2006/10/28 - 2006/11/01
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puppuさん
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世界遺産「九寨溝・」…紅葉とマイナスイオンと冬景色の旅(?)の続きで、こちらは主として黄龍への旅Versionです。
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
-
今日(10月31日)は、九寨溝から黄龍へ向かいます。バスで約3時間(途中でトイレ休憩も兼ねて、バスは、ツアーのお約束どおり、川主寺という街の石屋さんへ寄りました)。
黄龍は、10月末で営業が終わり、11月から冬季は閉鎖されるとのことで、本日が最終日。何でも、前日まで雪が激しく道路も凍結して、前日のツアーは黄龍へ行けなかったとのこと(そういう時は、川主寺の街で観光ですと。チベット族の街で、九寨溝空港の開港によって賑やかになってたとはいえ、やはりココでの足止めはショックでしょうね)。
本日は、朝から快晴で、我々のツアーは幸いにも、黄龍行き決行!
このドライブは、途中、標高4007mの峠越えがあり、紅葉の九寨溝から一転、一面の冬景色。そりゃ、富士山より高いんだもんね〜 -
ともかく、天気がいいので遠くまで景色がみえること
-
4007メートル付近には、この寒さにも拘わらず、観光用の綺麗に飾った撮影用ヤクと、乗馬用のお馬が待機。到着前から、この写真を撮ったらお金を請求されると言われてこの塔のみ撮影。
お馬の尻尾だけ写真に収まり、これだと、1角(1元=10角)? -
バスは慎重に山道を越え、何とか無事に黄龍に到着。
黄龍の入り口ゲート -
黄龍には、メインの木道と石造の2本のルートがある。
木道は比較的緩やかで開けた眺めの中を行く(片道約4km)。他方、石造の道は林の中を通り、やや急で階段も結構あるが、距離が少し短い(時間にしたら10分位のショートカット)。この2本の道が平行に離れたり、接したりしながら「接仙橋」あたりまで続く。
この写真は、石造の道の両側に広がる林の風景。行きも帰りも同じ木道で同じ景色というのはちょっと悔しいので行きは石造の道を選択。
そうそう、ご承知のとおり、2006年8月からロープーウェイの運行(80元)が開始されており、それに乗れば楽らしいのですが、その情報は他の方の旅行記をどうぞ。 -
石造の道から木道を眺めた風景。
ところで、「黄龍」という地名の由来は、海抜3100〜3600mの高地に黄色の石灰岩の川床が階段状につながり、水が流れ落ちる様子が、龍の鱗の様に見えることから名づけられたとか。
写真をよーく見ると水の流れが見えるでしょ!
木道は、その上に架けられた道なんです。 -
道の所々にこういう標識看板があります。
次のスポットや最終目的地までの距離やトイレまでの距離が書かれています。 -
このそびえたつ冬山を背景にすると、チベット寺院もずいぶん厳かに見えてしまいます。
そういえば、「セブンイヤーズ・イン・チベット」っていうブラピ出演の映画もこんな感じだったような… -
お寺の屋根も雪を被って真っ白。
明日11月1日からは閉山されて誰も居なくなると思うと、この景色で静寂(…って、あの賑やかな中国の観光客の皆様の姿が見えなくなると、っていう意味です、もちろん)だと、さぞ神々しい雰囲気だろうな、と一瞬感慨にふけかけるが、そんな思いは大きな中国語の声に吹き飛ばされる。
こういうところに行くと我々日本人は、無意識にお参りして手を合わせてしまうが、中国の人がそうしている姿はほとんど見ない。他はチベット族らしい方くらいか…。
そういえば、中国っていう国は一応憲法で信仰の自由は認められているものの、文化大革命の時に仏教、特にチベット仏教が徹底的に弾圧されたりしたりしたのは、宗教と民族独立運動が密接に関わってたから。
ここでは、イスラム教と西欧文明の関係は…とか、は忘れて自然の存在の偉大さの前に、ただ謙虚に手を合わす。 -
振り返ると、また別な山並みが青空にくっきり…。
でも、本当は、ちょっと想像してください。
このカメラの画像は左右と上下が切れてますが、顔を上げると頭のずーーーーーーっと上まで青空と白い雲だけ。
もちろん、空気は薄い。ツアーで配られた小型の酸素の缶を吸って深呼吸。 -
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どれ位空気が薄いかっていうと、この持って行ったお菓子の袋をごらん下さいませ。
低い気圧のせいで、風船のようにパンパンに膨れております。
「黄龍中寺」っていう上のほうのお寺付近で海抜3483mとのこと。正面奥に見えている玉翠峰は同5160m!
あのモンブランでも、4807mですから、さりげないけど凄い高地です。運動不足の身には結構息が切れます。
そういえば、マラソンの高橋尚子選手は、アメリカ、コロラド州のボルダー(1650m)でも飽き足らず、なんと3500m辺りでで「超」高地トレーニングをしたというから、やっぱり貴女は凄い。
ちなみに、我々のツアーは前半3000m前後の九寨溝に滞在して身体を慣らしから、黄龍入りしたのであまり負担には感じなかったが、いきなり黄龍っていうのはしんどいようです。
(つづく) -
この色、なんて表現していいのか…
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コバルトブルーの水に張った薄氷が、光を反射してキラキラ光る…
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傾斜にそって棚田のように連なる石灰岩の層の中に小さな仏塔が鎮座してます。
自然の中の人工物って、普通、違和感があるんですがこれはホッコリと景色に溶け込んでいます。古いものにみえますが、いったい何時頃、誰が置いたのでしょう。
人智を超えた大自然に、何かを感じたんでしょうか… -
下りは木道を下るが、やっぱり玉翠峰の偉景が気になり、振り返り、振り返り…
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ずっと、こんな景色が続きます。
木道の所々、ベストスポットに撮影できるテラスがせり出しています。
そこでの写真は人物が写っていてお見せできないのが残念ですが、何しろ、そこも一組で一杯の狭いスポットですから、人が多くて、その場所で記念撮影するのがこれまた大変なのです。
並んで待ってても、サッとパワフルな中国の観光客が入ってくる(しかも、手で分け入って入ってくる厚かましい系の人も少なくない)。…そういう時は、臆せず日本語(できれば、標準語より方言がヨロシ)で「おばちゃん、こっちが先に並んでんねんから横入りしたらアカンやんか〜!」と負けない大声で叫ぶしかない(結構、というかほぼ通じる)。
「Excuse me …」とか上品に言ってても誰も聞いちゃあくれません。 -
水の色もイロイロあるんですね。
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ただ、気になったのが、繁殖したこの「藻」。五彩池の下の方は綺麗なライトブルーなのですが、上の方の棚は、こんな状態です。
地元の案内には、この藻の色がカラフルで、様々な景色が楽しめる…っていうようなことが書いてありましたが、本当に果たして昔からずっとこんな色だったのでしょうか?
私には、富栄養化の産物、環境悪化の影響に思えましたが、大昔に行ったことのある人もこんな風景でしたか?
2006年8月のロープーウェイ開通で便利になり、ますます多くの観光客が押しかけることになると…、と考えると何か複雑な思いです。
ニュージーランドなどの先進的なecoツーリズムでは、入山の人数制限などをしてまで自然を守る工夫をしていますが、中国がそこまでするんでしょうか? -
遠景で、その上の方を見るとこんな感じ。
これはこれで綺麗なのですが、この緑が下に広がらないことを祈ります(…大昔からこういうコントラストだったのなら取り越し苦労の勘違いをお許しくださいませ。ただ、上の部分は木道がこの水盆のすぐ横を通っており、中国の習慣なのか、昔の日本と同じでもたくさんのオジサンが路肩にペッとツバをはく姿をここでも頻繁に見たので)。 -
…と少し興ざめなコメントをしてしまいましたが、やはりほとんどが感動的な美しさであり、自然の偉大さを実感することは間違いなし。
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下山後、記念館で。少数民族の衣装展示。
すごく綺麗。
都会だと、服でもモノトーン系のほうが景色に溶け込み、普通は、こんな色使いできません(ま、大阪じゃたまに居ますが…)よね。でも、この自然の美しさの中では、こういう色使いがごく自然。
本当に美しい自然に勝る感動無しと実感でき、それを守るために何ができるか、改めて感じた旅でした。
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