2006/11/10 - 2006/11/12
2628位(同エリア2823件中)
NODAさん
今年5月、Jリーグ・ナビスコカップの大分−川崎戦を見に行ったときのこと。地元高校生が川崎サポーターに大分観光についてのアンケート調査を行っていました。質問に答えたところ、後日、高校生達手作りの観光パンフレットが送られてきました。
彼女達の取材を元に、湯布院、別府、大分の温泉や旅館、食事処、観光などを紹介しているのですが、これが良くできており、既成のガイド本にはない素朴さ、あたたかさが感じられるものでした。
本当は、8月の大分−川崎戦への招待を兼ねたものだったのですが、その時期には都合で出かけられなくなったので、温泉に入るには絶好の季節である今、パンフレット片手に湯布院と別府に行った次第です。
湯布院は到着が遅かったのであまり歩き回ることは出来ませんでしたが、別府はいくつもの温泉に入り、たいへん充実した一日となりました。
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これがその高校生手作りパンフレット。
温泉編では旅館の仲居さんも知らない秘湯が紹介されていたり、旅館編には大型温泉とはひとあじ違う、鉄輪の小さな温泉旅館を掲載。お食事処も充実。たいへん参考になりました。
別府で泊った宿は、ここに載っていた一軒です。 -
さて湯布院です。
今回はJALのマイレージを貯めて貰える航空券を使ったために早い便の予約が取れず、湯布院着は午後3時。2時間くらい街を歩いて終わりとなりました。
湯布院は箱根や別府に見られるような大型観光ホテルの進出を規制し、こぢんまちした静かな温泉街を作って成功したところです。
でも、何というか、メインストリートは土産屋が軒を連ね、売り子の声が飛び交い、ちょっと違うかな、という思いがありました。(行ったことないけど)原宿や表参道と同じような雰囲気です。
多分、女性客にはたいへん楽しい通りなのでしょう。 -
高級旅館の前庭にはモミジなどの紅葉する樹木が植えられ、きれいに色づいていました。これはきれいでした。
観光客は大喜び。記念撮影をする人が絶えませんでした。 -
これはまぁ、趣味の写真ですね。
金鱗湖に向かう道沿いに小川があり、小さな魚が泳いでいます。それを狙うゴイサギです。
置物のように動きもせず、じっと川の中を見つめていましたが、5分経っても魚を捕らえることはできませんでした。
この鳥を見て金鱗湖に向かい、戻ってきたらまだ同じ所にいたのには少しびっくり。辛抱強い鳥です。 -
翌朝、同じ道を歩いたら、今度は同じ所にコサギがいました。ここは獲物を狙うポイントなのでしょうか。
面白いですねぇ。 -
通りで見かけた看板。
どんな小ささなんでしょうか。
気になります。 -
看板その2。
左党の方はお店の中に入ってしまいそう。 -
湯布院名物?の酒種あんぱん。
普通、パンは酵母(イースト)で発酵させますが、これは麹で発酵させたものだそうです。ご存知の通り、麹は日本酒の主原料です。だから酒種なんですね。
食べてみると、口の中にふわっと広がる香りがいい、おいしいパンでした。
大分空港でも買えますので、見かけたらお試しあれ。 -
金鱗湖のほとりにある小さな温泉「下ん湯」。
お代は200円也。
地元の人が管理されているのでしょう。中はきれいに保たれた温泉でした。ちなみに混浴です。
すぐ近くにも男女別の公衆浴場がありますが、ここは地元の人専用。観光客は入れませんのでご注意あれ。 -
もちろん僕も入ってみました。
脱衣所の横はすぐ温泉。内湯と露天の二つの浴槽がありますが、僕のほかに一人しか入っている人がいないので実に静かです。いいですねぇ。ここ。 -
先ほどの酒種あんぱんもそうですが、この日のお昼・とり天定食も高校生のパンフレットを参考にしました。
とり天はその名の通り、鶏肉のてんぷら。大分名物のひとつです。確か、大分県は鶏肉消費量日本一ではなかったかな。
とり天定食、青菜の白和えとこんにゃくとかぼちゃの煮つけも付いて充実です。これはお勧め。 -
温泉は入ったし、とり天は食べたし、次は別府に移動して温泉巡りです。湯布院の駅からローカル線で大分に向かい、さらに乗り換えて別府に行きます。
これはディーゼルカーですな。単線なのか、途中駅での交換待ちが何度かありました。でも、のんびりとした旅もいいものです。 -
途中の小野屋駅ホームの案内板。
長湯温泉と書いてありますね。
下のほうに行き方が記されているのですが、バスで一時間、さらに歩いて12キロ!う〜ん、行ってみたいような、でも途中で挫折してしまいそうな… -
別府に着いたら本降りの雨。
とても温泉巡りどころではありません。
バスに乗って、今夜の宿である鉄輪の旅館・みゆき屋に向かいました。
大きな通りを右折して200mくらいで鉄輪です。バスを降りると硫黄の匂い。町並みも落ち着いた感じでいかにも古くから温泉街といった雰囲気です。 -
みゆき屋の部屋です。
この宿は湯治客に部屋を貸す「貸間」もやっていて、食事なしなら4000円くらいで泊れるようです。
鉄輪には、長期滞在の湯治客を迎え入れる「貸間」を営む宿が沢山あります。こういう宿に泊り、自炊して何日かを過ごすのもいい休みになりそうです。 -
一夜が明けて、宿を出て鉄輪歩きに出ました。
この辺りはあちこちから温泉が湧きだし、その蒸気が立ち上っています。ですから、公衆浴場はもちろん温泉。100円で入れるところ、無料のところなどいくつもの温泉があるのが嬉しいですね。
この写真は熱の湯温泉。 -
もちろん僕も、道を歩いて温泉に出会うたびに入りました。
地獄原温泉→筋湯→熱の湯→鉄輪蒸し湯(710円)→元湯→少し飛んで明礬温泉→鉄輪に戻ってひょうたん温泉(700円)です。
蒸し湯は観光客向けで、石菖という草の葉を敷いた蒸し風呂に入って汗を流す、というものです。石菖が発汗作用を持つそうで、確かに流れるような汗がでました。
写真は地獄原温泉。脱衣所のすぐ隣が浴槽です。 -
こちらは元湯。
浴槽の奥に見えるのは竹で出来た冷却機です。
何しろ源泉が熱いので、竹を伝わせることで冷ましてから浴槽に流れ込ませているのですね。この冷却機、今回いくつか入った温泉ではここだけで見ました。 -
これは明礬温泉で入った硫黄泉。
少し緑色がかり、白濁したお湯と硫黄の匂いがいかにも「温泉」といった感じです。浴室の壁の石にも温泉成分が結晶になって現れ、成分の濃さを示していました。
鉄輪のあっさりした感じのナトリウム−塩化物泉に比べると、明礬温泉は入った瞬間に「濃い!」と言葉が口に出ます。ここはいい温泉です。 -
さて、別府食べ歩き編です。
まずは高校生お勧めの鉄輪豚まん。
僕らが泊った旅館のすぐ近くにある小さなお店の中で、店内では女性店員さんがひとつひとつ豚まんを手作りし、温泉の蒸気で蒸していました。 -
豚まんには「鉄輪」の焼印があり、これがいい感じ。
味はあっさりめで、2〜3個はぺろりと食べられそうです。
この辺りはあちこちで蒸気が立ち上っているので、湯治客は食材を勝って自分で蒸して食べるのですねぇ。 -
お次は蒸しだんご。
鉄輪豚まんを食べて鉄輪歩きに出発し、温泉に入りながら「いでゆ坂」を進み、さらに「みゆき坂」を歩いて白池地獄を過ぎたところにあるお店でいただきました。
このたんごも蒸したてが出てくるので、柔らかくてほかほか。お勧めします。 -
バスで明礬温泉に行くと地獄蒸しプリンが有名な岡本屋売店があります。これも高校生お勧めのお店。
僕らももちろんプリンを食べてほっと一息。
山の上の方にあるので別府湾の眺めもいいので、ちょっと足を延ばしてみるといいと思います。
別府から明礬温泉へのバスを途中で降り、しばらく歩くと「へびん湯」「鍋山の湯」という秘湯があるそうです。へびん湯は川の中に温泉が湧き出ており、まさにヘビも入る温泉なのだとか。今回はちょっと行くことができませんでしたが、次回は是非入ってみたい温泉です。 -
湯布院と別府の旅行記もこれでおしまい。
湯布院はピンときませんでしたが、鉄輪温泉は鄙びた雰囲気が残っており、たいへん気に入りました。これまで2回、別府に来て地獄めぐりをしたというのに、なんですぐ近くの鉄輪を歩かなかったんだろう!少し悔しい思いをしたくらいです。ちょっといい旅館でのんびりするのも悪くはないですが、「貸間」に泊って温泉を訪ね歩くのはもっと面白そうです。最高のリフレッシュになるでしょう。
--Special Thanks--
今回の旅行では、大分商業高等学校商業調査部の生徒さんが作られたガイドブック「おおいた散歩道」がたいへん参考になりました。大分商業高校の皆さん、ありがとうございました。
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