秘湯めぐり（新潟県-貝掛温泉）

2003/08/15 - 2003/08/16

朝日旅行社の『日本秘湯を守る会』登録の宿を巡る旅です。
今回は貝掛温泉を紹介します。
写真は少なくて申し訳ございません。この頃は旅行記を作るなんて思ってなかったですからね。

さて、貝掛温泉は新潟県と群馬県の境国道17号線『三国街道』沿いにある１軒宿の秘湯です。
温泉はぬる湯で２時間は浸かってられます。また周囲は緑豊かで紅葉のシーズンは最高です。近くに湯沢、苗場等冬にはスキーも楽しめます。

エリア 新潟

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

湯沢-大源太キャニオン
キャンプ場にもなっています。
ちょこっと釣りをして山女ちゃんです。

今日の夕食も多分川魚ですね。

『日本秘湯を守る会』の堤燈です。
違う宿の方に聞いたら、なかなか入会するには条件が厳しいらしいです。
でも、昔ながらの情緒が楽しめて良いですよ。

でも、都会の便利さを期待しちゃだめですよ。

〜日本秘湯を守る会ホームページ引用〜
山のいで湯守ってずいぶん山の中で不便な思いもしました。冬は交通が途絶えたり食糧の確保すら難しい時代が長く続きました。いっそのこと山を降りてどこかで観光旅館でもと考えたこともしばしばでした。
　しかし、長年にわたってお訪ね下さるご常連のお客さまや、先祖が守ってきた温泉のことを思うと去ることも新築することにも頭をかかえました。“残してくれ”“古くさい建て直せ”そんなお客さんの声を自問自答しながら生きて参りました。
　私どもの宿では、草一本、石ころひとつにも皆さんとの血が通っているように思われてなりません。古いものや自然環境を残そうと、今日まで言うに言えない苦労も致しました。
　おかげさまで、昨今はそれだから来たんだよとおっしゃるお客さまが多くなり、古さを守るという生きがいすら覚えるようになりました。有難いことだと思っています。山あいの古いボロ屋ですが、昔ながらの木の湯にひたり、“宿の夫婦が摘んだ山菜の味でよい、炉ばたでおやじ語ろうよ”と、おっしゃる皆さんのためにいつ迄も生き続けたいと念願しております。
　雪どけの道をお帰りになったあのお客さん、無事に国道まで出られたかしら……、そんなことを気にしながら今宵もまた訪ねて下さった都会の方々に山の暮しのおしゃべりを続けて参ります。

日本秘湯を守る会会員旅館一同