(山陽本線須磨・塩屋間)および並走する国道2号線を全面通行止めにして、高さ約30mから道路をまたぐ部分の「長さ31m、重さ約33?」の桁を撤去し、約20分間で隣接する敷地に降ろした。
9月1日午前3時20分
8月29日と同様の措置を施し、JR神戸線の上をまたぐ残り半分の桁を約30分かけて撤去した。
蛇足ですが
500?クレーンとは、制限荷重のことで、500?の重量物を吊ることは出来ません。
それは「クレーンフック」の下全部を合わせた重量のことで、今回は「ワイヤーロープ、吊りハンガー、吊り荷本体」合せて約40?でした。
500?クレーンはそのままでは公道を走行することは出来ません。
もう1基小さ目のクレーンで本クレーンを公道走行に適する重量にまで解体します。
見にくい画像で申し訳ありません。辛抱してください。
-
★吊り上げ作業の準備は全て完了
下で見守る関係者も一安心。続いて行なう、吊荷作業の安全を念じています。 -
★最後の養生ボルトを解放したのでしょう。作業員が次々に降りてきます。
これで架台と吊荷を固定しているものはありません。
万一、架台が崩れるようなことがあったら・・・。
架台に残っている作業員は架台から放り出され墜落です。
作業員は万一の時のために「安全帯」を吊荷側に掛けているはずです。
しかし、吊荷は38?W/R4本で宙吊りになりますが、落下は防げます。
T/Crにも大きな衝撃はありますが、転倒しないだけの計算し尽くされた「地盤耐圧測定と敷き鉄板、車輪とアウトリガー、車両後部の錘(カウンターウエイト)」で重機を支えます。 -
★チョイ巻きで地切りしました。
地切りは成功です。
でも、 でもまずいですよねェ。この場面。 -
★付近をパトロール中のお巡りさんも、しばしギャラリーの仲間入りです。
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★大巻上げで吊荷は空中高く
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★旋回します
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★その調子、その調子
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★巻き下げにはいりまーす。
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★吊荷は大分下りてきました。
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★仮置き場の低い架台に着地しました。
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★一連の移動作業を見守っていた関係者一同の「ホッ」、「ハー」と聞こえてきそうです。
〜拍手はありませんでした。〜 -
★吊り荷(ベルトコンベアーの内側です。
空っぽです。なーんにもありません。
〜そうなんです。中身のコンベアーゴムや回転部品はみーんな取り外されていたのです。
最大限ダイエットしても31m・33?の身体だったのです。〜 -
★路上架台と吊荷を固定します。
-
★最後の固定ボルトで養生完了です。
「ヨーシ! これで完了!!」 -
★画面にはありませんが
W/Rを吊ハンガーから外し、吊荷を独りぽっちにしました。
★その後吊ハンガーを吊り上げ、低床トラックに積み込みました。
★そしてこの写真です。
トラック上でクレーンフックからW/Rを外しています。
★その後クレーンはブームをたたみ、吊ハンガーを積んだトラックは隣接する仮駐車場へ移動しました。 -
★午前3時50分
吊り荷が路上架台に固定されると同時に、「JR山陽本線は通行止め全面解除」、「国道2号線は一車線のみ解除」され、一車線ながらバリケードが外されるやいなや、走り行く車群です。
★写真は先導者に続いて新型電車を移送する低床トラックです。
〜真夜中にはこんな闊大品を積んだ大型車両が行き来しているのですねェ。〜 -
★この車両は「山陽電鉄?」に納入する誕生ホヤホヤの新型電車です。
-
★作業終了後のミーティングが行なわれています。
ご苦労様でした。
このベルトコンベアー撤去工事とは関係ないのですが、
手前の傘をさした白い上着の男性は私です。
最後に
この記を開いて下さった4Tメンバーさんへ
有難うございました。
夜景なのに日中撮影設定で見苦しかったと思いますが長時間付き合ってくださったこと嬉しく存じます。 houjun2
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この旅行記へのコメント (6)
-
- comevaさん 2007/12/10 21:43:08
- こんばんは〜♪
- houjun2さん
突然失礼します。
深夜の雨天の中の作業御苦労様です。
何はともあれ時間はかかっても安全第一ですね。
話は違いますが、私のお気に入りメンバーで権天使さんと言う広島在住の方がいるのですが、先週末に倉敷チボリ公園に行きまして私と違ってコマ目に旅行記を作成。
その中にhoujun2さん御存知倉敷駅北口の写真を載せてましたのでご案内させて頂きます。ここでしたよね手がけられたのは・・
http://4travel.jp/traveler/sangwoolove911/album/10203159/
comeva
- houjun2さん からの返信 2007/12/13 02:41:45
- RE: こんばんは〜♪・・・<倉敷情報ありがとうございました>
- comevaさん
お返事差出しが大変遅くなって申し訳ありません。
権天使さんの「空中ロータリー」記の情報ありがとうございました。
早速、拝見に伺いましたよ。
天使さんについては、何度か、いや 何度もコメントの交換をさせていただいています。あの「切り返しの妙」には愉快さを覚える権天使さんファンの一人なのですが・・・
また、天使さんの別ブログ(Flickr)に掲載されている多くの写真に魅せられて、そちらの方にも、ちょくちょくお邪魔しています。
お気遣いいただいた「倉敷の歩道橋」については、comevaさんが思っていらっしゃるほど、関与していたわけではなく、立ち上げ段階での思いでしかないのですよ。例の大言壮語の一端です。
「安全第一」どの作業場にも掲げられているフレーズですよね。
この言葉ほど意識と実態にずれが大きいものは他に類を見ないのではないでしょうか。
「事故(災害)が起きてからでは遅すぎる」
誰もがわかっていることですが、なかなか・・・
「安全第一」が題目だけでなく、知行一致となるような日が来ることを望んで止まないのですが・・・
-
- Maiさん 2007/11/20 13:15:34
- こんにちは!
- houjun2さん、こんにちは。
Maiです。
橋の撤去作業の旅行記にお邪魔しています〜。
トラスもしっかりとして、まだ十分使えそうに見えますが、
撤去されるのをみる少し悲しくなりますね。
橋を設計された方、施工された方は、どんなお気持ちだっただろうと
考えていました。
でも、こうやって日進月歩、安全に住みやすい街に
なっていくのでしょうね。
Mai
- houjun2さん からの返信 2007/11/22 00:22:32
- RE: こんにちは!
- Maiーちゃ〜ん!!
ごめんごめん。
この寒空で待たしちゃったな〜。
言い訳がましいが、デンさんに預かってもらっていたお土産をしげしげとながめていたんだよ。
ありがとう。素晴らしいお土産だった。感謝している。
そのあと、新井選手の記者会見などがあり、ちょっと様子を見に行っていたりしてたんだ。
ところで陣中見舞いに寄っていただいた「撤去作業」現場だが、
あれは、コンベアーのカバーだけなんだけど、あれで30?以上あるんだよな。
私の仕事は「与えられた原材料を与えられた時間で安全に調理する」ことだったので、原材料の安全性には余り注意を払っていなかった。
ただ、原材料担当部門との打ち合わせでは「腐っている所、傷が着いている所、弾力性が落ちている所」などの連絡を受けたが、部材の一つ、一つには説明を受けていないんだァっ。
しかし、Maiは「トラス」という材料に注目したんだよな。
私とは違う部門でのプロの見方だ。
まだ十分利用できる材料でも、その用を達した後は「肩たたき」により、引退させられるのは、なにもこれに限ったことではない。残念なことだけど。
でも、「こんな廃棄される運命にあるものでも、だれかが拾って利用してくれる」こともある。
「エネルギーは絶えることがない」んだけどナ〜。
ところで
Maiの「バンコク」だけど
気づいてもそれを実行する人は少ない。
チョッと「スパイスを利かせた」いい旅行記だったよ。
ちょっと会っただけで「恋人扱い」してしまうhoujun2でした。
- Maiさん からの返信 2007/11/27 00:14:06
- RE: RE: こんにちは!
- houjun2さん、こんばんは〜。
バンコクの旅行記、見てくださったのですね〜。
嬉しいです! (^O^)
古着の持参は、友達に背中を押されて実現しました。
友人たちに「子供の古着が持って行ければなぁ〜」と話したら、
あっと言う間に集めてくれて「持っていって!」と。。。
ありがたいですね。
撤去されてしまった橋は、きっと形を変えて
新たな人生に出発するのかしら?とぼんやり考えていました。
今週は少し暖かいようですが、もうすぐ12月です、
お風邪など召しませんように〜。
Mai
- houjun2さん からの返信 2007/11/27 04:35:25
- RE: こんにちは!
- Maiちゃ〜ん
俺だよ! 僕だよ! houjun2だよ!!
まだ起きてんの〜
夜更かしはお肌によくないって聞いてるけど。
早速のRE.ありがとうね。
海外の出張が多いんだね〜。
世代ギャップを感じるよ。
私の勤めていた頃なんぞは、女性社員に対し「海外出張どころか国内出張」すら命じられなかったよ。だいいち、親御さんもOKしなかったな〜。
女性社員に対し「国内出張」を命ずるようになったのは、(事務系業務だけだけど)ここ15年ほどだろうか。
今もって「海外出張」はさせていないはずだよ。
その代り、女性社員の個人ベースでの海外旅行には寛大で、一週間程度の休暇願いは比較的簡単に許可されていたように思うな。
バンコクの旅行記、以前から拝見しています。
神戸の避難所生活の様子を見ても、古着であれ、使用していたと思われる毛布でもありがたく思うのが普通だけれど、中には「善意を素直に喜ばない」被災者もいたな〜。
私も一度、古着を提供しようとしたが、公的機関でも、NPO・NGOでも「現物は経費が掛かるのでお金にしてほしい」と云うところが多かったな〜。分らんでもないけど。
私はそれ以後、物資の提供も送金もすることはなくなった。が、
Maiちゃんは自分が運搬までやったんだよな。ここがすごいね。
善意の申し出が最大限に有効活用されることを望まずにいられませんね。
今日はこれまで。
<撤去されてしまった橋は、きっと形を変えて>についてはNext-timeで。
<お風邪など召しませんように〜。>You too.
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