2006/09/08 - 2006/09/08
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ぼすとんばっぐさん
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女性が住んでいたというだけあって、童話の世界から抜け出たような優美なお城。要塞的な要素は一切無く、洗練された貴婦人の館という感じでした。しかし、ここは女の城。女同士の情念対決があったことは有名ですね。
入場料:8ユーロ
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
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アンボワーズ見学後、シュノンソーへ移動。アンボワーズからシュノンソー行きの路線バスは1日1便しかなく、列車を利用するにしても本数が少なく時間がかかる為、タクシーを利用することに。アンボワーズ城近くのタクシー乗り場から約15分、シュノンソーに到着。運転がめちゃくちゃ荒かったのと、日本を出発してから一睡もしていないということもあって、この短時間で既に完全に車酔い...。「ハウマッチ?」「17ユーロ」。財布に細かいお札がなかったので、封筒からお札を取り出し支払い完了。「帰りは国鉄を使うから迎えは必要ないよ」と言い、タクシーを降りる。大荷物をかかえ、ベンチでカバンの整理をしていると、「あ、財布がない!」封筒を取り出したときに、タクシー座席に置いてしまったんだ...!振り返るとタクシーがちょうど去っていくところ..。追いかけて手を振れば間に合う。ところが、間に合う、間に合うと思う、間に合うんだろうな..と頭の中ではつぶやきながら足に根っこが生えて動けなかった。体力限界近し。しかし、好奇心というのは凄いモノ。城の観光となると荷物をかついで歩けてしまうのよね〜。「まぁ、今日の内ならタクシー会社で財布を保管してくれているかも。帰りに寄って見よっと。」まさに日本人的発想をしながら(え、私だけ?)城へ向かいました。
★ロワール地方路線バスHP
http://www.touraine-filvert.com/tfv-accueil.html -
正面から見ると随分こじんまりとした印象。敷地は広く、大庭園の突き当たりに、シェール川にかかるようにしてお城があります。
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この城の城主であったアンリ2世の寵姫ポワティエと、その後の城主となったアンリ2世の正妃カトリーヌ・ド・メディシスの女の争いは多くの人が知るところ。有名な城なので歴史は省略して、内部を大ざっぱにご紹介。
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入口入ってすぐの廊下の天井。要石をジグザグに配置したリブ・ヴォールト。中世という感じで雰囲気あります。
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フランソワ1世の居室に飾られていた『狩の女神ディアナ姿のディアーヌ・ド・ポワティエ』(フランチェスコ・プリマティッチョ作)。この肖像画は 1556年にこの城で完成されたもの。絶世の美女というより、しっとりとした色気のある知的美女という感じを受けました。ポワティエはアンリ2世からプレゼントされたこの城を大変気に入り、自分の好きなように内装工事をし大きな庭園を造ります。
シュノンソー城は3階建て。1階にはこの居室の他に、ポワティエの居室や、カトリーヌ・ド・メディシスの書斎、ルイ14世のサロンといった部屋があります。 -
1階から2階へと上がるイタリア様式を模して作られた階段(上りきったところから撮影)。下にある窓からはシェール川が見えます。
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―5人の王妃の居室―
5人の王妃とは、カトリーヌ・ド・メディシスの2人の娘(王妃マルゴとスペイン・フェリペ2世の妃エリザベード)と3人の義理の娘(フランソワ2世の妃メアリー・スチュワートとシャルル9世の妃エリザベートとアンリ3世の妃ルイーズ)。 -
天井には5人の王妃の紋章が描かれている。赤を基調とした派手な天井。
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同部屋にある、ルーベンスの『東方の三博士の礼拝』(習作)。完成作品はプラド美術館に収蔵されている。
ここシュノンソー城で一番感動したのは、有名作家の作品が沢山飾られていたこと!他に、ティントレット、プッサン、ヴァン・ダイク、ムリリヨといった画家の作品もあった。美術館で見るより屋敷で見る方が感動的。しかし、絵画の管理は難しいので大変だろな―。 -
―カトリーヌ・ド・メディシスの居室―
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ベッドの右側にある、ル・コレッジョの『愛の教育』。この作品は木版に描かれ、画布版に描かれた作品はナショナルギャラリーに収蔵されています。
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―セザール・ド・ヴァンドームの居室―
セザール・ド・ヴァンドームはアンリ4世の息子。
この部屋の窓を囲む彫刻を気に入り撮ったんだけれど、見事逆光...。窓の両脇には2本の女像柱が彫刻されています。 -
3階にある廊下。個性的。
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―ルイーズ・ド・レーヌの居室―
5人の王妃の居室の赤天井と同様、強烈な印象に残ったこの部屋は、アンリ3世の妃ルイーズの居室。夫が暗殺された為ルイーズはシュノンソーに引きこもり、白い喪服を纏い、修道院に住んでいるかのような世捨て人の生活をしていたとのこと。壁、天井ともに黒こげ茶色で、白い模様は死の悲しみを表している。天井は当時からのもの(壁は復元されているらしい)。 -
居室にあるルイーズのベッドのアップ。
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城の外には2つの庭園が広がっている。こちらは、ポワティエが作った幾何学模様の入った庭(この写真では少し解りにくい)。シンメトリーに整然としている。
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で、こちらはカトリーヌ・ド・メディシスの庭。ポワティエの庭と比べるとかなり小さい。こちらも綺麗に手入れをされている。
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カトリーヌ・ド・メディシスの庭から見るシュノンソー城。アンボワーズ城と比べると城の造りも庭園も確かに綺麗だと思う。部屋数も多い(他の城は知りません)。しかし、全体的に隙なくきっちりとまとめられている感じを強く受け、何やら物足りなさを感じてしまった(綺麗すぎるものと私は縁が遠いのかしら)。どちらかというとアンボワーズの方に惹かれるなぁ。
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シェール川に浮かぶ横から見たシュノンソー城。確かに綺麗なんだけどな―。外はポカポカ温かく、眠気もピーク。そして財布は果たして大丈夫なんだろうかという心配が頭の中をよぎったので、ポワティエの庭やその他の敷地にも行かず、アンボワーズへ戻る事に。
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タクシー会社へ連絡する為にシュノンソーの町へテレフォンカードを買いに行く。有名な観光地なのに、おどろくほどのんびりとした静かな町。売店に入ってテレフォンカードを欲しいと言うと、「角のタバコ屋で売っている」と言って、外に出て道案内をしてくれました。親切〜!
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シュノンソー駅。小さな無人駅。本当ならここから列車に乗ってシャンボール城へ向かう予定だったが、財布を優先する為今回断念(シャンボール城は他の人の情報で楽しむことにしよう)。行きにもらった名刺を見て公衆電話からタクシー会社に連絡。到着したドライバー(おそらく社長)に「私、財布をタクシーに置き忘れたんですが、届いていますか」と尋ねると、なんと「ウチで預かっているよ。」との答えが。神様はアホな私を見捨てなかった―!気持ちがパア―っと晴れ、タクシーで戻る最中「彼(行きのドライバー)はとても良い人ですね。なんと感謝をしたら良いか。」と大感激を伝えた後、社長は昨日ミック・ジャガーを車に乗せたらしく、その話で二人で盛上りながらアンボワーズに到着。財布を返してもらい、中を確認すると、お札&小銭共にすっからかん..。社長に詰め寄り、「中味が無いんですけれど」と言うと、当たり前だが「僕知らない。拾った客が盗ったんじゃあないの」。もとは財布を落とした自分が悪い。財布は保管してくれていた。これ以上詰め寄ることはせず「了解、サンキュー」とだけ言い、項垂れて駅へ戻りました。気分は天国から一気に地獄へ―。本日は旅行初日、財布には日本円にして¥25,000が..。幸いカードは無事(一見、クレジットとわかりにくいので助かったのかも)、現金は小分けにして封筒に入れていたのでこの後、なんとかやっていけました。何があるかわからないので、必要最低限のお金しか財布に入れちゃぁダメですね。お陰で眠気が一気に吹き飛び、パリへ戻りました。
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