アーチーズ国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 ここは誰でも北アメリカの国立公園の情報誌や何かで見られるところ。とりあえず有りきたりの画像アップ。<br /> この中でも写ってる父娘。ずっと笑わせてくれました。<br /> 白人は体型も良いためか初めは10代後半と思っていたピンクのシャツを着た娘さん。妙に父親に甘えながら3km足らずの共に進むハイクを始める。<br /> あとで聴いたところ14歳とのこと。この娘さん。僕と同じ高所恐怖症のようで狭いところを通るたびに悲鳴に近い叫びを上げながら登っていくんです。その怖がりように僕が恐怖を忘れるほどおかしいんです。<br /> 時々、父親はあきれながら(実はこの父親も高所恐怖症でした)僕の方を見て積み石を辿っていくんです。<br /> しかし、いつしか我々3人は別の谷を登って行ってしまっていたんです。急だった傾斜も緩くなり安心していたんですが・・・。<br /> しかし向かいの谷を行く女性たちが&quot;wrong your way&quot;と教えてくれたんでそれが判明したんです。<br /> その女性たちは父親に向かってスペイン語のような会話もしており知り合いのようでした。<br /> 僕が「戻って正しい道に行きましょう。」と誘いましたが娘さんは断固否定!!「怖い思いはもうたくさんだ!!」と言うのです。<br /> 父親は「私たち2人は気にせず戻ってください。少し行けばこの子も理解しますから」って言うんで僕が「何かあったら大きい声を出して僕を呼んでくださいね。無理は止めて。」と安心させて戻りました。<br /> 実際、来た道は危険きわまりなく。僕自身恐怖を感じ、向かいの谷にショートカット出来るところを探しました。すぐに見つかり遠く離れた父娘2人に呼びかけ、彼らは「わかりました。」とジェスチャーで返答してました。<br /> その後どうでしょうか?20分程で僕は巨大なアーチの前に到着。感動しながら、デジカメ、携帯のデジカメで画像を撮りまくり。ふと携帯を見ると3Gマークが出てる。<br />  こんな国立公園のど真ん中で送信可能?ニヤリとしながら日本に向けてメール送信。するとまもなく真夜中の日本の友人から返信<br />。互いに驚く出来事でした。<br /><br /> 先ほどの道の間違いをを教えてくれた女性たち3人がいたのでお礼を言い、話をしている矢先。聞き慣れた悲鳴が・・・。<br /> そうです。先ほど別れた父娘の聞き覚えのある声です。しかし声の方向が下から聞こえてくるんです。画像で言うとアーチの右下からなんです。<br /> とても歩道とはいえない谷沿いをつたって横移動しながらアーチに近づいていくんです。この光景をアーチの夕日を待つ約20人ほどの観光客は固唾をのんで皆見てるんです。<br /> しかしそんな中、横にいる3人の女性は大きな声で笑ってるんです。(人の不幸をここまであざけても良いのか?)とても変な瞬間でした。その3人を笑いを堪えながら年配の女性(あとで母親だとわかりました。)が「二人にとって深刻なんだから」と3人を注意しているんです。<br /> 12〜3分ほどその悲鳴が続きアーチの下に着くやいなや周りから拍手が起きていました。<br /> 二人にはアーチが見えてないらしく父親が「どこがアーチなんだ?」と問われ。で、僕が大きな声(僕は応援団長をするほど声のでかさは自信あり。)で「すぐ上です。」って教えてあげてました。<br /> 娘さんは不機嫌な顔つきで安定したこちらに来ようとするんですが父親が「写真を撮ってくれー!」とこちらに言うもんだからいやがる娘も入るように何枚か2人を撮りました。<br /> すると「あれっ?」。<br /> 3人の女性たちも写真を撮りまくりアーチの方に向かい谷を降りて行くんです。「そうか!!」つまりこうだったんです。<br /> 3人の女性、年配の母親と父娘は6人の家族なんです。だから平気で笑っていられたんですね。ピンクの服を着た甘えん坊の娘は一番の末っ子でした。とても和む時を過ごし満足することが出来ました。<br /> 僕は「きれいな夕日」を目的にしていないし好きな女性と来てるわけでもないので「じゃあ、僕は先に行きます。」と6人に告げたら<br />不機嫌な末娘が「私も行く。」って言いだす始末。<br /> どうもこの家族は末娘中心で動くようで「じゃ、我々も行こう。」ということになり込み入った話をしながら下りていくことに。<br /> 彼らはやはりスペイン系のアメリカ人でユタ州の中央部、リッチフィールドに住んでいるとのこと。4人の娘たちがうるさすぎて父親は別棟の小屋を建て過ごしていること、長女が家を離れるので全員では最後の旅行とかを話していました。

思わぬ出会いとアーチズ

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2006/05/02 - 2006/05/04

178位(同エリア196件中)

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BRK

BRKさん

 ここは誰でも北アメリカの国立公園の情報誌や何かで見られるところ。とりあえず有りきたりの画像アップ。
 この中でも写ってる父娘。ずっと笑わせてくれました。
 白人は体型も良いためか初めは10代後半と思っていたピンクのシャツを着た娘さん。妙に父親に甘えながら3km足らずの共に進むハイクを始める。
 あとで聴いたところ14歳とのこと。この娘さん。僕と同じ高所恐怖症のようで狭いところを通るたびに悲鳴に近い叫びを上げながら登っていくんです。その怖がりように僕が恐怖を忘れるほどおかしいんです。
 時々、父親はあきれながら(実はこの父親も高所恐怖症でした)僕の方を見て積み石を辿っていくんです。
 しかし、いつしか我々3人は別の谷を登って行ってしまっていたんです。急だった傾斜も緩くなり安心していたんですが・・・。
 しかし向かいの谷を行く女性たちが"wrong your way"と教えてくれたんでそれが判明したんです。
 その女性たちは父親に向かってスペイン語のような会話もしており知り合いのようでした。
 僕が「戻って正しい道に行きましょう。」と誘いましたが娘さんは断固否定!!「怖い思いはもうたくさんだ!!」と言うのです。
 父親は「私たち2人は気にせず戻ってください。少し行けばこの子も理解しますから」って言うんで僕が「何かあったら大きい声を出して僕を呼んでくださいね。無理は止めて。」と安心させて戻りました。
 実際、来た道は危険きわまりなく。僕自身恐怖を感じ、向かいの谷にショートカット出来るところを探しました。すぐに見つかり遠く離れた父娘2人に呼びかけ、彼らは「わかりました。」とジェスチャーで返答してました。
 その後どうでしょうか?20分程で僕は巨大なアーチの前に到着。感動しながら、デジカメ、携帯のデジカメで画像を撮りまくり。ふと携帯を見ると3Gマークが出てる。
  こんな国立公園のど真ん中で送信可能?ニヤリとしながら日本に向けてメール送信。するとまもなく真夜中の日本の友人から返信
。互いに驚く出来事でした。

 先ほどの道の間違いをを教えてくれた女性たち3人がいたのでお礼を言い、話をしている矢先。聞き慣れた悲鳴が・・・。
 そうです。先ほど別れた父娘の聞き覚えのある声です。しかし声の方向が下から聞こえてくるんです。画像で言うとアーチの右下からなんです。
 とても歩道とはいえない谷沿いをつたって横移動しながらアーチに近づいていくんです。この光景をアーチの夕日を待つ約20人ほどの観光客は固唾をのんで皆見てるんです。
 しかしそんな中、横にいる3人の女性は大きな声で笑ってるんです。(人の不幸をここまであざけても良いのか?)とても変な瞬間でした。その3人を笑いを堪えながら年配の女性(あとで母親だとわかりました。)が「二人にとって深刻なんだから」と3人を注意しているんです。
 12〜3分ほどその悲鳴が続きアーチの下に着くやいなや周りから拍手が起きていました。
 二人にはアーチが見えてないらしく父親が「どこがアーチなんだ?」と問われ。で、僕が大きな声(僕は応援団長をするほど声のでかさは自信あり。)で「すぐ上です。」って教えてあげてました。
 娘さんは不機嫌な顔つきで安定したこちらに来ようとするんですが父親が「写真を撮ってくれー!」とこちらに言うもんだからいやがる娘も入るように何枚か2人を撮りました。
 すると「あれっ?」。
 3人の女性たちも写真を撮りまくりアーチの方に向かい谷を降りて行くんです。「そうか!!」つまりこうだったんです。
 3人の女性、年配の母親と父娘は6人の家族なんです。だから平気で笑っていられたんですね。ピンクの服を着た甘えん坊の娘は一番の末っ子でした。とても和む時を過ごし満足することが出来ました。
 僕は「きれいな夕日」を目的にしていないし好きな女性と来てるわけでもないので「じゃあ、僕は先に行きます。」と6人に告げたら
不機嫌な末娘が「私も行く。」って言いだす始末。
 どうもこの家族は末娘中心で動くようで「じゃ、我々も行こう。」ということになり込み入った話をしながら下りていくことに。
 彼らはやはりスペイン系のアメリカ人でユタ州の中央部、リッチフィールドに住んでいるとのこと。4人の娘たちがうるさすぎて父親は別棟の小屋を建て過ごしていること、長女が家を離れるので全員では最後の旅行とかを話していました。

同行者
一人旅
交通手段
レンタカー
航空会社

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  • アーチの反対側の谷

    アーチの反対側の谷

  • レオ(リオ?)さんと末娘さん。その下に次女の娘さん

    レオ(リオ?)さんと末娘さん。その下に次女の娘さん

  •  アーチへ向かう斜面から見た駐車場。これでも1/4程来たあたり。

     アーチへ向かう斜面から見た駐車場。これでも1/4程来たあたり。

  • 丁度誰もいなくなりました。

    丁度誰もいなくなりました。

  • 登り始めるとすぐにあるかつての原住民が残した壁画

    登り始めるとすぐにあるかつての原住民が残した壁画

  •  何か言ってます。このアーチが長さ120mもあるとは思えないんです。もっと近くまで行けたら良いのですが・・・

    何か言ってます。このアーチが長さ120mもあるとは思えないんです。もっと近くまで行けたら良いのですが・・・

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